チョコボの不思議なダンジョンボードゲームなるみさんのレビュー

死神とライフと手札の残数に怯えつつ4階にいるボスを倒しに行く協力型ゲームです。不思議のダンジョンシリーズはトルネコ、シレンは経験アリです。

プレイヤーが行うのはぶっちゃけ相談して手元のアクションカードを伏せて出すだけです。こう書くとシンプルなゲームに聞こえますね。

アクションカードには

• 数値：行動順 1~100
• パワー：アクションを行う回数 1~5

が記載されています。毎ターンランダムカードとプレイヤーから出されるカード含めて5枚のアクションカードが公開されます。それをルーレットに記載されているこのターンに行うアクションに割り当ててアクションが決定、順次解決していくって流れです。

実際は他プレイヤーと相談して手札の状況考えながら出すカードを決めたりするので、そこまで簡単って訳ではなかったです。

ターンは以下の流れで進んでいきます

• 階数に応じたモンスターが出てくる、階層が深くなればより強いモンスターになる
• プレイ人数に応じたランダムアクションカードをデッキから引き公開する
• 公開されたアクションカードを元にプレイヤー間で相談し、手札からアクションカードを伏せる
• 全員伏せたら一斉に公開して数値の低い順に解決していく
• アクションカードの内容によって、モンスターの撃破、移動、野菜ストックを使って手札補充、死神の移動などを行う
• 移動によって下り階段にたどり着いていれば即次の階層へ
• 敵が残っていれば敵に応じたダメージをチョコボが喰らう
• ルーレットの回転

という事をやっていきます。書いていて気付いた人いるかもしれませんが、毎ターン確実に手札補充がある訳ではないです。手札補充は野菜を食べるアクションをしない限り行われないので結構カツカツでした。

ボスはベヒーモスとオメガのどちらかを選択となっています。

ベヒーモスは部下を出しながら襲ってくる脳筋

オメガはこちらの手札を破棄したり、ランダムアクションカードを伏せたままにするなどの技巧派

初回プレイではオメガに挑んで、もう1‐2ターンで倒せたかな…？というくらいの塩梅でした。惜しい。ワイワイやるタイプのゲームではなさそうなので詰めパズルみたいな感覚で他の人の手札にお祈りする不思議なゲームです。