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  • 2人~4人
  • 40分~75分
  • 10歳~
  • 2015年~

4つの評議会 / カウンシル・オブ・フォー荏原町将棋センターさんのレビュー

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名に参考にされています
2020年07月12日 17時00分

評判が高くて面白いゲームに出会うより、評価が低くて面白いゲームに出会うと、得した気分になりませんか?私の場合は、この4つの評議会です。大大大好きです。

バラージ、ニュートン、ツォルキンなど、ルチアーニは一番好きな作家ですが、稼働率でいくと、4つの評議会がいちばん多く遊んでいます。

バラージは、完全なシステムですが、敢えて言うと、ちょっと長いです。99点

ニュートンは、完全なソロ研究タイプで、インタラクションが弱い。99点

ツォルキンは、完全な特価戦略型で、能力値を上げるよくあるタイプ。99点

(マルコポーロ、グランドオーストリアホテル、ロレンツォはダイス運が……)

4つの評議会は、この3つより−30分だし、インタラクションはありますし、テラミスティカ系の毎度のパターン(能力値上げて後半VPを稼ぐ)でもありません。つまり、飽きも来ないし、減点対象が見当たらないんです。

簡単な内容を説明します。

4つの評議会は、なんと序盤から、ゲーム最大の25VPが取れます。大きく2種類のボーナスタイルがあって、早い者勝ちのほうは、25VP、18VP、12VP、7VP、3VPが用意されています。もう一つの地区コンボは、同色2地区で5VP、同色3地区で8VP、同色4地区で12VP、同色5地区で20VPとなっています。

重ゲーにしては、始め何をやっていいのか分からないというのがなく、普通は、同色2地区に家を建て、5+25VPを狙いに行きます。中盤から終盤にかけては、完全に戦略となります。

それでは先手が有利では?と思われますが、家(商店)を建てるには、議会の承認が必要で、平野、丘陵、山岳3つの地域にそれぞれ3つの評議会があります。この評議会は4人で構成されており、プレイヤーは、この評議員の色とマッチしたカードを捨てることによって、建設許可書を手に入れます。ただ、権利書は、その地域のどこに建てるか場所が決まっており、例えば、平野(a〜e)のaに建てたくても、その権利書がb/cなどとなっていれば、a含みの権利書が公開されるまで待つか、将来性を見越してその権利書を取るか、他の地域の権利書にするしかありません。

評議員の色がカードとほとんど違う場合は、評議員を選出します。これは、立体的な議会の左側から任意の色の評議員を入れ、右端の議員を落下させます。コトっという音がしてとても楽しいです笑。要は、色1つチェンジです。4つの色全て持っている必要はなく、足りない分は金で買収できます。ただ、コストが大きいので、できれば3色は揃えたいところです。

もう一つ、4つ目の議会として、国王の国会があります。このアクションは、3つの地方議会と同じ、色合わせのやり方ですが、国の審議なので、権利書を通じないで、直接商店を建設することができます。国王が移動すれば金も掛かるし、権利書に書いてある利益も入りませんが、1手早く建設することができます。

というわけで、権利書の地区や評議員の色、それに、国会を使うという技があるので、先手有利ということはなく、逆に、自分の望む地区へ建設するために下準備をする必要があります。これをスピードアップする役目として、助手を使ったクイックアクションがあります。(助手というよりお化けに見えます笑)

後手としては、先手より先に同色2地区を取りに行くか、同色3地区を取りに行くか悩ましいところです。2番煎じでも、8+18VP取れるので大差はありませんし、このゲームの肝は、中盤から終盤にかけての方針です。中盤から戦略が分かれると言っていいでしょう。戦略としては、主に3つ。同色5地区の20VPを取りに行くのか、ネットワークを作って貴族トラックを進めるのか、早い者ボーナス狙いだけで一貫するのか。

インタラクションとしては、評議員の選出の後すぐに、その議会で評議員の再選をするという技があります。余裕があるときは、このアクションは結構効果的です。

ボードゲームの中にカードを取り入れている重ゲーは多いですが、4つの評議会のカードは、色だけ。そもそもトランプは、数字とスーツの2種類だけ。視認性として2種類以下が理想なんです。

一方、言語依存のカードの強弱に助けてもらってバランスを動かすようなゲームは、私的には優秀とは思えません。カードゲームなら別ですが、せっかくの重ゲーなのに、なんかもったいない気がします。(まあ、面白ければ何でもいいんですが笑)

4つの評議会は、カードマネージメントはしません。カードに関するアクションはなく、ボードの評議員のコマをマネージメントします。ボードゲームなんですから、あくまでもボードが主役、カードは脇役です。

序盤の攻防や3つの地形は、後のバラージの原型。マップやボーナスは、後のニュートンの原型。4つの評議会は、ルチアーニの中でも、まさに理想形です。

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運・確率1
戦略・判断力4
交渉・立ち回り0
心理戦・ブラフ0
攻防・戦闘0
アート・外見1
作品データ
タイトル4つの評議会 / カウンシル・オブ・フォー
原題・英題表記Council of 4
参加人数2人~4人(40分~75分)
対象年齢10歳から
発売時期2015年~
参考価格6,400円
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