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  • 2人~6人
  • 45分前後
  • 8歳~
  • 2022年~

遺産は俺のモノ荏原町将棋センターさんのレビュー

365名
7名
0
2ヶ月前

お前のモノは俺のモノ、俺のモノも俺のモノ。ジャイアンフレーバーのゲーム。

ファミリータイプなのですが、侮ること勿れ、ハードな心理戦を要します。

驚くべきことは、連続殺人の仕掛け。本当におもちゃで再現できます。

仕掛けトラップは5種類。シャンデリアの落下、階段から転落、本棚の梯子が崩れて落下、豚の銅像が落下、究極は、暖炉の中にダイビング。

12人の人物(カード)を正体隠匿でプレイヤー人数分で割り、分けます。その受け持ちの人物の一人を、晴れて相続人として最後の生き残りの人物にさせたら勝利。あるいは、リビングの肖像画が、受け持ちの人物像になっている時、屋敷から抜け出すか、警察が到着してくれた場合でも勝利となります。


食卓を囲む12人。友人親戚や屋敷の使用人達、挙げ句は亡くなった女主人アガサの愛猫まで相続人候補として椅子に座っています笑。暖炉の上には、アガサの肖像画が額に飾られていますが、この肖像画は初めだけで、不定期に変わっていくのです。怖い!犬神家の一族の三國連太郎の変化も怖かったですが。

↑ 正面の肖像画は、ゲームがスタートすると、アガサから1枚捲られ、誰かの肖像画に変わる。左、レバーを押すと、階段から庭師が転がり落ちる。真ん中、レバーを押すと、暖炉が背面に倒れ、料理長が暖炉に吸い込まれていく。右、レバーを押すと、執事の頭の上に、シャンデリアが落ちてくる。

↑ 左、レバーを押すと、大理石の台座に置かれている豚の置物が飛んで、テニスコーチの頭の上に落ちてくる。右、レバーを押すと、ハシゴが倒れ、友人が落下する。このギミックだけは、玄関近くに集まる人物駒にもぶつかってズレ易いので気を付けよう笑


手番では、2つのダイスを振り、2人別々の人物を目に合わせて移動させます。勿論、自分の人物でもいいし、他人の人物でもいいし、好きな人物を選べます。

屋敷には、先程述べた、トラップが仕掛けられたマスが5つあります。ここに任意の人物を入れると、スタート時は持っていないので、トラップカードを1枚引きます。トラップカードには、指定のトラップ(1つ、2つ、5つ全部)が書かれていて、そのトラップの場所と同じトラップカードを持っている場合、仕掛けを発動させることができます。それぞれのギミックのレバーを押すと、実際にシャンデリアが落ちたり、階段から転げ落ちたり、梯子が倒れたり、豚が飛んだり、暖炉の中に吸い込まれたりします。物理的にその人物に当たったりするように設計されているので、実際に動かしてみましょう!その人物は殺され、相続人候補から脱落します。

トラップの場所に移動をさせたプレイヤーが、そのトラップカードを持っていない場合、あるいは、持っているのに使わない場合、トラップカードを1枚補充し増やすことができます。この時、補充したカードが、今のトラップ場所に該当するものだったら、すぐに使って発動することもできます。

仕掛けを発動せず、次プレイヤーに手番が移った場合、人物がトラップ地点に残ったままになります。この場合、即殺すことはできず、一旦、外に出さなければいけません。自分の手番でトラップマスに導かないといけないのです。

ダイスは2の目と5の目が1面、3の目と4の目が2面の変則ダイスで、ゾロ目が出やすくなっています。もし、ゾロ目が出た場合、ダイスを通常通り2人の人物に割り当てるか、1人の人物に、その合計値を長距離移動させることができます。また、もう一つ特典があり、暖炉の上の現在の肖像画を捲って、次の人物の肖像画へと入れ替えることができます。

先程のトラップカードの中には、警察カードが混ざっており、これを引くと公開し、警察官が一歩玄関に近づいてきます。(再びカードが引けます)

警察官が到着した時、肖像画が自分の担当する人物だった場合、あるいは、肖像画の人物を玄関から逃げ出した場合も勝利となるので、絶対に自分の担当の人物がバレてはいけないのです。


ポイントとしては、

■ブラフその1。人物を玄関方面に近づけると、怪しく思われる笑。これをブラフに使い、担当以外の人物を玄関に近づける。

■ブラフその2。自分の担当人物を敢えてトラップマスに入れる。勿論、カードがあっても殺さない笑。逆に、一時的な安全地帯にもなり得る。

■ブラフその3。ゾロ目が出た時、担当の人物の肖像画でなくても、敢えて変えない笑。ただ、玄関近くにいる人物は、素直に変えた方がいいかも。

■最大10マスで殺される可能性があるのに注意。しかしそれでも、トラップマスに近いほうがサイコロの目に合いやすいのは当然。

■これを逆に考えると、ゾロ目の長距離は全て偶数になるので、9マス目と7マス目だけは、実は100%安全地帯だ。

■階段トラップだけが異様に遠い笑。なんで?誰も使わないだろうと初め不思議に思ったのだが、簡単なことだった。ボード上の4隅には秘密の通路があって、任意の隅から隅へとワープできる。階段トラップマスは、そのワープマスの隣にあった笑。意外とすぐ行けるのだ。また、玄関から遠ざかっている人物も、ワープで一気に近づくことも可能だ。

■序盤のルールとして、12人全てが椅子から離れるまでは、全人物第二移動をすることができない。また、暖炉トラップが、最短の椅子から5マス目にある。この人物を、第一移動でトラップに掛けてはいけない笑


とにかく、どんなアクションをしても、他プレイヤーから怪しげに思われるので、こういうゲームは、序中盤は目立つ行動はしないのがミソ。そうされると、さっぱり誰が誰なのか推理できない。戦略的難易度は意外と高い。

「ドイツ」ゲームデビューしたのがアンダーカバー(など)だったので、(4000円位だったかな?)、正体隠匿も、相当進化したことに感動。アンカバは動かす駒が6種類ぐらいしかなかったし、グルグル回るだけだったので、誰が何色なのか大抵推理できるようになってしまい、その後、クニツィアのロイヤルターフが一人一色ではなく3色担当の複数制を採り、ヒットしました。(ということは、これも何かのリメイク作品かな?)

このゲームは12種類の人物カードをプレイ人数で割ります。(2人プレイは、6枚中2枚は見ることができない)。3人プレイなら、4人の担当が殺されたら負けですが、逆に言うと、3人は犠牲にしてもいいのです。また、終了フラグが、過去のゲームと違って、ゲーム途中、突然終わらせることもできるので、悩みが増えて面白いです。

おもちゃとしてのゲームではあるので、紙質や組み立ては良くないですが、戦略を考える難易度が十分にあるので、ガンガン稼働できます。

何より、テーマとギミックです。これは受けます。

タイトルやフレーバーが、ジャイアンなのか、クリスティなのか、どっちかに寄せてほしかったですけど……笑



※ レビューにご感想・ご不明な部分等ございましたら、ご遠慮なく下にコメントください🙂

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びーている / btail
yas2600
荏原町将棋センター
荏原町将棋センター
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