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  • 2人~4人
  • 20分~40分
  • 13歳~

バッド・モーテル白州さんのレビュー

48名
0名
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約6年前
レーティングが非公開に設定されたユーザー

6/10

『天空の島ラピッタ』をはじめ、ギリギリアウトなゲームをつくり続ける「ラブリー会」のホラーゲーム。

ちなみに今作は、ギリギリどころか普通にセーフなゲームである笑

ちょっと前に話題になった「怖い」を追求したゲーム『ハコオンナ』のデザイナーが、怖いボードゲームの代表作としてあげていたゲームでもある。

舞台はモーテル。そこに集まった4人が殺人鬼に追いかけ回されるという鬼ごっこのテーマがまさにホラー。

システムとしては、人狼のように非公開でキャラクターが配られ、アンダーカバーのようにプレイヤーは手札から任意のキャラクターのカードを出せば、そのキャラクターを進ませることができる。

ただし、ハゲタカのえじきのように数字がかぶってしまうと動くことができない。

全員がカードを出して移動させたら、殺人鬼が移動し、これに追いつかれると、HPが減ってしまう。

ちなみにゲームの中には殺人鬼から身を守る隠れ場所もあり、ここで回避もできるが、1人しか入れないため、後から入ってこられると追い出されてしまう笑

また、このゲームでは、HPが0になっても死亡にはならず、気絶状態となる。つまり、後から復活可能。

他にも多くのマスには止まると、アイテムタイルが裏向きで置いてあるので、これを表にする。

アイテムには、武器になるのもあれば、殺人鬼が移動してくるのもあったりといろいろある。

そして、ラブリー会のデザイナーが好む手法でもある3つのゴールタイルをめくることによって、そのタイルに沿った出口が決定する。その出口から1番最初に出たプレイヤーの勝利となる。

ちなみに全員気絶すると、全プレイヤーの負けとなる。

このゲームの面白いところは、最初はゴールを見つけるべく、そこそこ全プレイヤーでアイテムタイルを見つけようとする協力プレイっぽい動きをするのだが、だんだんゴールへの道筋がわかるようになったときに、途端に人間のエゴが顔を出してきて対決プレイになるところだろう。

プレイ時間もテンポがよく、思っているよりも早く終わるところも良い。

システムもプレイ感も斬新で評価7にしたいところだが、やはりコンポーネントやゲームバランスには同人感を隠しきれず(というかラブリー会のゲームはもうそれが1つの魅力にもなっているといえなくはないのだが)、やはりそこが気になるのと、ゲーマーにとっては粗いし、カジュアル層にとっては見た目が微妙でとっつきにくいので、プレイ層の幅を考慮して、評価は-1とした。

といっても、今までにない新しいシステムをやってみたいという見た目よりもシステム派の人にはいいかも。

今となってはなかなか手に入らないレアゲーになってしまったが、ハコオンナのホラー性に興味を持った方は、そのハコオンナのデザイナーの方が注目していたホラーゲームとして、もしお目にかかる機会があったらやってみるのもいいかもしれない。

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白州
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