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  • 2人~4人
  • 60分~80分
  • 10歳~
  • 2019年~

ボルカルスカノーネ@WTRさんの戦略やコツ

875名
4名
0
4年弱前

ボルカルス側と人間側(王道・邪道)それぞれの視点から戦略を書いていきます。

まずボルカルス側ですが、最優先は破壊目標の達成です。破壊目標を2つ達成することができればほぼ勝ちなので、連続で達成しやすいように破壊目標同士が近い地域を選んで破壊しましょう。
このときに問題になってくるのが破壊に必要な溶岩の調達ですが、ボルカルスは基本的に1回のアクションで1個だけしか溶岩を増やせません(進化していない場合)。
溶岩を2つ以上置けるのは「踏み潰す」で2人以上の市民コマを被害トラックに送った場合だけなので、市民が多いマスに移動して「踏み潰す」を狙い、置いた溶岩コマを「咆哮」や「溶岩流」で破壊目標まで移動させましょう。
余裕があれば消防隊コマや自衛隊コマの破壊、「暴れる」による人間側の予算削り、「溶岩流」で溶岩コマを長距離移動させるための溶岩コマの配置、無駄な移動によるかく乱などを行っていきましょう。


続いて人間側ですが、人間側には2つの選択肢があります。
「ボルカルスによる被害拡大を防ぎ、東京を守る」王道ルートと「ボルカルスに東京を破壊される前にボルカルスを倒す」邪道ルートです。

まず王道ルートから説明します。
王道ルートでやることは市民の避難と消火活動です。
まず最初の1,2ラウンドはボルカルスの近辺にいる市民の避難と消火活動を行います。
消火活動を必死に行っても市民をまとめて踏み潰されると一気に火災が広がってしまうので優先順位は避難>消火で。
避難といっても「踏み潰す」さえ避けられればいいのでボルカルスと同じマスに2人以上の市民コマがいないように「市民の移動」をすればOKです。実際に回収する必要はさほどありません。
余裕があれば動員や要人の回収、予算申請、自衛隊による避難を行います。
自衛隊は拠点から遠い要人などを回収するのがベター。

3,4ラウンドは反攻準備です。
避難・消火は継続しながら冷凍弾の準備が整うのを待ちます。
自衛隊による調査や拠点の設営などを行って5ラウンド目で冷凍弾が撃てるよう調整しましょう。
自衛隊を動員してボルカルスに近寄らせておくとベター。

5,6ラウンドで一気に反転攻勢に出ます。
ここまで来たら消火活動はさほど必要ないです。
積極的に冷凍弾を狙っていき、速やかにゲームを終わらせましょう。
冷凍弾がいつでも撃てるように予算申請を忘れずに。

これを「王道ルート」としたのは怪獣映画の流れに沿った戦略だからです。
逃げ惑う市民、会議する政府、特別兵器を用いた反攻作戦と怪獣映画の雰囲気をたっぷりと味わえます。


そして邪道ルートですが、こちらの方が単純で、やることは「貫通弾の連射」だけです。
使用するのは役職の「統合幕僚長」と「内閣官房長官」 が持っている特殊アクションです。
「統合幕僚長」の特殊アクションは「貫通弾」で、資金3を支払うことでボルカルスがどこに居ても攻撃し、防衛トラックを1列埋めることができますが、代わりにボルカルスと同じマスにいた市民はすべて死亡し被害トラックに置かれます。
「内閣官房長官」の特殊アクションは「状況継続」で、「状況継続」の前か後に置かれた人類側のアクションをコピーできます。
この2つのアクションを連続で使用して貫通弾を2連射します。
貫通弾を撃った時にボルカルスと同じマスにいた市民は死亡してしまいますが、普通は多くても3人しか置かれないので、ボルカルスのアクションを挟まないように貫通弾を2連射すれば防衛トラックは2列、被害トラックは0.75列埋まることになり、人類側が有利になります。
また、ボルカルスと同じマスにいた市民がいなくなることで「踏み潰す」を無効化し、被害の拡大を防ぐことができます。
余った4つのアクションは次のラウンドのために予算申請を行い、まだ余裕があれば消火活動や避難を行います。

この戦略の優れたところは「安定性」です。
前のラウンドで予算申請を2つ進めておけば、

予算申請→ボルカルスアクション→貫通弾→貫通弾→ボルカルスアクション→予算申請→予算申請→ボルカルスアクション→任意のアクション

というループで回せます。
貫通弾が計6金で撃てるので4金は引き直しに回せます。
要人を回収すればさらに安定性が増し、最速4ラウンド目で勝利出来ます。

問題は「諸刃の剣」なところで、ボルカルスが速やかに破壊目標を達成してしまうと厳しいです。
あと考えることがあまりなくてイマイチ面白くない。


以上、長々と説明いたしましたが、人間側はやはりコミュニケーションが重要です。
計画フェイズでの話し合いはボルカルス側に聞かれるのを恐れずに綿密に行いましょう。
細かく考えるのは実行フェイズからでも遅くはないです。

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