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ロンドン(第二版)
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  • 2~4人
  • 60~90分
  • 14歳~
  • 2017年~
(3.2)

ロンドン(第二版)

メーカー:アークライト

日本語ルール付き/日本語版
マーティン・ウォレスの最新作! 灰と化したロンドンの街を再建せよ!

 本作は、『ブラス』などを手掛けたマーティン・ウォレスの作品で、大災害に見舞われたロンドンを復興するという経済戦略ゲームです。

 手番では4つのアクション(開発・購入・運営・追加カード)から1つを行い、自分が運営する地区の発展を目指します。過激な発展は貧富の差を生むことになりうるので、復興・省庁・財政・貧困のバランスを取ることが重要となります。

 ゲーム終了時の最も名声(勝利点)を獲得していたプレイヤーの勝利となり、復興の功労者として歴史に名を刻むこととなります。

 マーティン・ウォレスの作品といえば「借金システム」が特徴ですが、本作にも適用されており、ゲームのスタートダッシュや苦しい時の手助け、ゲーム終盤の返済の苦労が楽しめます。

 1666年に実際に発生したロンドン大火がモデルとなっており、歴史を振り返ってみるのもおすすめです。

システム/メカニクス/ジャンル

レビュー 7件

レビュー
1078名が参考
7年弱前

さすが、重鎮ワレス。

決して重すぎる訳ではないが、何をするにも苦しいゲーム。お約束の借金もオカワリ自由。


プレイヤーは「俺ら金持ち、大火事のロンドンの街を復興したる。どうせなら貧乏人は排除したいよね…」ってイメージ。

手番でまず、山札か捨札から1枚ドロー。その後、

1)手札からカードを建設する。

建設(自分の場に出す)するには、同じ色のカードを同数捨てる+カードに書かれたコストを払う。

2)カードを稼働させる。

上記の建設したカードを稼働させる。お金だったり勝利点だったり貰えるけど、稼働したカード+手札枚数分(若干意味合い違うけど割愛)、貧困キューブが降りかかります。

3)場所カードを買う。

お金を払って場所カードを買う。貧困キューブ返せたり、カードドローできたり、勝利点もらえるよ。

4)追加でカードを3枚ひく。

実質、パスみたいなもの。手札制限9枚なので、手札圧縮に使えたり。


基本はこんだけ。勿論、借金自由。10金もらって15金返してね。返せなかったバップ7点。

建物の効果を使うために手札減らしたいけど、連動させなきゃ、貧困キューブが降りかかる。お金を取るにも、貧困キューブが降りかかる。貧困キューブを返しても、貧困キューブが降りかかる。苦しすぎる。けど楽しい。

ゲーム終了時、貧困キューブ数に応じて結構なマイナスくらいます。ワレスらしい憎い演出。でも、カードの効果も満載なので2回目からが本番のゲーム。次はもっと上手く立ち回れる感がもて、中毒症状が出やすい良いゲーム。

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kaya-hat
kaya-hat
レビュー
1052名が参考
7年以上前

前の版よりロンドンシティーのボードがなくなり、

カードだけになってます。

その分すっきりしてプレイ感は向上いますが、

街区(テムズ川の北か南か、テムズ河沿いかどうでないか)

で得点が出るカードはちょっとわかりにくくなっています。

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異人館
異人館
レビュー
968名が参考
3年以上前

そこそこ言語依存のあるワレスの中量級。

2021年6月に日本語版が発売となる。例にもれず既に有志の方の和訳セットはあるのであるが、カードゲームなのでリーズナブルな価格設定となっているのはありがたい。

システムはそのままハンドマネージメント/タブロービルドの経済ゲームである。プレイ感はレースフォーザギャラクシーやサンクトペテルブルクあたりに似ていなくもないが、骨子はロンドンのほうがかなりシンプルである。

