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  • 2人~4人
  • 75分前後
  • 10歳~
  • 2015年~

クラフトワーゲン荏原町将棋センターさんのレビュー

194名
2名
0
12ヶ月前

四大自動車ボードゲームと言われるうちの一角、「クラフトワーゲン」は、「ランカスター」など、Mクラマーの作品です。新版の「クラフトワーゲンV6」はミニ拡張が付いていて、追加のアクションタイルが入っています。

「オートモービル」や「カンバン」は120分以上掛かり稼働率が悪いのは事実で、結果的にこのゲームを一番愛用しています。「オートマニア」も結構遊びましたが、星⭐︎を集める手段が多岐に渡り、改造アップグレードしている感じが足りません笑。「改造」「改築」「アップグレード」「モデルチェンジ」などの響きが好きです。

「クラフトワーゲン」は、製造は車体とエンジンのみなので、「オートマニア」よりむしろ単純で、ただ、7段階まで改造できます。また、「オートモービル」同様、車や人物に実名が使われているのもポイントが高く、車体タイルは41枚もあり、没入感が違います。

そしてレースです。やはり自分で造った車は動かしてみたい。走らせなければ、「パワプロ」のサクセスで選手を作った後、試合で使わないようなものです。


手番は、「パッチワーク」「ヘブンアンドエール」などと同じタイムトラックシステムです。同作者の「グレンモア」も同じシステムを使っており、進むたびにタイルを入手して配置していましたが、今作では単にアクション選択なので、テンポが速くなりました。

↑ 「クラフトワーゲン」では、ラウンドごとにこのサーキット場を周回する。右が「グレンモア」と同じタイムトラック。一番後ろにいるプレイヤーが常に手番を握る。


流れは要点だけを。

車体を貰う、エンジンを貰う、研究カードを貰う、ワーカーを貰う、グランプリで走る、バイヤーを指定する、の6つのアクションがあります。

全3ラウンドで、主なVPは3種類。車をバイヤーに売ることによるVPと、グランプリで優勝したり周回を重ねることによるVP、もう一つ、早取りの達成タイルがあります。

車の製造は簡単で、車体とエンジンとワーカー(サービスマン)を3種セットにして提出するだけ。フリーアクションです。車体タイルが大きいので、この上にエンジントークン1枚とワーカーディスクを乗せ、さらに8つの価格トークン(1〜15金)の中から好きな価格に決め、市場に出します。ワーカーディスクだけは何枚乗せても構いません。

市場に6台車が出されると、瞬時にアクションフェーズは終わり、4人のバイヤーが必ず1台ずつ買ってくれます。問題は、このバイヤー達にこだわりがあること。「車体が一番高級な車」「エンジン性能が一番いい車」「信頼性(サービスマンの数)が一番大きい車」「価格が一番安い車」の4種です。

このゲームでは、価格即ちVPなので、買ってもらったら、その価格(VP)が手に入ります。「価格が一番安い車」は価格が安いので、2倍になります。

バイヤータイルはそれぞれ2枚ずつあるので、計8人のうち4人が登場するわけですが、これもプレイヤーがアクションフェーズで指定します。

個人ボードには、車体、エンジン合わせて3つ置ける作業場があり、もし4つ以上になったら交換します。車体とエンジンは、アクションですぐ貰えますが、それぞれ1〜7までのレベルを持っていて、このレベルを上げるには、研究カードを取るしかありません。研究カードは2択になっており、例えば「車体アップ」のカードを取ったら、個人ボード内の食堂(いわゆる活動中のワーカー)からワーカーを1人カードの上に置きます。これで車体レベルが上がったことになり、次回、車体アクションで車体を貰う際、上のレベルの車体を貰えます。

エンジンの場合は、作業場以外にもう一つ、レースカーに載せることもできます。グランプリアクションでは、サーキット場で、このエンジンの数字分進みます。(スタート時のエンジンレベルは1)

以上が要約です。

↑ 個人ボード。一番左のスタートタイルを含めてエンジンマークは全部で6個なのでレベル6。車体マークは5個なのでレベル5。作業場に車体とエンジン、食堂にワーカーがあるので、市場に車を出すこともできる。ホルヒの「エンジン+1」を持っているので、市場に出すとき使うことができる。


