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  • 2人~4人
  • 30分~45分
  • 8歳~
  • 2016年~

フラムルージュatcktさんのレビュー

597名
2名
0
7年以上前

自転車レースをテーマにしたゲームです。
トータルの順位ではなく、「1位になったら」勝ちます。
後、コースのカーブに意味はなく、高低差(上り坂と下り坂)がコースとしての要素です。

▼ゲームの概要
各プレイヤー、自分のコマを2つずつ持って、スタートとなります。この2つはそれぞれ性格が異なり、片方はスプリンターで、一気に早く走れるキャラクター、もう一方は、早さほどありませんが、安定して早いキャラクターです。

それぞれ、独立した山札があり、カード構成が異なります。

ゲームは簡単で、まず、いずれかの山札から4枚引き、その中から1枚選んで、伏せておきます。残ったカードは山札の下に「表向き」にして入れます。片方が終わったら、もう片方も同様に行います。

全員の準備が出来たら、一斉に伏せて置いたカードを表向かせ、一番前のコマから順に進めていきます。

最後に、体力の消費判定があります。
集団の一番先頭にいるコマは、ストックからカードを受け取り、それぞれの山の一番下に表向きで入れます。
このカードは2のカードで、一応進めるカードです。
どういうことかと言えば、山札には大体2-9のカードが入っています。毎回4枚ずつ引くので、(表向きに当たったら、残りはよく混ぜて新たな山札にするのです。デッキ構築ゲームみたいな感じでしょうか)2のカードが増えてくると、移動が必然として遅くなっていきます。なので、出来るだけ受け取りたくないですね。このゲームの特徴です。

これを繰り返して進んでいくのですが、1つ特徴があります。上り坂と下り坂です。

上り坂に差し掛かると5以上のカードはすべて5になります。逆に下り坂は5以下のカードはすべて5になります。

こうして、スタートからゴールまで行い、最初にゴールテープを切ったプレイヤーが勝者となります。2台が勝つ必要はなく、1台で十分です。


▼プレイの感想

レース系のゲームはやや複雑なものから、簡単なものまでありますが、このゲームの場合は簡単な方に属します。ただ、カードの動きが少し厄介で、山札の下に戻すときに、どうしても「裏向きのまま」戻してしまう場合があり、混乱することがあります。その場合、ある程度別の場所においてやるとか、工夫すればいいかな(多少ゲームの狙いどころが変わってしまうのですが)

後は、カードをうまいタイミングで使って行けばいいだけです。スリップストリームもありますが、そんなに強い効果ではありません(でも決して弱くありません)

自転車レースによくある風景で、「どこで抜け出すか、勝負をするか」というのがありますが、このゲームでもそれが非常に重要です。その場限りで出している限り、勝てることはなかなかないかもしれません。
残りのコースの状況、隊列の状況、残ったカードの構成などを組み合わせて考えて、うまく勝負どころを見分けましょう。

私がやった時は、その読みがうまくいき、テイルトゥウィンしました。つまり最後尾から優勝したのです。もう一方はダントツ最下位でしたけど、これが自転車レースの面白いところなんですよね。片方はもう一方のために出来ることをやる、というか。



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