うんちあつめポーカーハナさんのレビュー

ダイソーの100円ゲーム。子供向けのポーカーです。

ゲームの内容はほとんど普通のポーカーなので、比較対象は一般的なトランプとなります。

【比較①】ゲーム内容

基本ルールはポーカーとほとんど同じです。

5枚のカードで役(コンビネーション)を作り、強い役を作った方が勝ち。役を揃えるために、3回だけ手札を任意の枚数入れ替えることが出来ます。

本家ポーカーとの大きな違いは2つ。

１つは2枚入っているトイレカード。

手札入れ替えのタイミングで手札からトイレカードを出し好きな相手に渡すと、渡された相手は手札をすべて捨てて5枚引き直さないといけません。うんちを流されるイメージですね。

この強烈な妨害があるので、普通のポーカーよりも運要素が強いです。流されたらわりと立て直せません。理不尽です。

もう1つはカードの枚数構成。

全体の枚数は52枚でトランプと同じですが、本作は1～8までのカードしかなく、1、2は7枚、3～8は6枚という構成です。なので、トランプではジョーカー有のハウスルールでしか存在しなかったファイブカードが、最強の役として存在しています。

加えてスート(色)の概念がないので、ポーカーで言うフラッシュがありません。

そして同じ数字のカードが多いので普通のポーカーよりも役が揃いやすく、フルハウス(うんちファミリー)くらいは簡単出来るようになっています。

総じて普通のポーカーより派手でダイナミック(雑で大味とも言う)なゲームが繰り広げられます。

【比較②】テーマ

トランプと分かりやすく大きな違いはイラストです。見ての通りうんちです。子供(特に小学校低学年以下の男子)には受けるでしょう。大人同士でも、お酒の席とかなら真面目なポーカーよりもパーティーゲーム感があり盛り上がるかもしれません。

反面、このテーマだけで相手にされない可能もあります。

【比較③】コスパ

100円なのでコスパ最強！かと思いきや、同じくダイソーで100円のトランプが売っています。うんちポーカーはポーカーだけですが、トランプは多くのゲームが楽しめるので、コスパでトランプに負けている気がします。

【まとめ】

トランプのポーカーに興味を持てない小さな子供向けのゲームです。

ポーカーよりも簡単に役が出来るので、分かりやすく楽しめるでしょう。トイレカードも必殺技感があって良いですね。

100円のゲームですし、子供をトランプへ導くための入り口として、酔っぱらい同士の悪のりとして、１つ気軽に買ってみてはいかがでしょう。

(画像はカルテットを流されたとき)