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  • 2人~6人
  • 30分~60分
  • 6歳~
  • 1982年~
397名
1名
0
7年以上前

有名なアレックス・ランドルフがデザインした、記憶力を試されるすごろくゲーム。

王様の指示で、有名な童話に出てくるアイテムを、深い魔法の森から探し出してくるのがテーマ。

直接対決や戦争を敬遠するドイツっぽい平和なゲームです。(大人には毒が無さすぎるきらいもあるかなー)

プレイヤーはダイスを2個振り、両方の目を組み合わせてマス目を移動します。(2進んで、5戻るとか)

森の中の特定のマスには、プラスチックの木が置いてあり、持ち上げて下を見ると、『ガラスの靴』などのアイテムが一つ描かれて、そのマスにちょうど止まることができたら、こっそりその木の下を見て、アイテムを確認できます。

お城には、王様の望みのアイテムがカードで示されて、お城までたどり着いたプレイヤーが、正しい木を指定することができたら、そのカードを得ることができるのです。

このカードを3枚先に集めたプレイヤーの勝ち!というわけです。

子供向けで簡単そうですが、結構人間の記憶力はあやふやで、大人がやると3つくらい覚えるのが限界だったりするんですよ!(木は11本あるので大変)

また、ゾロ目が出ると魔法が使え、好きな木のマスまでジャンプしたり、王様の希望カードをシャッフルしてしまったり、一気にお城の入り口までジャンプしたり、変わった手段が使えます。

なので、あまりあからさまに城に向かうと、誰かにカードを変えられたりするので、いかに木の下を見ても知らんぷりして、さりげなく城に近づくかを狙い合う感じですね。

誰かが木の下をチェックするとき、その表情を見ようとみんなが覗き込んでくるのが何ともおかしくて、殺伐としたバトル系のゲームより朗らかに展開します。

ただし、我々がやると、足の引っ張り合いがエゲツなくなり、なかなかゲームが進みません。(相手のいるマスにちょうど止まると、相手のコマをスタートの村まで戻す事ができるのです。古いデザインだからか、これを互いにやりあうと、やたらゲームが長くなるので要注意。)

いやぁ〜〜、どちらにせよ記憶力に自信が無いおっさんゲーマーにはキツイゲームでした(笑)。

補足:カワダ社製の日本語版では、2個振ったサイコロの『どちらか』を使うという記載があるらしく、やった事はないですがとても展開が間延びするらしいので、両方を使える本来のルールでプレイする事をオススメします。

追記

慣れた顔見知り同士で久しぶりにプレイしましたが、後半に勝ち目が薄くなってくると、どうしてもえげつない妨害だらけ(わざわざ遠回りして相手のマスに止まり村へ戻す、とかですね)が連続し、ちょっとダレる感じがあります。

そこで提案!

『ゲーム開始時に、手番順にそれぞれ1か所の木を選び(同じものはダメ)、あらかじめ内容を確認していい」
というルールを加えたところ、けっこうみんな城へ急ぐようになりました。
やはり少しでもあらかじめ情報があるのとないのでは、展開の印象が違っていい感じです。ぜひお試しを!

【追記】
最近また若手初心者メンバーと遊びましたが、最近の連中は「おとぎ話」「童話」に接していないのか、半分くらいのアイテムが分からない、という事実が判明!(恐ろしいことに「親指姫」なんて女の子一人しか知らなかった…。
そういう時代なんですねえ(ため息)
(あ、ゲーム自体は非常に好評でしたよ、念のため)

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TamTakSpiele
Bluebear
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