オルトレーおとんさんのレビュー

星５

ボドゲ300種を所有し、軽〜中量級を中心にプレイするゲーマーの感想です。ボードゲーム会にて、4人で遊びました。2024年11月

【どんなゲーム？】

カードをめくって物語をつむぎ、おつかい系ミッションをこなしていく協力型のボードゲームです。

【ルールの概要】

手番では、サイコロを振って指定されたカードをめくり、ストーリーを読み上げたり、全員で相談しながら協力/分担して課題を解決します。

各ミッションは原則、指定のエリアに駆けつければ解決になります。時にはリソース(トークン)を必要としますが、それも対象の場所に行けば容易にゲット出来るので、いかにそれらをスムーズに回すかに知恵をしぼるゲームです。

また、各プレイヤーにはそれぞれ特殊スキルを持つキャラクターが割り振られるので、そのスキルを活かしたプレイングも必要になってきます。

ストーリーのカードが全部めくられたらゲーム終了で、その時の「城」や「名声」の状態、ダイスロールの結果によってプレイヤー全員の勝ち負けが決まります。

(カードの種類が結構多い。キャンペーン毎にカードが入れ替わります。)

【感想】

プレイのあとで気づいたのですが、敬愛するヴィンセントデュトレさんのアートワーク作品でした！

他に手掛けられてるものには、「エルドラドを探して」、「トライブス オブ ザ ウィンドウ」、「テンペニーパーク」、「ヒート」などがあります。どことなくノスタルジー感があって、プレイ中の気分を高揚させてくれるイラストです。

肝心の中身は、以前遊んだ事のある「ゾンビキッズ」に、フレイバーテキストカードを大量に追加した感じのゲームでした。根幹のシステムが、ほぼゾンビキッズです。

個人的に、ゲーム中のストーリーテリングは不要派なので、ゾンビキッズのサクサク進む協力プレイの方が好みでしたが、小学生の子はストーリーも含めて楽しかったそうです。

世界観はファンタジー要素を含みます。今回は使いませんでしたが、ドラゴンのコマが同梱されていました。魔法は出てきませんでしたが、雰囲気的には出てきてもおかしくないと思います。

⚫︎良い点

素敵なアートワーク。

⚫︎気になる点

カードの文字が小さく、視認性が低めです。老眼にはちょっとつらいです。

(カードテキストの一例。視認性はあまりよくないです。)

⚫︎悪い点

特に無し。