タイムボム：新版こまつなさんのレビュー

当たりと大ハズレが入ったくじ引きを皆で引き合う運試し人狼。

時限爆弾の解除をするために派遣されたタイムポリスと

それを阻止したいギャングと有耶無耶にしたいスパイによる

三つ巴(人数によってスパイはいない場合もある)の人狼です。

役職カードが配布されるので皆が自分の役職を覚えたらゲーム開始。

ゲームで使うのは人数×5枚のカード。この中にはハズレ以外に

当たりの解除数枚と大ハズレの爆発1枚が入っています。

シャッフルしたら1人5枚ずつ配布。配布されたら内容を確認。

中身を覚えたら5枚をシャッフルして自分の前に並べます。

スタートプレイヤーは自分以外のプレイヤーの前に置かれたカードから

1枚選んで公開します。爆発が出たらその瞬間ギャングの勝利となります。

逆に解除で指定枚数公開できてたらタイムポリス勝利。ハズレは特になし。

カードを公開したら次はそのカードの持ち主が次のカードを選びます。

これを5回繰り返したらカードを１つにまとめてシャッフルし

次は4枚ずつ配布してカード公開を5回して１つにまとめて…

4回目のカード公開で解除も爆発もなく終了の場合はスパイの勝利です。

※スパイがいない場合は時間切れでギャングの勝利となります。

↑ここまでは大まかな遊び方

↓ここからは遊んだ感想

人狼も市民も運が悪いと信用されないちょっと変わった人狼ゲームです。

しかし、逆を言えばよほどのことをしなければ正体が伝わりません。

また、正体がバレても解除カードを隠し持ったり

爆発カードを持ってるふりをしたりなどバレても出来ることがあるため

逆に正体をバラしていくプレイにもメリットがあるのが大きな特徴です。

ただ、爆発カードが出ると1発でゲーム終了なため

ゲーム展開によっては大味な急展開で終わることも多々あり。

その辺りを「なんで当たり引くねん！(笑)」と言って笑い飛ばして

「はい、次、次！」と割り切れるならかなり楽しいゲームです。

人狼ほど論理的思考に重きを置いていない

ビギナーズラックが爆発する程よい難易度のゲームです。

小さい子と一緒に遊ぶのも結構ありだと思います。