研究カードの中には、9人の創成者も混ざっており、効果をもたらします。

オペル…価格バイヤーに売った時、価格(VP)が3倍になる。

ホルヒ…市場に車を出す時、エンジンレベル+1〜2ができる。

ベンツ…特別に5人目のバイヤーを指定できる。

ブガッティ…レースカーにエンジンを積むたび、即グランプリで走れる。

ポルシェ…グランプリで走るたびに+1進める。

ダイムラー…市場に出した自分の車のVPを+4または+2できる。

オットー…即時で、ストックからワーカー2人、研究カード1枚貰う。

ディーゼル…市場に出した自分の車の要素を1つだけ変えられる。

マイバッハ…市場に車を出す時、車体レベル+1〜2ができる。


ポイントとしては、

■バイヤー指定するタイミングが重要。例えば、最高のエンジンの車を造っても、他プレイヤーにエンジンバイヤー以外のバイヤーばかり置かれてしまっては売れない。また、バイヤーを真っ先に自分で指定しても、開発でその分野が伸ばせるかどうか分からない。

■序盤は、みんな、車体やエンジン性能を改造するので、第一ラウンドは車が市場に出回るのが遅く、持久戦になりがち。そこで、車体もエンジンも最低レベルで市場に出し、「車2台」「バイヤー2人」などの超簡単達成タイルを狙う手もある。

■達成タイルは、全て早取りで、3〜7VPの価値がある。「同じ嗜好のバイヤーを2人置く」「市場に車を2台出す」「エンジン3を造る」「車体3を造る」「車体6を造る」「エンジン7を造る」「グランプリで1周する」「グランプリで2周する」など

■価格バイヤーは要注意。価格タイルは各ラウンド8枚あり、大体1〜15金(VP)の間である。基本、車が市場に出た順に、大きい価格が割り当てられていくことが多いが、バイヤーも指定された順番で買うので、不思議なカラクリで最低価格が10金あたりになってしまうこともある。この場合、2倍の20VPが入る!

■例えば車体重視バイヤーに対し、車体レベルの最高車が市場に複数台あったとすると、バイヤーは、その中で価格が一番安い車を買うルールがある。

■そういう意味で、研究カードの創成者カール・ベンツとアダム・オペルは、価格バイヤーで上手くやると、すごいVPになる!

■販売と別格なのがグランプリアクション。グランプリは各ラウンド行われ、優勝賞金は7金(VP)だが、周回の数でボーナスが出る。例えばサーキットを3周したら+5金、4周で+6金、5周で優勝したら14金だ。

■グランプリは、他プレイヤーのレースカーのあるマスは数えず飛び越えることができる。なので、思った以上に周回できる。

■というわけで、このゲームのメインアクションは、「研究」だ。特に序中盤は、このアクションでエンジンをアップグレードし、創成者も手に入れていく。特に、エンジンの改造は、グランプリ戦略でも必要となるので、全プレイヤーの狙い目となる。

■信頼性重視のバイヤーは、車体の上に乗っているワーカーディスクの一番多い車を買う。ワーカーディスクは、エンジンや車体のアップグレードにも使うので、他プレイヤーより早めに大量に集め、(あまり相乗りされない)信頼性バイヤーで単独で確実に売る戦略もある。

■「パッチワーク」や「ヘブンアンドエール」は、基本買い物をしながら進むので、最後尾に居ても結局マスを飛ばして進むが、「クラフトワーゲン」の場合は、全て無償アクションなので、最後尾になったらブービーに追いつくまで全てのマスのアクションを一つずつ完全に吸収できる笑。だからこのゲームでは、大ジャンプがしづらい。

■他プレイヤーに研究アクションばかり使われて、研究がタイムトラックの遠い先にある場合、さすがに研究アクションはできない。開発は遅れてしまうが、そんな時は、車体とエンジンをさっさと貰いさっさと市場に出すか、あるいはグランプリアクションをするか、あるいは、バイヤーアクションで、エンジンバイヤーや車体バイヤーが置かれないよう、他のバイヤーで埋めておくか。

↑ 市場に車体が6台置かれたので、得点フェイズに。まず一番上の黄のバイヤー(エンジン重視)は、エンジン6の車を買うのだが、4台もあるので、一番安い右下のマイバッハに決定、緑に6VP入る。次の赤のバイヤー(車体重視)は、車体6の車を買うのだが、これも3台ある。マイバッハは売り切れているので、残りのうち安いオペルに決定、赤に10VP入る。三番目の青のバイヤー(価格重視)は、残りの4台のうち一番安い左下のBMWdixiに決定、赤に8×2=16VP入る。最後のエンジンバイヤーは、エンジン6が上の2台しか残ってないので、安い方のブガッティ41に決定、緑に14VP入る。15VPのベンツ500など黄プレイヤーの2台は売れなかった。


「V6」のミニ拡張を使うと、強いアクションタイルが増え、開発の速度が速くなり、75分のプレイ時間がさらに短くなります。また、グランプリがさらに過熱するよう、グランプリアクションが増えているのが嬉しいです。

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