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  • 2人~6人
  • 20分前後
  • 4歳~
  • 2008年~

オオカミと七匹の子ヤギレモネードさんのレビュー

242名
1名
0
6年弱前
レーティングが非公開に設定されたユーザー

カクレンボは好きですか?

僕はけっこう好きで、6歳の息子がトイレいってるうちに

クローゼットなんかに隠れて、こっそりのぞいて

息子がキョロキョロ探してるのを見てクスクスしたりなんかしてます。


なんか、見つかるかもしれんとゆうドキドキ感と

見つけられてないとゆう優越感がたまんないとゆーか

見つかった時のヒャアッてなるのも好きだったりします。


そんなカクレンボをボードゲームでやるのがこのゲームです。

オオカミと七匹の子ヤギの童話がテーマで、

ルールはコマを使ったカクレンボです。

マジでカクレンボです。


昔、息子が4歳の頃に家族3人でプレイした時は

あんまピンとこなかったんですが

今回、小6の甥っ子と息子と嫁さんと僕の4人プレイしたら、

めちゃめちゃ楽しくて、

改めて、このゲームの面白さに気づかされました


ゲームは1人対複数で

ヤギの皆さんは協力プレイです。オオカミは1人。


オオカミは目を閉じて10数え、

その間、ヤギプレイヤーは自分のヤギコマを

7つの調度品コンポーネントであるベッドの下とか、テーブルの下とか、

時計台の中とか、扉の後ろとかに隠します。1ヵ所に1人です。


オオカミは10数えた後に、その7つの調度品から2つだけ

持ち上げたりしてヤギコマを見つけます。

こんな感じ。


見つかったヤギコマはオオカミに捕まり、

オオカミの箱の中に入れられちゃいます。

見つからなかったプレイヤーは石1個を受取ります。


オオカミは再び10を数え、

捕まった者は新たなヤギコマを使用して、

またカクレンボを繰り返します。


オオカミがヤギを7匹捕まえればオオカミの勝ち

石を誰かが7個集めれば、ヤギプレイヤーの勝ちです。

(石はみんなで合計じゃなくて、誰か1人が7個獲得すればです)


ちなみに、時計台に隠れて見つからなければ、

捕まったヤギ1匹を解放できます。

そして、洗濯桶で見つからなければ石2個がもらえます。

この時計台と洗濯桶ルールのおかげで、

カクレンボにちょっとした面白い心理戦要素がうまれたりしてます。


最初は僕がオオカミ役をやりました。

しょーじき、カクレンボの鬼役はあんま好きじゃないんですが

やってみたら、あーた、これが、楽スゥイーーーー!


家具は紙製のコンポーネントなんですけど、

そこに実際にコマを隠す行為により、しっかり世界観が構築され、

みんなのノメリコミ度を高めてくれて

ほんまにカクレンボしてる気分にさせてくれます。


だから、単なる7つの中から2つ当てるだけのオオカミ役も

隠れる方のドキドキ感が伝わってきて

オオカミ役になりきれるってゆーか気分はオオカミそのもの。


オオカミの指人形も雰囲気を出すのにいいスパイスになっていて

ここかなー、いや、ここから匂いがするなー

いや、やっぱこっちかなーとか言いながら

なんか役になりきって指人形で演技しちゃいます。


またその時の隠れてるみんなの表情を見るのも楽しくて

特に子供たちはバレないように必死にポーカーフェイスをがんばったりして。


そして、ここかーーー!と見事当てた時は

そん時の当てられた者のヒャーってのと相まって

なんかスゲー快感。


今回4人プレイでしたが、

その人数でのバランスもちょーどよくて

ギリギリで、オオカミの僕が勝ちました。

恐らくですが、5人とか6人だとオオカミが有利に

3人だとヤギが有利だと思います。


その後、子供たちもオオカミ役をしたいと言うので

オオカミ役を交替して何度かプレイしました。


隠れる方もやはり楽しくて

今回はここにするわ、そこはやばいやろ!とか相談しながら

みんなで隠れるのって結構ワクワク!


ただ、子供がオオカミ役だと

僕みたいに相手の表情を見ずに

勘だけで探してくるので、外す率も高く

小6の甥っ子でもヤギを捕まえれたのは4個どまりでした。


子供がオオカミ役をする時は

3個まで探していいハンデをつけた方がいいかもしれません。


とにかく単純なルールなんだけど、コンポーネントの雰囲気とノリで

子供たちもワーキャー言いながら、大人も楽しいゲームでした。


恐らく大人だけでやってもブラフ的要素などがちゃんとゲーム内にあって、

雰囲気に浸れば、それなりに楽しめると思います。


あ、あと、凶星のデストラップってゆうゲームがありますが、

あれがなんかゲーム的に似てます。

このゲームよりはもっと複雑ですが。

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