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  • 3人~4人
  • 20分~40分
  • 10歳~
  • 2021年~

セントパトリック白州さんのレビュー

193名
1名
0
1年以上前
レーティングが非公開に設定されたユーザー

5/10

2021年発売だけど、国内では、2023年春のゲムマにバネストの新作として登場。せっかくなのでレビュー。

ちなみに自分は、あんまりトリックテイキング好きじゃないので、あしからず。

さて、ゲーム自体は基本はわりとシンプルなトリックテイキングで、失点を回避するのを目指すタイプ。

ライフが20でスタートして、0になった人とライフが一番多い人が単独で出たら終了して、一番ライフ多い人の勝ち。

カードのスートは黒、白、緑、橙の4種類で、数字は1〜9で配りきり。

マストフォローで切り札なし。失点は黒がそれぞれ失点1、白と橙の7だけ失点3。他は緑の7がスタートプレイヤーになる以外は効果なし。

これだけだと、ハーツをちょっといじっただけのゲームだが、特徴的なのが遺物マーカーの存在。

全部で15枚あるこのマーカーは、1枚につき、失点を1減らしてくれるのだ!(ちなみに失点も合計で15)

そして、このマーカー、手札が配られた後に、スタートプレイヤーから好きなだけとれる。10枚とかでもOK。

おまけにソフトパスなので、自分の番でとらなくても、他の人の様子見てからとることもできる。

さらには、このマーカーを失点として使わなかったとしてもペナルティはない。めっちゃ便利だね。

だったら、たくさんとればいいじゃんと思うのだが、15枚全てがストックからなくなると、全プレイヤーはとったマーカーの数だけライフを失う!なんということだ!

さらにライフを失うだけじゃなくて、全員の手札が左に移動する!

そんで、マーカーを全て戻して、もう1回スタートプレイヤーから、好きなだけマーカーをとっていく・・・

※ちなみに15枚のストックなくして全員失点は1ラウンドにつき最大4回まで。

という感じなので、好きなだけとればいいわけじゃないのになっているのは面白い。

一緒にプレイした人が言っていたが、「保険のあるハーツ」というのはまさにそのとおりだと思う。

数字も9までなので、プレイするカードも少なく遊びやすい。のだが、少ない分、運の要素は結構強い。

あとは、多分、保険のあるハーツという企画で最初つくられたと思うのだが、バランス調整していて、15マーカーなくなって手札回すのが無限になるケースなど、わりと致命的な欠陥がみつかって、あとからむりやり例外ルールを追加した感が強く、最初、ルール聞いてて、例外ルールの多さに驚いた(笑)

あとは、0点の人がひたすら、失点マーカーをなくして得点を減らしまくるという、実質ゲーム崩壊的なことも可能といえば、可能なので、わりと危険なバランスのゲームだと思う。

とはいえ、保険のあるハーツという意味では、斬新なので、ゲームとしては評価6、デベロップの危うさで−1でこの評価としておく。

マニアックなトリックテイキング遊ぶ人は、どんなトリックテイキングだろうと、だいたい遊ぶだろうから、トリックテイキングマニアはとりあえずどうぞ。悪くはないです。

保険があるとはいえ、ルール説明が頭に入ってきづらいので、初心者にはおとなしくウィザードやハーツをすすめましょう。

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白州
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