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  • 1人~5人
  • 45分~60分
  • 8歳~
  • 2018年~
217名
1名
0
約2年前

パンデミックのシステムを使い、ローマ帝国末期に起こった蛮族の侵入を題材にしたボードゲームです。

他のパンデミックとの違いを簡単に言えば、ウィルス駒が蛮族駒に変わり、ワクチンの製造が蛮族との同盟(5部族あります)に変わったというところでしょうか。ただ、ウィルスと違うのは蛮族駒を取り除くには、軍団駒と戦闘に勝つ必要があり、その結果はダイズによります。そのため、思うように蛮族駒を排除できない場合があります。あと、同盟を締結した蛮族の駒はアクションによって、傭兵としてローマ軍に編入することができます。ただし、同盟したといって、蛮族の侵入が止まるわけではないので、安心はできません。

また、ウィルスと違い、蛮族の侵入経路は決まっており、必ず東方から侵入してきますので、ある程度の予測が可能になっています。さらに、軍団駒や砦駒を都市に配置することにより、蛮族の侵入を防ぐ(蛮族駒が配置されない)ことができますので、限られた砦駒(6個)と軍団駒(16個)をどこに配置するかが重要になってきます。ただし、原則として軍団駒は砦駒がある都市でしか編成できませんので、蛮族が侵入している都市からあまりにも離れた都市に置いてあると、侵入の最前線の都市までの移動にアクションを多く使うことになり、到着時には都市で略奪(いわゆるアウトブレイク)が発生し、蛮族の侵攻が拡大し、ローマ帝国の衰退が進みます。都市での略奪が発生しないように、いかに侵入してくる蛮族駒を効率よく他のプレイヤーと協力して排除するかが勝利のカギになるかと思います。

私はプレイしてみて、パンデミックのシステムを使って、ローマ帝国末期の状況をよく再現しているゲームだと思いました(シミュレーションゲームではないので、史実に忠実というわけではないです)。また、このゲームにはソロプレイのルールもあり、一人でじっくりと楽しむこともできますので、ソロプレイがメインの方も楽しめます。

下の写真は、娘2人と私の3人でプレイしている状況です。

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びーている / btail
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