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  • 1人~4人
  • 60分~80分
  • 12歳~
  • 2020年~

スキタイの侵略者garouandyさんのレビュー

232名
7名
0
12ヶ月前

リメイク元作品はやった事ありませんが、
見た目に反してプレイ感は軽めの中量級。一時間弱あれば1プレイまわせるかと。
ボードゲーム初心者にもおすすめ出来ます。

おおざっぱにやる事は
・村で労働をして食料や同志を集める(資源の取得とデッキ構築)
・集めた食料(や馬車駒)を消費して各地を侵略(勝利点と様々な資源をゲットし、新たなクエストの公開)
・資源を族長に献上してクエスト達成(ゲーム終了時に勝利点)

1ラウンドで出来る事は侵略(1アクション)か、
村での労働(2アクション)のみと非常に短くさくさく手番が回ります。
アクションは変則的なワーカープレイスメントとなり、
1アクション目はワーカーを置いてやりたい事をできますが、
2アクション目は既に置かれた別のワーカーを手元に引き取る形でしか行えないので、
相手の邪魔をしつつ、自分が利を得るような立ち回りが求められ、非常に頭を使います。
このようにワーカーによるインタラクトが常に発生するので
1手1手は短いが、相手や自分の数手先の事までしっかり考えなければならないデザインです。
侵略を進めるとワーカーの色が変化し、出来るアクションが少し変化するのも特徴です。

ゲーム開始時にプレイヤーごとに能力の違うメインキャラを選ぶ事になるので
馬乳酒(使い捨て戦力や負傷の回復に使用)を得やすい、同志を雇用しやすいといった能力差によって
プレイヤー毎に筋道が変わるのも特徴。
デッキ構築要素として雇用できる同志も戦力値以外に〇〇への侵略でボーナスなどのユニークな能力を持ちます。
侵略する事で同志が負傷して死亡する事もありますが、既に〇〇の侵略が終わり役目を終えている、
負傷したり死ぬとボーナスを得られる能力などの理由から
もったいない病にかかっていても積極的にダメージを負わせたり死なせる事も出来ます()

侵略にはダイスロールが伴いますが、ボードに描かれている必要条件(食料、馬車駒、同志の数)さえ揃っていれば
侵略した時点で資源の総取りとクエストタイルの裏返しは約束されており、
ダイスロールはどれだけ戦力が加算されて勝利点がもらえるか、
どれだけ同志が負傷するかを決めるためだけの物というのも好印象。
侵略したのに出目が悪いせいで丸損するという事がほぼないものの、予想以上にダメージを負うリスクはある為、
ダイスロールが必要以上にストレスを与えず、形骸化することもなく結果に一喜一憂出来るよく考えられたバランスになっています。

ソロプレイは4種類の難易度のオートマ(AI族長)を相手にしますが、これも中々出来が良く、
オートマのカードに書かれた条件を判断し、出来なかったらこのアクションを行うといった指示に従い、
次のプレイヤーの手番では特定のアクションを禁止する(プレイヤー同士のインタラクトの再現)という手軽な物となります。
それだけの処理ですが、侵略できなければ食料を貯め、食料が貯まれば馬(戦力)を貯め、
両方揃えば食料と馬を消費して侵略成功というプレイヤーに似た動き
になります。
オートマにありがちなランダムが強すぎて全く意味のない行動をするという事はなく、オートマが引いたカードや
貯蓄された資源から次のアクションもある程度予測出来るのでしっかりと対戦している感じはします。
まあ、侵略に必要な条件が緩かったり、侵略で得られる勝利点がやけに多かったり、クエストタイルを無条件で達成するというズルはされますが、
プレイヤーも終了時に手持ちの資源や鷲から勝利点を得られるという特典があるので結果的にはいい勝負が出来るように設計されています。
一番低い難易度ならば初心者でも十分に楽しめますし、一番高い難易度ならば恐ろしい速度で侵略されるので
腕に自信があれば挑戦する楽しみもあります。オートマ相手のソロプレイ目当てでもおすすめです。

BGGの作者の言によると、オートマの特定のアクションの禁止処理を無視するだけで
2人+オートマによる疑似3人プレイも可能らしいです。
対オートマ戦ではモタモタしていると奥地の侵略に必要な赤ワーカーや白ワーカーを得る機会を失ったり、
オートマが馬を積極的に獲得、消費するので普段のプレイでは膠着しがちな馬(鷲)カードの回りが非常によくなるといった変化があるので2人でプレイする場合でも違った楽しみ方が出来ると思います。


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