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  • 2人~4人
  • 60分前後
  • 8歳~
  • 2017年~

パイオニアatcktさんのレビュー

300名
1名
0
5年以上前

アメリカ大陸を東から西へ向かう、ボードゲーマーにはありふれた西部開拓のゲームです(笑)タイルを取ったらそのアクション(能力)を使うのですが、買う前に知ってたこの情報はほんの断片でした。


▼ゲームの概要

手番では3つのステップを行います。

これは個人ボードに書かれており、それに対応させるだけです。


1つ目は、収入を得ます。固定で3ドル、銀行家のタイルがあれば追加で1ドル、最大2ドルまでもらえます。

次にアクション。

3種類あって、1本の道を引く、2本の道を引く、馬車を手に入れる。

最後は「乗り合い馬車のコマ」を1マス1ドルで移動させ、新たなタイルを取り、乗客を降ろす。そして、ほかのプレイヤーが便乗する。


です。

最後のアクション、ややこしそうでしょ?(笑


基本的には、収入、道を引く、移動する(自分の道はタダ)、新たなタイルを取って、そのアクション。

というのを繰り返します。

ポイントはやっぱり3つ目のステップです。

自分の馬車にはボード上のタイルのいずれかに対応する乗客が複数乗っています。その乗客がいないとタイルが取れないんです。

そして、最終得点が「自分の道でつながっている都市にある自分の乗客数×2」だったりします。ほかにも馬車の得点とかありますが、この得点が結構重要なのでそれを目指します。

乗客はたくさん降ろせる「農民」というタイルもあって、どれを取るか熾烈です。

そう、熾烈なんです。ほかにもいろいろタイルがあり、能力がありますが、どれも魅力的で、譲れないタイルばかりです。

タイルを取ったために次のプレイヤーが得をした、なんてことがないようにじっくり考えます。

乗客を一定数降ろすか、馬車タイルが引かれきったら終了です。

先ほどの得点など、いくつかの得点を合計して、最も得点の高いプレイヤーが勝ちます。


▼プレイの感想

最近にしては珍しい、多少なりとも2000年前半のにおいの残るボードゲームだなと思いました。

あの頃の良い点ばかりが目立つ、楽しめるボードゲームです。

最初に書いたように、「移動先のタイルのアクションをするゲーム」とか思っていたら、結構大きな間違いでした。乗客マネジメントとルートコネクティングマネジメント(本当、マネジメント)が重要なゲームです。

しかもこのゲーム、遊ぶたびにだいぶ展開が変わりそうです。

勝利ルートもいくつか用意されており、おそらく工夫すれば2つ同時とかもできる気がします。

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