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  • 2人~8人
  • 60分~90分
  • 1987年~

ザ・黒幕 日本支配Bluebearさんのレビュー

352名
4名
0
約2ヶ月前

日本を影から支配する悪の秘密結社の首領となり、日本を代表する組織や団体を次々に支配下に置き、経済や情報など全てをその手に握るのが目的の、非常にブラックなゲームです。

同じ1980年代にアメリカのスティーブ・ジャクソンゲームズから発売され大人気を博した『イルミナティ』の日本版のような位置付けの作品です。(わかる人にはわかる)

現在私が保有の第2版の奥付けを見る限りでは、発行は1987年とあります。まだまだ昭和の時代ですね。(もう40年近く前のゲームなのですね)

ゲームの中身の時代設定も、思いっきり昭和なので、今の世代の人達が眺めて笑えるかどうかは、正直言って自信がありません。(このため今のゲームグループの若手連中や女の子チームの前には、なかなか出しにくいゲームではあります。笑)

しかし、我々古参の年代ならニヤリとできる部分が多く、当時の時事ネタを背景にしたブラックさにきっと喜んでもらえるはずの作品となっています。

実は当時、エポックのワールドウォーゲームの流れでそのまま初版を購入し、あまりの面白さに各地でプレイを繰り返した結果、本体をどこかに紛失してしまいました。

その後ずっと渇望しておりましたが、ついに手頃な中古品を見つけたので思わず購入してしまいました。(第2版でしたが、どこが変わっているのか、見分しましたがよく分かりませんでした。おそらくイベント表の内容が、時事とバランス調整のために一部変更になっているものと思われます。)

懐かしくて、ついつい古参メンバーを招集してプレイしてしまいましたが、やはり楽しかったです!

■実在団体をパロった組織カードが盛りだくさん!

このゲームのキモは、現実の団体を模したカードを支配して、自分の財力や権力を拡大していく事です。

そのカードは、さすがに現実そのまま、という訳にはいかないので、パロディやパチモンのように《ちょっと》だけ変えてあります。ですが、わかる人が見れば誰でも分かるレベルなので、その解説文と合われて、ヒジョーにヤバい(笑)ものになっています。

天下の大企業とか、実際の省庁とか、有名な暴力団組織とか、挙げ句の果てには当時の政党まで含まれています。(↓一部ですが写真はこんな感じ。チラッと眺めて見て下さい。詳細はあえて文章ではここに書かない方がいいですよねー♪)

■黒幕の正体はさまざま

密かに自分の正体はカードによってランダムに決まっており、そこには5つの能力と、勝利条件が定められています。

能力は以下の通り

①経済力(Money)…各ラウンドごとの収入金額

②権力(Power)…公的な権限などの権力での攻撃力

③暴力(Viorence)…物理的な武力暴力行使による攻撃力

④情報力(Information)…情報収集力や情報操作による攻撃力

⑤人脈(Connection)…人間的な繋がりによる影響力

となります。

各プレイヤーは、この能力値を秘密にしてプレイしますが、自分の能力以内までの数値をトークンによって限定公開し、その力を発揮します。能力が8あっても、正体を隠すため、3のトークンを置いてプレイし、中盤あたりに5に置き換えるとか、ラストスパートで8を提示するとか、全くの任意でできます。みんなジリジリ少しずつ能力を公開していくので、この辺の読み合いもなかなか楽しい。

また勝利条件がそれぞれ異なっており、例を上げると

《暗黒街の帝王》なら、暴力団体を8枚集めろ、とか

《スーパーハッカー》なら、宗教以外の情報(I)を27点以上集めろ、とかです。

従って、その正体によって狙う団体が異なってくるので、その辺の攻防もまたなかなか楽しい展開です。

■展開はまさにブラック!

各プレイヤーは、場にランダムに出た団体をそれぞれの攻撃力で攻撃し、その攻撃力と防御力の数値によって結果表をみて、配下に治める事ができたかどうかを判定します。

団体カードの上段が《攻撃力》、下段が《防御力》を表します。(↓写真参照)

政党なら、権利攻撃力が高いが、経済力がマイナスになるとか、

機動隊や自衛隊の暴力レベルが桁違いに大きかったりするのですね。

そして問題は、これらを各能力の《支配下》に繋げていくのですが、このつながり方がもうブラック!

CIAの下部組織にある政党が繋がっていたり、ある宗教団体の下部組織に有名マスコミがいたり、現実の社会状況を見ていると苦笑いするしかないような状況が生まれます。

ここをどれだけ楽しむ事ができるかが、このゲームの評価を分けるでしょうね。

我々古参メンバーはもちろん大笑いですよ。

「よーし、これで《機動隊》の下に《府中刑務所》をつけよう。俺は《法務省》を持ってるから、刑務所の暴力は6な。笑」

「ひどすぎるな、笑」

「これで、そこの《日本赤軍》が狙われるんじゃない?暴力集めてそうだし。たぶんマフィアね、笑」

「ぎくぎくっ!な〜んて、わかりやすいよね。笑」

「俺んとこ攻撃したら、この《自由党大曽根派》と《社会主義党》で《パーティ》開くぞ!笑」(そういうルールが本当にあります!)

「げげ!俺すごいお金取られるじゃん!くそっ!ニュース見てないのかこいつらは!(爆笑)」

…という展開です。

爆笑ものですよ♪

■飛び交うお金の攻防!

自己資金は、《お金チップ》にして、伏せて隠し持ちます。伏せて持つので、誰が今いくら持っているのけは(おおよその見当は付くものの)正確には分かりません。

自由に両替して、多く見せてもいいし、少なく見せる事もできます。

そして、このお金は、攻撃や防御の時に、お互いが競りの要領で密かに伏せて追加していいのです。チップ1で攻撃力、防御力が+1になります。

細かく追加してもいいし、1個だけ置いてもいい。相手が追加したのを見て、それならばとこっちもさらに追加してもいい。両替は自由なので、顔色を見ながらいくら置いたのか探りながら、ニヤニヤとチップを置いていきます。

これもまた抜群に楽しい♪

お金チップの単位『1』は『10億円』を表すので、後半戦の激しい攻防では、100億以上の金が飛び交う凄まじい展開になります!

この状況もまた非常にブラックで、見ていて楽しいですね。

■我々は大好きなゲーム

我々は大好きな作品ですが、完全に絶版だし、内容的に絶対再販は無理でしょうね。

また展開もバリバリに直接攻撃やりたい放題です。

なので、少しでも興味を持っていただいた方だけ、どこかで見かけたらぜひプレイしてみて下さい。きっと大笑いできます♪

最大8人までプレイできますが、おそらく5〜6人くらいが適正だと思います。(2〜3人ではやった事がないので分かりません)

また、箱の表示では60〜90分と書かれていますが、とてもそんな時間では終わりません。人数にもよりますが、先日は慣れた6人プレイで2時間半ほどかかりました。

そこだけ気を付けて下さいね♪

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