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  • 2人~4人
  • 60分~90分
  • 12歳~
  • 2019年~
812名
9名
0
約2年前

エヴォリューションの続編、と単純に思ってはいけない。

テーマが「産めよ増やせよ地に満ちよ」という点が同じの、完全に別ゲームと考えた方がいい。

 

前作と違い、プレイヤーの手番は定められた手番を最後までプレイして、次のプレイヤーに移ります。

各プレイヤーのターン進行は、下記です。

・手札を1枚使う。

・手持ちの種族のどれか1つに「食事」させる。

・手持ちの種族の全てを老化(=得点)する。

・手札を6枚に調整する 


手札の使い方は、前作にもあった、新種を発生させる / 既存種に新能力として追加する の2つに加え、4つの海の1つから別の海へ餌を移動させる「回遊」という行為が出来ます。

(前作にあった、サイズを大きくするという行動は、サイズというパラメータ自体がなくなりました)

「回遊」というのは何のために使うかと言うと。基本的に、前作で言う「草食動物」は「珊瑚礁」からしか餌が取れないのですが、「珊瑚礁」の餌は自然回復することがありません。「回遊」を使って、他の海から餌を回してこないと、草食動物は早々に餌がなくなってしまいます。


食事は、どんなにたくさんの種族を従えていても、1手番に1種しか実行させることが出来ません。

食事は、珊瑚礁から食料を採る「採餌」の他に、他種を直接攻撃する「捕食」があり、そのどららかを選ぶことになります。

前作との違いとして、「捕食」で相手の種の個体を採りつくしても、それだけでは種の絶滅が発生しないことに注意してください。

 

「老化」は老死を意味していて、自分の種族の全てから1匹ずつを、自分の得点として取り上げます。

主な得点源は、この「老化」であり、「老化」で寿命を全うした生命だけが得点になります。

どれだけ個体数が増えても、それだけでは得点にはなりません(最終ターンは別です)。

 

さて、今作でも、カードを種族に追加することで発揮する特殊能力は、多彩なのですが。

前作になかった要素として、「深海カード」が存在します。

通常の特殊能力カードは、12種 x 各10枚なのですが。深海カードは89種 x 各1枚と、完全にオンリーワンとなっており、使用時にコストが必要なだけあって、その効果は大きく、ルールを覆すような強力な効果も含まれています。

 

ゲーム開始直後、深海カードは手札に加えることこそ出来ますが、使用することは出来ません。

その使用制限を解除するのが、ゲーム中盤にある大イベント「カンブリア大爆発」です。

このイベントが発生すると、「深海カードの使用解禁」だけでなく、「各ターンのカード使用枚数は2枚、老化は各種族2点ずつ」というフィーバー状態になります。

 

ここで、「毎ターンの『老化』による得点を増やすためには、(老化数は種族ごとに固定数なので)種族数を増やさないといけない」にも関わらず、「食事が出来るのは1手番で1種族だけ。老化時に必要な個体数がない種族は絶滅」というジレンマがあります。

ここから「食事を指示しなくても、勝手に食べ物を集めてきたり、誰かが食事することで『おこぼれ』で食べ物を得る能力が便利」ということが、容易に想像できるかと思います。基本カードにも、そういった能力は多数ありますが、深海カードの能力には、更にバランスブレイカーな(というより、ルールブレイカーな)強カードが存在します。


前作の問題点に感じていた、「防御態勢を作り上げてしまうと、他者から崩しにくい」「カード種類が固定の為、同じ展開になりやすい」という点が、深海カードと(ここでは紹介していない)イベントカードの導入によって解消されています。毎回違う展開になるのは間違いありません。


今作では、クラーケンとリヴァイアサンとヒドラが、カンブリア紀の海で激戦を繰り広げる、パワフルな戦場が生まれるようになりました。

しかし、大型巨竜だけが生命の進化の道ではなく、より小さく、よりしぶとい生き物達を率いることが勝利に繋がることもあります。

食物連鎖の中で最優先なのは、他種に殺されないことではなく、どれだけ食べられても絶滅しないことであり、それこそが得点に繋がります。(しかし、深海カードには、確実に種を根絶やしにする凶悪な能力もあります!)

 

前作をプレイした方も、してない方も、是非、遊んでみてください。

遺伝子プールから現環境に最適な能力を拾い上げ、自分が育む種を進化させ、カンブリア大爆発の動乱を生き残らせてあげてください。

くれぐれも、進化の袋小路にはご注意を。

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Sigma Siuma
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