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カナリアは歌わないCanaria ha utawanai

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ある者は事件を解決するために

また、ある者は事件を隠ぺいするために、

各プレイヤーが設定された登場人物となって遊ぶ

1回しかできないゲーム、それがマーダーミステリー


自分が登場人物になった気分で

サスペンスな物語を体験できる新感覚なゲームで

巷で流行ってるらしく、いつかやってみたいなーって思ってました。


このゲームはそのマーダーミステリーがお手軽に4人で遊べるそうで

いつやる?今でしょ(フル!)ってことで

早速、最近、よくボードゲームを遊んでくれる友達3人とプレイしてみました。

当然、僕を含め、みんな、マーダーミステリー初体験です。


ただ、実は、僕の中で、

マーダーミステリーにはちょっとした不安要素がありまして。

そもそも、設定されたキャラの1人になりきるってのが大変そうだし、

1回しかできないのに

なんかムズイ設定のキャラで、失敗したプレイしたらどーしよう?

ってちょっとドキドキ


いや、所詮ゲームなんだから、

いつものように、あんま考えず楽しめばいいんだけど

なにぶん、初体験なんで。


でもま、結局のところ、全部、取り越し苦労で、

めちゃめちゃ面白かったです。


ネタバレしないよう、気をつけながら

どんなゲームだったか話しますと


まず、このゲームのパッケージの紹介文にもありますが

1人の女性が殺され、それがテロ組織絡みとゆうことで

公安警察2名とCIA局員2名が協力し捜査するってのが

大まかな設定です。


事件の詳しい背景を友人の1人が読み

各キャラの設定書の表面にある簡単なキャラ設定を全員で見て

誰がどのキャラをやりたいかをジャンケンで決めました。


で、テーブルに事件のあった周辺の地図と

各場所で手に入る沢山の手がかりのカードを伏せて置きます。

(中身はゲームで手に入るまで誰も見れません)


その後、全員、自分のキャラの設定書の中身を黙読で読み込みます。

各キャラにはそれぞれ隠された秘密の背景情報があり

結構、みっちり文字が書かれていて

本当は10分を目安に読み込むのですが(あくまで目安) 

理解しながら読み込むのに、15分ほどをかかりました。


ただ、みっちりした情報でも、

最後の方に、簡潔な自分の目的とそれが成功した時の点数が書かれており、

自分が何をすればいいのか、

どんな情報を追い、どんな情報を隠せばいいのかが明確なので

人物背景を全て頭に入れる必要はなく

なんとなく大まかにわかっていればOKで安心しました。


で、最初の捜査会議ってのをやります。

まー、簡単な自己紹介と、どの辺を調べるのか話し合うってヤツです。

自己紹介は、設定書の簡単な人物説明を普通に読んでもいいんですが、

なんとなくキャラになった感じで話すだけでも、ちょっと盛り上がります。

どの辺を調べるかの話し合いは、

パンデミックなんかの協力プレイで行動を話し合う感じ。


後は調査フェイズ→捜査会議フェイズってのを4回繰り返します。

(投票で追加1回の調査→捜査の延長アリ)

