マイボードゲーム機能「持ってる」「興味あり」など知人に共有できるコレクション管理機能。人数別や時間別などの並び替えも。
ボードゲーム発見機能マイボードゲームの登録データを統計分析し、未経験かつ未所有のおすすめボードゲームを自動抽出します。
レビューや日記の機能各種投稿が可能になります。また投稿で商品購入時に利用できるポイントが貯まります(消費機能は開発中)。
コミュニティ機能専用掲示板・ボードゲームリストの合体機能が便利!公開コミュニティ、秘密のコミュニティ、設定も豊富。
ボドゲカフェ情報自分の「興味あり」「お気に入り」に登録したボードゲームカフェが提供するゲームが一目でわかるように。
通販ショップ国内主要メーカーや同人ゲームなど様々な商品をご購入いただけます。会員登録しないで購入することもできます。
  • 2人~5人
  • 30分~50分
  • 8歳~
  • 2015年~

アイルオブスカイwinterkoninkskeさんのレビュー

174
名に参考にされています
2020年10月23日 10時31分

二人プレイ時の感想を書きます。

基本メカニクスは「競り」「タイル配置」が絶妙に重ねられた、二層構造のゲームのような印象です。

プレイヤーはそれぞれが自分の引いたタイルを配置して「領地」を築き上げて行くのですが、その前にタイルを「競り」の要素で競売にかけるフェイズがあります。ここで他人の引いたものを買うことができますが、逆に自分のタイルを買われてしまう可能性もあります。

競りによるタイル分配が終わったら、プレイヤー全員が同時に自分の領地へタイルを配置します。

ゲーム毎に「こういう地図を作ると得点になるよ」という目標が4種類設定されています。この4種が6ラウンドのうちに必ず三回巡ってくるので、プレイヤーは各ラウンド目標を目指して計画的にタイルを配置していき、勝利点トラックを進めます。


このゲーム、受賞歴があるだけあって、とても良くできた仕組みになっていて面白いです。

まず競りパートですが、自分が引いた三枚のタイルのうち、二枚にそれぞれ価値をつけ、一枚を捨てるよう選別します。価値をつけ終えたら一斉に結果をオープンして、親プレイヤーから他人のタイルを買うかどうか決めるフェイズに移ります。プレイヤーは自分の使いたいタイルを取られたくないので高い価値を付けたり、相手の欲しいタイルを予想して高値を付けて待ち構えたりします。

欲しいタイルを他人が引いているパターンがけっこうあるので、競りパートで買い取ることは勝利への必須条件となります。ただ他人が欲しいタイルを読みにくい部分もあるので、自分のタイルに高値をつけて儲けてから買い取ろう…などというプレイはリスクが高いです。

従って、よほど切れ者でなければ、大方のプレイヤーは「ここぞと言う時に欲しいタイルを必ず手に入れるための資金繰り」を行うのが無難です。競り要素とは言いましたが、プレイヤー間のインタラクションを気軽に楽しんでね、みたいなパートに感じます。


こうしてタイル配置パートに入ります。

前述の通り、どのラウンドでどんなタイル配置が得点になるのかが全員に明示されているので、「ここに配置しとけば後々良さそうだな」とか「こっちに置いても意外と悪くないかも?」など、自分だけの箱庭を作るような感覚で配置できます。

領地は共有でなく個人で独立したものになっているので、このパートはソロプレイのような感覚で他人に邪魔されずに、タイル配置の楽しい部分を独り占めできるわけです。


こうして6ラウンド繰り返すわけですが、4種類の目標は最初は1項目だけですが、ラウンドを追うごとに3項目同時に満たす条件になってきます。

このため後半は複数の目標からの勝利点がどんどん入ってくるので、初期の段階から計画していた配置が活きて大量得点に繋がる感覚はじつに爽快です。


そしてこのゲームの凄いところは、これだけやってダウンタイムがほとんどゼロという点です。

全プレイヤーが同時に引いたタイルに価値をつけ、同時に競りを人数分繰り返し、同時に個人がタイル配置をするわけですから、多少考える時間がずれて各パートの終了が遅れることはあるものの、他のゲームに比べれば格段にダウンタイムが短いのです。

これは本当によく考えたなと感心しきりになるので、大人数でのプレイでも安心して始めることが出来ます。


コンポーネントは雰囲気の良いイラストが多用されたタイルだらけの構成です。

しかしタイル選別をするパートで使う衝立は立体ですし、次第に大きくなっていく自分の領地を眺められたりと、視覚的に楽しみの詰まったものになっています。

タイル山札を入れてある袋も質感が良く、そこからタイルを引くときのワクワク感もたまらないですね。


二人プレイだと競りパートが「買われれば金が増えて相手のタイルが取れる」という攻防一体の単純な展開にはなってしまいますが、メインとなるタイル配置パートが悩ましく、非常に面白いので大きな問題には感じません。

やはり取るべくして賞を取ったなと感じられる、非常によく仕込まれたバランスの良いゲーム性がありますので、是非とも一度は体験して欲しいゲームだなと思います。

7
名の会員がナイス!ボタンを押しました
  • ナイス!
  • ヴァンホーン
  • ノガ
  • ビッチュウ
  • バケオ
  • 遠山のきんさん
  • Bluebear
  • Nobuaki Katou
アイル・オブ・スカイ:族長から王へ
アイル・オブ・スカイ:族長から王への通販
ドイツ年間ゲーム対象エキスパート受賞作!
残り2点
1営業日以内に発送
日本語マニュアル付き
¥ 4,950(税込)
winterkoninkskeさんの投稿をシェア
マイボードゲーム登録者
  • 235興味あり
  • 788経験あり
  • 182お気に入り
  • 468持ってる
プレイ感の評価
運・確率12
戦略・判断力22
交渉・立ち回り13
心理戦・ブラフ2
攻防・戦闘0
アート・外見8
作品データ
タイトルアイルオブスカイ
原題・英題表記Isle of Skye: From Chieftain to King
参加人数2人~5人(30分~50分)
対象年齢8歳から
発売時期2015年~
参考価格4,500円
データに関する報告
ログインするとフォームが表示されます

winterkoninkskeさんの投稿

会員の新しい投稿