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  • 2人~4人
  • 60分~90分
  • 14歳~
  • 2017年~

ロンドン(第二版)ひめくりさんのレビュー

915名
2名
0
約5年前

ゲーム名称:London (second edition)  2017年  →BGG7.7

デザイナー:マーティン・ワレス(Martin Wallace)

推しポイント:ハンドマネジメントと、貧困という要素



ロンドンの新版です。

ボードが無くなったようですが、要素はそこまで変わらない?らしいですが、アートワークの美しさで私は新版を買いました。


基本システムはハンドマネジメント。

基本的にカードをプレイないしカード効果を発動するだけだが、カードのテキストも多くなく、お金、貧困、勝利点+特殊効果ぐらいなもので非常にシンプルだが、

貧困というこのゲーム特有のシステムが直感的にわかりにくい。


町を運営した時に、建築した建物のスタックと手札の量で貧困を受けるのだけど、

町を運営してお金や勝利点が入ったのに貧困がたまるのはなぜ?というところが直感的にわかりにくい点かな?


解釈するならば、手札は民衆から要望のある事業や、働くことの出来ない労働者を現しているとすれば、手札が多いとそれだけたまっている事業や労働者なので、国が貧困をもらうというのは納得しやすいかもしれない?

建物は建てるだけでなく、維持費もかかるため、それをお金では無く貧困として表現した。

というのはどうだろうか?


と、話を戻して、ゲーム終了時に所持してきる貧困によってマイナス勝利点もあるが、貧困最小保持者の貧困を全員捨てて(つまり最小貧困保持者は0になる)、残った貧困でマイナス勝利点を食らう仕組み


なので、貧困自体がインタラクションになっている。

最小貧困保有者と比べ、どれぐらい差があるのか。というのが一つのポイントになる。


今回自分は建築スタックを4つにしてなるべく貧困を受けないようにして立ち回り、最終的には建築スタックは5になったものの、貧困最小保有者となれました。



手札の使い方や、運営するタイミングでの手札の量がかなりポイントで、

運営すると手札の量が貧困につながるので、なるべく少ない手札で運営をしたい。

だけど、少ない手札で運営すると、次以降の動きが鈍くなる。というハンドマネジメントらしいジレンマはあるが、

土地を購入すると手札が補充できたりするので、建築→運営→土地購入。というサイクルが無駄が少なく立ち回れそうだけど、お金はかなり苦しい。


お金といえばワレス作品特有の借金も搭載されているが、ロンドンは借金しなくてもいいかな?と思えるぐらいですが、後半得点を伸ばそうと1回借金をしました。


もちろん借金したままゲームが終わると大量失点なので、返済計画がないと借金は苦しくなる。



非常にシンプルながらも悩ましい。

そしてプレイ時間も60分ほどとかなり軽いプレイ感のワレス作品。

とてもよかったです。

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