パラメーターはお金、名声、貧困の3つのみ。手札となる街カード、場から購入する地区カードはこれらのパラメータに影響を与える。登場するコンポーネント類はこれだけである。

特徴的なのは貧困という要素で、街の発展により富める者がでるかたわらで貧苦にあえぐ人々が発生するのを表しているのだろうか、多くの利益を生む街カードは反面あまたの貧困を発生させる。プレイした街カードのタブロー列数や、手札が多いことでも貧困が生ずるからだ。

要するに展開すればするほど、選択肢を増やそうとすればするほど貧困もでてくるわけで、これをいかにコントロールしつつ名声点を稼いでいくかが悩ましい。

多くのタブロービルドとはことなり、プレイした街カードは効果が1回のみのものも多い。それも相まって抑制された閉塞感がある。砂の城を作っては壊し、その中にある貧困を頑張って捨てていく・・・・というなんとも胃が痛くなるような展開が繰り返される。カードの効果は幾分強弱(優劣)があるため、よく見計らって戦略を組んでいく必要がある。

ワレスのゲームとしてはキツキツの苦しさは少ない。しかしだから万人に勧められるかというとそうともいえない。見た目も内容もエンターテイメント性は薄く、ジレンマや苦しさを楽しさに変転できる人向けだ。カードの効果は全体的に地味であり、不確定な未来を予測しながら有利な状況を目指していく。相手の捨てたカードを取ることもできるが、当然引き運も無視できない。永続効果のある比較的強力なカードを手に入れられれば大風呂敷を拡げることもできるが、そうでなければこじんまりと展開してダメージを最小限にコントロールしたり、相手にちょっかいを出しつつ機会を伺う流れにならざるを得ないこともある。

ほめているのかけなしているのか分からなくなってきたが、シンプルなルールの中に秘められた妙な不透明感はやはりワレスの真骨頂であると思える。それでも何度かプレイすれば霧が晴れてくるだろう。

派手さはなく、おしなべて緊張を強いられるダウナーゲームであるが、逆にそこが美点でもある。苦しさを乗り越えたあとの美酒を味わうようなハードボイルドな作品にぜひ酔ってほしいと思う。

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maro
maro
レビュー
934名が参考
約6年前

ゲーム名称:London (second edition)  2017年  →BGG7.7

デザイナー:マーティン・ワレス(Martin Wallace)

推しポイント:ハンドマネジメントと、貧困という要素



ロンドンの新版です。

ボードが無くなったようですが、要素はそこまで変わらない?らしいですが、アートワークの美しさで私は新版を買いました。


基本システムはハンドマネジメント。

基本的にカードをプレイないしカード効果を発動するだけだが、カードのテキストも多くなく、お金、貧困、勝利点+特殊効果ぐらいなもので非常にシンプルだが、

貧困というこのゲーム特有のシステムが直感的にわかりにくい。


町を運営した時に、建築した建物のスタックと手札の量で貧困を受けるのだけど、

町を運営してお金や勝利点が入ったのに貧困がたまるのはなぜ?というところが直感的にわかりにくい点かな?


解釈するならば、手札は民衆から要望のある事業や、働くことの出来ない労働者を現しているとすれば、手札が多いとそれだけたまっている事業や労働者なので、国が貧困をもらうというのは納得しやすいかもしれない?

建物は建てるだけでなく、維持費もかかるため、それをお金では無く貧困として表現した。

というのはどうだろうか?


