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  • 2人~5人
  • 45分前後
  • 10歳~
  • 2013年~

リアルト橋ひめくりさんのレビュー

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約5年前

ゲーム名称:リアルト橋 (Rialto) 2013年  BGG6.9

デザイナー:シュテファン・フェルト(Stefan Feld)


ヴェネツィアの貴族となって、各区画に議員を送り込み、橋や建物を建築していきます。各区画での影響力を高めて、最も議員を配置したプレイヤーから順に高い得点を獲得していきます。


区画の価値を上げるためには、自分の息のかかった議員を送り込み、橋を架けることです。特殊効果のある建物を建築してうまく使い、ヴェネツィアで最も影響力を持つことが目的になります。



ゲームの大きな流れは、基本的にカードをプレイしてその効果を得ていく形になります。


カードは全7種類。総督、金貨、建物、橋、ゴンドラ、議員、ジョーカー。そのカードをラウンドの開始時に補充して、そのカードに対応したフェイズでプレイするか、パスをするか。ということを繰り返していきます。


例えば総督フェイズでは手札にある総督のカードのみをプレイでき、その枚数を他プレイヤーと競い、最も数をプレイしたプレイヤーにボーナスが与えられます。

それをカード全種類分それぞれ行っていき、それを6ラウンド繰り返し、得点計算を行います。



得点計算では、その土地にかかっている橋やゴンドラの合計数がそのまま得点になり、その土地に議員を送り込んだ数で順位付けされた得点が得られる。


だが、橋もゴンドラもプレイヤーがかけていくため、議員ありき、橋ありきで動くと、相手に阻止されてしまう事もしばしばあるように思え、どう攻めていくかが悩ましい。




カードには6種類の要素があるが、得点源はやはり陣取りになるため、

議員の配置が非常に重要になるが、全てのエリアでマジョリティを取るのは非常に難しい話。


基本的にはカードをプレイするため、議員カードを持っていなければコマを配置する事もできない



また、手札の補充は山札から補充というかたちではなく、

6枚の公開されたカードが、プレイ人数+1列置かれる。というのがミソになる。


それを総督トラックで最も上にいっているプレイヤーから順番に選んでいく。

基本的に相手のピックするカードは見えているので、どこで行き、どこを捨てるか。という悩みが常に付きまとう。


しかしそのためには色々な要素を埋めていかなければ後手後手になってしまう事もあり、フェルトらしい要素の多さの中にある決断が迫られる感じが非常に面白い。


ただ、全てのカードが公開されているわけではなく、2枚は山札から非公開のカードを引き、合計8枚の補充がされる。


手札の上限は建物の能力を使わなければ7枚なので、毎回手札上限まで補充できてなお、1枚捨てる余裕もある。

しかし、先ほども言ったようにマジョリティに全て絡むのは難しいし、逆にマジョリティに絡みすぎていると必ず他がおそろかになっている可能性が高くなる。


なので、あえてしゃがんでカードを温存する。という可能性も十分にある。



マジョリティゲームなのだが、カードの種類ごとにプレイフェイズがあり、それをプレイするか、パスするか。というのが繰り返される。

そして、プレイした枚数に応じた効果を得て、最多プレイヤーにはボーナスが与えられる。

このあたりのやり取りが競りの感覚に近いゲームになっている。


実際に最多ボーナスはおいしいため、いくところでは最多ボーナスが欲しい。

というところで、公開カードの選択の悩ましさにループする。



今回のプレイでは、1エリア目でマジョリティを取り、橋をかけて価値を18点まであげたところまではよかったが、そこで足を使いすぎ、他のマジョリティにあまり絡めずに得点が伸び悩んで2位に終わる。

1位の方は総督トラックでトップに立ち、終始プレイするカードに余裕を持っていた反面、自分は常にカツカツだった。


総督トラックの力を感じるが、総督トラックを全く上げなかった方も建物をうまく使っており、最終的には4人の得点はトップから最下位まで4点さという非常に競ったゲームになった。


今のところフェルトのゲームでは一番気に入っているので、リプレイしていきたい!

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