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  • 3人~4人
  • 60分~90分
  • 9歳~
  • 2016年~

ビンジョー×コウジョーダダさんのレビュー

224名
0名
0
4年弱前

工場の生産ラインを整えて(燃焼、切断、撹拌などの工程ごとに決まったタイルを購入して配置)、受注した商品を製造(受注カードをドローして出た商品の製造工程を満たせる生産ラインがあれば製造可能)。

製造して得たお金を支払って工場を大きくする(資金を勝利点に変換する)というゲームです。


最初は生産ラインが少なくドローできる受注カードも1枚だけなのでなかなか条件を満たせず製造が出来ないのですが、設備が整い工場が大きくなると一度にドローできる受注カードが増えてどんどん製造出来るようになります。

また、生産ラインは稼働するのに電力のチャージが必要で、一度稼働して商品を製造すると電力0から再チャージしなければならず、チャージが完了するまで次の製造が出来ません。安価な商品を製造した直後に高額商品の受注カードが出てきてチャンスを逃す、ということもよくあります。目先の儲けに考えなしに飛び付くのはリスクがあります。


また、タイトルの通り「ビンジョー」アクションが展開を左右します。このゲームでは他のプレイヤーが引いた受注カードでも製造が可能で、しかも作業工程を1個減らすことが出来る(ただし、得られる報酬も半分やそれ以下になります)ので本来なら自分では作れない物でも作れたり、他プレイヤーの手番でビンジョーによる製造をして自分の手番までの間にチャージ、自分の手番で改めて製造、というのも可能です(高額商品を作る生産ラインはチャージに時間がかかるので難しいですが)。


欠点としては一度作った生産ラインを変更できないこと。最初のライン作りで失敗すると最後まで高額商品を一切製造できない工場になってしまい、勝つのがかなり難しくなります。

後は後半ではお金の使い道が工場の拡大(勝利点に変換してドロー枚数を増やす)以外に存在しないのでひたすらカードを引いて製造するしかやることが無くなってしまうのも少し残念な点ですね。単調になってゲームがだれてしまいます。

それでも自分の工場の生産ラインが整って工場が大きくなっていくのをプレイでも視覚的にも感じられるのが楽しいゲームです。

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