と、話を戻して、ゲーム終了時に所持してきる貧困によってマイナス勝利点もあるが、貧困最小保持者の貧困を全員捨てて(つまり最小貧困保持者は0になる)、残った貧困でマイナス勝利点を食らう仕組み


なので、貧困自体がインタラクションになっている。

最小貧困保有者と比べ、どれぐらい差があるのか。というのが一つのポイントになる。


今回自分は建築スタックを4つにしてなるべく貧困を受けないようにして立ち回り、最終的には建築スタックは5になったものの、貧困最小保有者となれました。



手札の使い方や、運営するタイミングでの手札の量がかなりポイントで、

運営すると手札の量が貧困につながるので、なるべく少ない手札で運営をしたい。

だけど、少ない手札で運営すると、次以降の動きが鈍くなる。というハンドマネジメントらしいジレンマはあるが、

土地を購入すると手札が補充できたりするので、建築→運営→土地購入。というサイクルが無駄が少なく立ち回れそうだけど、お金はかなり苦しい。


お金といえばワレス作品特有の借金も搭載されているが、ロンドンは借金しなくてもいいかな?と思えるぐらいですが、後半得点を伸ばそうと1回借金をしました。


もちろん借金したままゲームが終わると大量失点なので、返済計画がないと借金は苦しくなる。



非常にシンプルながらも悩ましい。

そしてプレイ時間も60分ほどとかなり軽いプレイ感のワレス作品。

とてもよかったです。

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仙人
ひめくり
ひめくり
レビュー
387名が参考
3年以上前

★★Nice!

プレイの仕方はイノベーションとよく似ていますが、ロンドンは流れも軽快でカードの効果も覚えやすく、とても楽しくプレイできました!

お金、名声点、貧困トークンの3要素しかありませんし、できるアクションも4つしかないにも関わらず、選択の幅が広く、考えられることが多いです。

やることといえば、手札のカードを自分の場に出すか、出したカードの効果を使うか、自治区カードを買うか、カードを3枚引くか。この4つの中から1つのアクションを選択します。

カードの効果はお金がもらえたり、名声点が入ったり、貧困トークンを返したりできます。カードの効果はないけど、出すことで終了時に名声点が入るものもあります。最終的に名声点が多い人が勝ちです!

お金はカードを出すコスト、カード効果を使うコストで必要な場合があります。自治区カードを買うにも必要です。

自分の場にカードは何枚でも出してよく、カードの効果も出した分だけ全部使えます。

ですが、カードの効果を使った場合に、出したカードの数と手札の枚数を足した分だけ、貧困トークンを受け取らないといけません。

例えば、自分の場にカードを4枚出して、手札を6枚持ってたとします。カード効果を使うアクションをして、4枚のカード効果を使ってお金や名声点を得た後、10個の貧困トークンを受け取ります。

この貧困トークンがクセ者で、数が多くなると終了時にマイナス点を食らう可能性が大です!

そのために、自分の場に出すカードは3~5枚くらいになりやすいです。基本的にカードは効果を使うと裏返しになり、使えなくなります。一度きりの効果です。(一部、永続効果のものもあります)

使えなくなって裏返しになったカードの上に、重ねてカードを出せます。重ねたカードは1枚としてカウントするので、自分の場に出すカードの枚数を少ない数でコントロールできます。

自治区カードは何枚でも持つことができて、購入時にカードをドローできたり、名声点が入ったり、貧困トークンを返せたりと恩恵を受けられます。

さらには、永続的に特殊効果を受けられるカードも多く、けっこう強いです!自治区カードを新しく購入したら上に重ねられて、以前の効果はなくなり、一番上のカードの効果が発動します。

ロンドンをプレイしてみて面白く感じたところが2つあります。

1つ目は、手札のコントロール。カードの効果を使ってお金を得ながらも、そのお金をコストして支払うことで名声点にかえていきます。これは、サンクトペテルブルグにも似た面白さがあります。

さらには、貧困トークンの管理もしないといけないので、なかなか悩ましい!

