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  • 2人~4人
  • 15分~20分
  • 8歳~
  • 2003年~

メモストリートマクベス大佐@Digブログさんのレビュー

122名
1名
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2年弱前

クニツィアのヤッツィー+神経衰弱!シンプルさが最大の売り! 


【ざっくり解説】

 クニツィアのダイスゲームです。とはいえダイスは使いません。ダイスの出目が描かれたタイルを使用します。これをめくってポーカーの役のようなものを作っていきます。

 この時にめくったタイルは手役の完成に使います。使われずに残ったタイルは場所をそのままに裏向きに戻します。神経衰弱のような記憶する要素があるのです。

 それを繰り返して10のポーカー的な手役をすべて完成(または失敗)させたらゲームを終了します。手軽なタイルめくり+記憶ゲームです。


【長所】

 昔のクニツィアゲームによくある4ページぐらいでルールが完結しているゲームなこと。すぐ覚えて、すぐ遊べます。

 ジョーカーの存在とそのバランスの調整。運要素の強さを抑えるべくジョーカーが入っています。最強役の申告に使えないなどバランスもとられています。


【短所】

 コンポーネントの機能面に非常に難があります。特に個人ボードの背景とタイルの絵柄が同じで、背景なのかタイルなのかの勘違いが多々起こります。点数一覧もなく、不親切な面が際立ちます。

 手役は『ヤッツィー』なのに振り直しの面白さがないこと。めくり一発勝負なので『ヤッツィー』の役を使った別ゲームだと思って遊んだほうが良いです。


【ベストプレイ人数】

 BGGでは4人とのこと。しかし、これは個人的には疑問を感じます。せっかくタイルを覚えても多人数だとほかの人に使われる可能性が高いので、個人的には2~3人の方が良いように思います。

 タイルの数以外に人数別の調整はありません。なので何人が良いかは遊んでいく中で手探りで良いと思います。これだけははっきり言えることとして2~4人どの人数でも良いです。


【個人的な感想】

 クニツィアの『ヤッツィー』+『神経衰弱』なゲームです。この2つの融合のアイデアはユニークでなかなか類を見ませんね。悪くないです。

 ルールも4ページ程度の90年代のクニツィアを彷彿とさせるデザインで、90年代のクニツィアが好きなら一度は遊ぶ価値があると思います。


 プレイ回数は1回。ゲームそのものとアイデアは悪くないです。ただコンポーネントの難点が凄いです。配置済みタイルの視認性の悪さ、得点表記がないなどやや悪い意味でレトロです。

 逆に現代のゲームがいかに洗練されているのかよくわかります。現代だと紙ペンゲームになっているでしょうね。「古いゲームが全て色あせない名作ではない」+「時代とともにゲームは進歩していること」を同時に実感しました。

 ゲームの本質はまあまあですね。2人でもう1回ぐらいはプレイしてみたいです。買うことはないと思うのでそのうちチャンスが巡ってくればで良いかなと思います。

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