フルムーンまつながさんのレビュー

月を捕まえようとする狼っていう、少し変わったテーマのボードゲームです（海外でそういう話があるのかな？）。

ゲームは２人専用のアブストラクトで、さくっと終わります。

コンポーネントも、月と狼タイル16枚のみです。
狼は4色いてレベルが1～3まであります。

4種類の狼1匹ずつを重ねて4段にできると勝ちです。

こんな感じで、横１列に狼を並べたらスタートです。

できることは、足跡マーク分、右か左に狼を重ねることです。同じ種類の狼を重ねることはできません。

わたしは足側にいるので、わたしからスタートです！

最初は足跡１の狼しか移動できません。足側にいるプレイヤーは、移動させた狼を下側につけます。まずは灰色の狼を左に１つ移動し、黒い狼の下に置いてみました。

その後、月を上か下に置きます。

月が次のプレイヤーのタイルを制限します。月があるところのタイルと同じ色か数のタイルしか移動できません。今回は、黒か足跡３の狼しか移動できないことになります。

相手プレイヤーは、灰色の足跡３の狼を移動させました。右に３つ移動して、上に月を置きました。次の私の手番では、灰色か足跡３の狼しか移動できないということです。

最後、黒い足跡３の狼を移動させられて、負けてしまいました。。

最初はたくさん選択肢があり、ふわっとしますが、最後は３手先くらいなら簡単に読めるようになり、そのあと何手先を読めるかの、詰将棋のような対戦になってきます。

可愛らしいタイルゲームでさくっと遊べますが、アブストラクトらしく後半はしっかり考え込むようなゲームです。ルールも簡単で理解しやすいと思います！

※ジーピーさんよりサンプルをいただいてレビューを書いております。