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  • 1人~5人
  • 60分前後
  • 14歳~
  • 2022年~

フレイムクラフトHiroCさんのレビュー

439名
3名
18日前
0

可愛いドラゴンたちと一緒に街を発展させる、共有エンジンビルド+ワーカープレイスメント系ゲームです。

街中でドラゴンが働く世界で、プレイヤーは"フレイムキーパー"(炎の理解者)として魔法を操り、街をにぎやかにしていきます。愛くるしいドラゴンたちと一緒に、ファンタジー世界で街づくりを楽しみましょう!

※本レビューの画像はKickstarter日本語版(Deluxe Edition)で、一部コンポーネントは通常版と異なります。(2022年秋以降、KenBill様より一般販売予定とのことです)


1. 可愛すぎるコンポーネント!

まずは、世界観にマッチした可愛すぎるコンポーネントについて。パッケージから良過ぎるのですが、プレイマット、カード、トークンのどれをとっても可愛い!開封したらしばらく「かわいい」しか言わなくなります。

Kick版では様々なオマケやアドオンを手にした方も多いと思いますが、私も色々グッズが欲しいと思ったボードゲームはこれが初めてでした。リテール版になったら是非グッズ売って欲しい。全部買います。

▲商店に配置する6属性の"働きドラゴン"。店の配置スロットと属性を合わせる必要があります。

▲属性ごとの能力はすべて同じなので、手札・ドロー場・配置済みカードの見通しが良い。
▲目標カードに相当する"伝説のドラゴン"カード。ゲーム中いつでも達成宣言できる太陽アイコンと(上段)、ゲーム終了時に得点計算する月アイコン(下段)の2種類


2. ゲーム概要とシステム

プレイヤーは商店を巡りながら「もの集めをする」か「店に魔法をかける」の2択でゲームを進めます。店は商店街を模した巨大なマットに配置され、特定条件を満たすと店が増えていきます。店とドラゴンを駆使しつつ、評判(勝利点)を得ることがゲームの目的となります。

もの集めをする 資源を得る、手札のドラゴンを配置する、1体のドラゴン・店のアクションを実行する

店に魔法をかける 評判(勝利点)やカードなどを得る、店の全ドラゴンのアクションを実行する

▲プレイ風景より。お店はプレイヤー同士共有で拡張、魔法カードは早い者勝ち!
 ▲ドラゴンが配置された状態のお店。ドラゴンの能力によって追加資源や勝利点を得たり、カードを入れ替えたりすることも。

特徴的なのは、資源を得たりドラゴンを配置して拡張したりする店が全員で共通なことです。また、資源獲得やアクション選択はワーカープレイスメント的な動きですが、ワーカーが増えることはなく常に"ワーカーは1つだけ"です。

リソースを得るための仕組みは拡張されていくためエンジンビルド的でもありますが、エンジンが全員で共有されていて、しかもお互いの意図でエンジンが変化してしまうのです。

冒頭のとおり、これで『共有エンジンビルド』というシステムが成立しています。

フレイムクラフトでは ①資源を得るエンジンが"全員で共有されている"こと、②ワーカー配置は自ターンで一度だけであること、この二点がうまく噛み合い、ぶつかり合い感が少ないゲームシステムが実現しています。


3. みんなに優しいゲームシステム

共有エンジンで駒が1つだけのワーカープレイスメント要素となると、必然的にぶつかり合いやプレイヤースキル差が生じるのではないか?と思いましたが、プレイしてみたら”その逆”でした。

まず通常のエンジンビルドの場合、うまく個人のエンジンを作れなければ点数を取るのが難しいです。これが共有になることで「ほかの人が作ったエンジンに乗っかれる」という旨味が出てきます。スキル差を埋めるにはもってこいの方法かと思いました。また、街づくり系ゲームとして「みんなで街を発展させてるんだ!」というフレーバーともうまくかみ合っています。

ワーカープレイスメントの観点では、建築・資源獲得などが早い者勝ちであれば戦略の見直しや中長期の見通しが重要となりますが、ワーカーを配置するお店そのものが自在に変化するリソースエンジンになっているため、ワーカーがたった1つでも、どの場所でも資源を得たり効果を発動させることができるのです。

▲"共有エンジンビルド”という見慣れないシステム。世界観を邪魔しない絶妙のバランス調整でした。


4. まとめと感想(最後に補足)

全体的にシンプルなルールで初心者にも敷居が低い一方、共有エンジンに翻弄されたり、魔法争奪戦で柔軟な資源戦略を迫られたりと、中級者以上でも腰を据えて盤面を見通すようなプレイができるゲームだと思います。

また、イラストのタッチとも相まって街づくりが楽しいと思える点も、勝った負けただけではない満足感を味わえるのが、一番魅力的なポイントだと感じます。ボードゲームを始めたばかりの方や、小さなお子さんともプレイする方に特にオススメできるゲームだと思います。

一般販売に先がけてKickstarter版でのレビューでしたが、一般販売されたら盛り上がること間違いなし!と感じています。可愛いドラゴンたちと一緒に街づくりを楽しみましょう!

▲写真は2人プレイ時のセットアップ完了状態ですが、プレイマットがかなり長く、それなりに大きな机が必要な点は要注意です。(写真の机は120cm×80cm程度)



【補足1】魔法の難易度調整について

魔法は、①手元リソースからコストを払って、②店の属性に合った魔法を発動させ、③魔法カードに書かれた報酬を得る、という流れになります。魔法カードで得られる報酬は、評判(勝利点)/お金/働きドラゴンカード/伝説のドラゴンカードといったものですが、おおむね”コストが大きいほど得られる報酬は大きい”です。

魔法カードのセットは紫色/金色の二種類があります。金色セットの方は得られる報酬が大きい代わりにコストも大きく、”任意の資源トークンの代わりにお金を使っても良い”というルールが禁止されたりするため、説明書のとおり最初は紫色セットでのプレイが推奨されます。

▲紫色の魔法カード(左)と、金色の魔法カード(右)。ゲーム開始時にどちらかのセットを選びます。


【補足2】さまざまな店の固有能力

初期配置されている店は店自体に能力を持っていませんが、街の発展に伴い追加される店は、得られる資源だけでなくさまざまな固有能力や独自のルールが適用されます。

可能であればプレイ開始前、どのような店と能力ががあるのか眺めておくほうが、店が追加されたときにビックリせずにプレイできるかもしれません。

 ▲この店カードの場合、”働きドラゴンの代わりにお金を配置する”という独自ルールが適用されています。


【補足3】KickStarter: Deluxe と Standard の違い

Standard EditionとDeluxe Edition(KickStarter限定版)の主な違いは以下のとおりですが、カード類はすべてStandardと同じなので、可愛さはまったく変わりません。安心して一般流通版を待って良いと思います。

【追記】リテール版でも少量、Deluxe相当のパッケージが出るということで、競争率高めになりそうですね。

  • プレイヤーマーカーが木駒に加えてミニフィギュアが付属
  • 資源が紙トークンではなく木駒(専用収納付き)
  • お金が紙トークンではなくメタルコイン(コイン袋つき)


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Sato39
栗坂こなべ
びーている / btail
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HiroC
HiroC
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