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  • 2人~6人
  • 30分~60分
  • 12歳~
  • 2014年~

エヴォリューションSigma Siumaさんのレビュー

412
名に参考にされています
2020年08月21日 22時49分

産めよ増やせよ地に満ちよ、が最も出来たプレイヤーの勝ち、という生存戦略ゲームです。


プレイヤーは、毎ターン配られる特徴カードを使うことで、4つの行動が出来ます。


まず、一番重要なのは、自分が担当している動物種の個体数の増加です。このゲーム、摂取した餌の数が勝利点なのですが、各動物種は個体数と同じ数だけ餌を入手したら、満腹になって餌を取ることが出来ません。つまり、個体数の増加が、勝利点に直結します。

ところが、それは無限に餌があれば、の話で。それぞれのプレイヤーの思惑次第で、充分な餌が場に用意されないかもしれません。すると、個体数を増やしていても、餓死が発生して、個体数を増やした努力が無駄になります。

それを防ぐために、「索餌」や「長頸」と言った特徴をつけて、餌の確保をしやすくする努力が必要となってきます。動物種の進化は、自分が担当している動物種に特徴カードを付与することで表現します。これがカードを使う2つ目の行動です。

3つ目の行動は、担当する動物種自体を増やす行動です。1つの種の個体数は「6」が上限ですし、複数の動物種を担当すると、各ターンの最初に配られるカード数が増えるので、個体数1・サイズ1の動物種を増やすのは、単に個体数を増やすより、お得感があります。


ここまでの話を考えると、初手で動物種を一気に増やし、2ターン目にカードを豊富に貰って、のんびり特徴や個体数を増やしていく、という戦略がよさげに聞こえるのですが。


「捕食」の特徴をもった、肉食獣が出現すると、一気に話が変わります。

肉食獣は、草食獣の餌に全く興味を示さず、他の動物種の個体数を削ることで、腹を満たします。もちろん、これによって個体数がゼロになった種は絶滅です。

肉食獣は、自分よりサイズ値の小さい種しか襲うことが出来ませんので、他者を襲う為にも、また、自分達自体を他の肉食獣から守る為にも、サイズを大きくする必要があります。これが特徴カードを使ってできる4つ目の行動です。

しかし、サイズを大きくしても、勝利点には結び付きません。捕食者も被捕食者も、巨大化は増やした個体数を守る意味しかないのです。

また、特徴カードには、多種多様な防御系能力、それを打ち破る攻撃系能力があるものの、基本的にこれらの進化は、1枚につきゲーム終了時に勝利点1点にしかなりません。その特徴カードを個体数増加に使っていれば、毎ラウンド 勝利点1点もらえるのに、です。

肉食獣も生きることに必死です。他の種を襲えなければ、空腹で絶滅します。もし、自分より小さくて、防御能力を持たない種がいるなら、積極的に襲い掛かるでしょう。出現したばかりの動物種、つまり、サイズは1で、防御能力も皆無、なんて動物種がいたなら、美味しく獲物にされるでしょう。先ほどは、最適戦略のように言っていましたが、動物種を安易に増やすのは価値がありません。


特徴カードの配布はランダムで、なかでも、「捕食」のカードは7~8枚に1枚しか入っていません。最初のターンで配られるカードは1人4枚ですから、肉食獣を作れる可能性は5割以下です。

先ほどから言っているように、肉食獣は無防備な被捕食者がいない環境では、生き残れません。無限に草食獣の餌があるようなら、肉食とか巨大化なんて無駄な進化はしたくないし、肉食獣がいないなら草食獣は角や鱗で身を守る意味はありません。

全てが他プレイヤーの動物達とのバランスであり、「何の肉食獣対策もしてないけど、たまたま、前ターンに別プレイヤーが勝利点を稼いだから、自分の動物は見逃された」という、極めてゲーム的なバランス調整も含んでいます。


科学雑誌「ネイチャー」にも取り上げられたというゲームです。

「勝つべくして勝った生き物などいない」と考えさせられる、まるで綱渡りのような種の生存戦略を楽しんでください。

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運・確率10
戦略・判断力12
交渉・立ち回り0
心理戦・ブラフ4
攻防・戦闘10
アート・外見8
作品データ
タイトルエヴォリューション
原題・英題表記evolution
参加人数2人~6人(30分~60分)
対象年齢12歳から
発売時期2014年~
参考価格5,060円
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