手札を出す時は、追加コストとしてお金がかかる場合、かからない場合がありますが、それとは別に同じ種類のカードを捨て札置き場に出さなければいけません。

カードをドローする場合は、山札以外に捨て札置き場のカードを取ることもできます。相手が捨てたカードを拾うことができるので、ちょっとしたインタラクションがあります。

お金をやりくりしながら、コツコツと名声点をかせいでいくのが、地味だけど面白い!カードの効果を使うときは効率よくしないと、無駄に貧困がたまってきます。

貧困の関係でカードを場に出せる枚数にも制限があるし、カードを出すにも、もう1枚同じ種類のカードを捨てないといけない。手札の上限も9枚まで。

しかも、貧民カードというものがあり、なかなか捨てることができず、手札を圧迫してくる。

いろんな制限があるおかげで、やりたいことがスムーズにできない!だからこそ、このゲームは面白い!どういう風にプレイしたら上手くいくかを考えるのが楽しいので。

2つ目は貧困トークンの存在。これがなくては面白さも半減します。

貧困トークンはゲーム終了に、持っている数を他のプレイヤーと比べます。貧困トークンが一番少ないプレイヤーと比べて、自分の方が多ければ、その差分のマイナス点を食らいます。けっこうデカいマイナス点!

貧困トークンは他のプレイヤーと相対的に数を比べるので、ここでインタラクションをつけています。

これがなければ、ほぼソリティアのゲームになりますが、うまく味付けをしています!ほどよい縛りがあって、相手の動向を気にするようになります。

同じように自分の場にカードを並べて、カードの効果を使って点数をかせぐゲームに、レース・フォー・ザ・ギャラクシーとイノベーションがあります。

どちらも面白いゲームだと思いますが、レース・フォー・ザ・ギャラクシーはカードをやりくりする楽しさはありますが、インタラクションは薄く、一人で自分の世界を大きくしている感じがします。

イノベーションは重ねたカードをずらしてアイコンを増やすシステムは秀一ですが、インタラクションはカードの効果をド派手にしてインパクトをつけています。それはそれで面白いんですが、テキスト量も多く、インタラクションのつけかたとしては単純な気がします。

インタラクションという所だけ切り取ってみると、ロンドンの貧困システムはよく考えられた方法だと思います。貧困トークン一つで相手との関わりを持たせ、プレイを程よく難しくしています。

他にも、場に出したカードには終了時の点数が書かれたものがあります。そういったカードを重ねていくと、重ねたカードの下で点数がたまっていきます。目には見えないけれど、密かに点数が増えている感じがいいですね!

終了時の最終計算のときに加算される点数なので、最後に自分のたまった点数を計算するのは楽しいです!逆転もあり得るので。

貧困トークンの存在による、場に出せるカード枚数の心理的制約。同じ種類のカードをコストとした、カードを出すための制限。貧困トークンの相対的な数によるインタラクション。貧民カードによる手札の圧迫。重ねたカードの下で増えていく名声点。

これだけの要素がつまっていたら、複雑になりそうなもんですが、なんでこんなにシンプルなんでしょう?

カードテキストもありますがアイコンがメインのゲームですし、そのアイコンも覚える量が少ないので、プレイのしやすさにつながっています。

最初プレイしたときはお金が足らなかったり、貧困トークンがたまりまくって苦労しましたが、回数を重ねると勘所もわかってきますし、自治区カードに目を向けると貧困トークンもコントロールできて、プレイもしやすいと思います。

大量にある山札が無くなればゲームが終了します。2人プレイしかしていないですが、引けるカードも多くコントロールしやすかったですが、実力差もけっこう出るかも。

3人、4人プレイでも使用する山札の枚数が同じなので、2人プレイよりは手番数も少なくお金の入手も難しくなり、より一手の重いシビアなゲームになりそうです。

いろんなアイデアが詰まったゲームで、ジワジワくる面白さがあります!

しかし、ロンドンの街を再建すればするほど貧困がたまっていくというのは、人間社会の本質を表現していて秀逸なシステムですね。

金持ちがいれば、その裏では必ず貧乏な人が出てくる。光があれば影が出来る。人間社会と、その発展を風刺したロンドンは違う意味でも面白い。

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大吉さん
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