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  • 3人~10人
  • 15分前後
  • 14歳~
  • 2015年~

ワンナイトレボリューションYYYKKKさんのレビュー

196名
0名
0
6年以上前

パッケージや世界観の雰囲気から、ワンナイト人狼のレジスタンス版、つまりワンナイト・レジスタンスか?と思いつつ、プレイしてみました。結論から言うと、ワンナイトではありますが、特にレジスタンスとはつながりはありませんでした。

ただ、ワンナイト人狼とは明らかに違う、あたらしいプレイ感を楽しめます。

世界観は、レジスタンスと同じ(正確にはレジスタンスが後からこの世界観に合わせている)ディストピアンユニバースと呼ばれる近未来です。プレイヤーは圧制を引く政府(悪=赤)と、反政府主義者(善=青)に分かれます。

カードを配り、陣営を決め、悪陣営は顔合わせをします。また各役職の能力も処理します。

時間を決めて議論し、一回だけ投票を行い、一番票を得たものが追放されます。悪陣営が追放されたら、善の勝ち。悪陣営が一人も追放されなかったら、悪の勝ち。

ゲームの流れは、完全にワンナイト人狼そのものです。違いはどこにあるのでしょうか

人狼やワンナイト人狼では、たとえば占い師は村人サイド、狂人は人狼サイド、などと役職と陣営が完全に結びついています。このゲームの特徴は、ずばり、役職カードと陣営カードが分離していることと、同じ役職カードでも、陣営が異なると、発揮される能力が少しだけ異なることです。

たとえば、このゲームにおける役職は、次のような能力を持ちます。

- オブザーバ- :何の能力もない

- インベスティゲイター : 占い師。他のプレイヤーの陣営カードを見る

- シグナラー : 善なら左隣か右隣のプレイヤーの肩を叩く。悪なら左隣か右隣にいる同じ悪陣営の肩を叩く。両脇に悪陣営が誰もいなければ、何もしない

- シーフ : ワンナイト人狼の盗賊か忍者。 善なら、自分と誰かの陣営カードを取り替える。悪なら自分の陣営カードを見る

- リアサイナー : 善なら誰かと誰かの陣営カードを取り替える。悪なら善側のだれかの陣営カードを、真ん中の3枚の陣営カード(=余っている陣営カード)のどれかと取り替える

などと言った感じです。

このような、

  • 陣営と役職が分離される
  • 同じ役職でも陣営が違うと能力が違う


が、このワンナイトレボリューションの特徴です。

このルールにより、役職や陣営の組み合わせが大幅に増え、考えるべき可能性が爆発的に増えます。それでは、ゲームが難しくなるのでないか、と思いますが、そこは結局ワンナイトシリーズ。たった一回だけの投票で、悪陣営を見つけるか、見つけないか、だけの単純なルールですので、ワンナイト人狼で、いろいろな細かな役職を試してみるより、ずっと簡単です。

一度、とあるゲーム会の前半で、だんだん人が増えていくときにこのゲームをやりつづけました。4人で始め、最終的に9人までやりましたが、ゲームの速度も変わらず、9人でも程よく情報がかくされ、でも破綻もせず、大変好評でした。

ひとつ注意点があるとすると、このゲームは、何度か繰り返すことで良さがわかる、いわばスルメゲームだということです。1回、2回だとまったく楽しさが分かりません。やる機会がある場合は、最低でも4-5回はまわして、このゲームなりの戦略を見つけるところまでやってみてください。

少人数でも大人数でも不思議と破綻しない、あたらしいワンナイト人狼として楽しめると思います

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YYYKKK
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