調査フェイズでは、決められたキャラから時計回りに

場にある伏せられたカード2枚を選んでゲットし、自分だけ内容を読んで

追加のカード獲得効果とかがあれば実行します。


続く捜査会議フェイズでは、

全員、自分が入手したカードの中から1枚だけを選び、一斉にオープン

「私がつかんだ情報では~」なんて雰囲気で、自分の公開したカードの情報を読みあげ、

それぞれの情報から、事件の推理とか、次の捜査する場所の話し合いを行います。


要は単に伏せてるカードの中身を読んで

各自がそこに書かれた秘密なり手がかりを知り、

それを皆に見せるってゆう、イメージとしては単純な作業なんですが

実際にプレイしてみると、これが異常に楽しいです。


まず、どのカードにも

「実は○○は××だ」とゆう決定的な情報は一切書かれていません。

恐らく、全てのカードを見ても

事件の全容を自動的に全て理解できるものではないです。


そこに書かれてる手がかりをいくつか、自分なりにつなぎ合わせ

ちゃんと考えて推理する必要があるのです。

しかも、どのカードの内容も、

事件の全体像のどこかにつながっており、ハズレ情報はナシ。


だからカードをオープン後は自然と皆で

あーでもない、こーでもないと色々話し合う感じになるのですが、

この会話においても、特に制限はなく

見せてないカードの内容も、しゃべるのは自由であり

その内容について嘘をつくのも、隠すのも自由


なので、捜査会議では色んな情報が飛び交い

推理論争が行われ、通常は10分の目安なんだけど

全然10分じゃ足らんってゆうくらい盛り上がっちゃうわけです。


ここで、面白いのは

情報をつかんで披露し、みんなで考えてるうちに

徐々に、ゲームプレイが物語的な形になっていく所です。

自然と自分らだけのストーリーが作られるのです。


そもそも物語ってのは、

秘密のベールを1枚ずつはぎとっていくことで作られるのかも

って思っちゃいます。


しかも、各キャラの背景設定にも秘密の情報があり、

事件の全体像の一部につながってる部分がちょっとずつ存在し、

さらに各自には点数化された目的があるために


ここまでならしゃべれるかもとか

この秘密はしゃべれないけど、なんとかお話をでっちあげて、

こーゆう風にカモフラージュしたらしゃべれるかもとか

今のタイミングでこの秘密を話したら盛り上がるかもとか、

○○のことがバレた、どーやっていいわけしようとか色々考えちゃって


なんか知らないうちに、そのキャラの立場になってモノを考え、

そのキャラになってもーてるんで、

自分が物語の登場人物になった気分です。

これが物語を体感するってやつですかい。


実際、あるキャラの怪しい情報が出てきて、

「これは、どーゆうことなん?」と

そのキャラ担当の友人に皆んながつめより、

「実はだな・・・」と、その友人が話し始めたりしちゃって

もう普通にドラマやってます。ドラマちゃってます。


最後の捜査会議後には告発フェイズってのがあります。

ここでは最終的な事件の推理を1人ずつ行うのですが、

ただ、ぶっちゃけ、自分の推理がどこまであってるのか

みんな、そんなにちゃんと確信があるわけでもなく

なんとなく、こーなんじゃないのかって感じなので

この段階になると、早く真相が知りたいモード爆発状態。


そして次の推理フェイズで

各キャラの専用の質問用紙が新たに配られます。


そこには、全キャラの共通の質問の他にも

そのキャラだけの質問なんかもあり、

みんな、まるで突然のテスト用紙を配られた学生みたいなリアクションで

ワーキャー言いながら、こっそり自分の用紙に記入していきます。

ちなみに、解答は選択式なので、

全然、わからん項目については、はっきり言ってヤマカンです。


で、お待ちかねエンディング

ここでも、まだまだ盛り上がります。

てゆーか、盛り上がるように作られてます。


エンディングブックなるものを誰かが開き、

そこに書いてる指示に従います。

エンディングブックはまるでゲームブックみたいで

誰かの解答や、書かれてる行動の選択により色々と分岐しており

しかも、項目ごとに読み手が変わります。


この構造により

エンディングにはちゃんとしたクライマックス感があり

「えー、そーやったんかー」ってゆう驚愕の驚きがあったりもします。

てか、僕自身、驚きました。


よく出来てるのは、みんなの解答や行動の選択により

いくつかのエンディングパターンがあるのですが、

どの終わり方もちゃんと物語を閉めてくれてるって所です。


あと、ゲームなんで、一応、各自の目的とかで、

最後に得点も出します。


プレイ時間は90分と提示されてますが

みんなの推理や進行が盛り上がり、90分超えてたかなー。

でも、充実した楽しい時間でした。


「あそこは実はこーなってたから、○○してん」とか

答え合わせをしつつの感想も楽しく

あまりにも面白かったので

さらにこの後、別のマーダーミステリーを2つもプレイしました。


どのマーダーミステリーも細かい部分の違いはあるけども

大まかな流れは同じ感じで、

でもどれも世界観が違うし、どれも面白い。


特に、このゲーム自体、初めてマーダーミステリーをプレイするのに

ちょうどいいスタイルとお話でした。

初心者に親切な設計だし、キャラとか設定とかイメージしやすく 

お話自体もテロ絡みで、盛り上がりやすく面白かったです。


1回しかプレイできないために

コストパフォーマンスはどうなの?って思うかもしれませんが

1回映画観に行く感じで買ってみてもいいかも。

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  1. 投稿者:レモネード
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テーマ/フレーバー
未登録
メカニクス
未登録
作品データ
タイトルカナリアは歌わない
原題・英題表記Canaria ha utawanai
参加人数4人用
プレイ時間90分前後
対象年齢15歳から
発売時期2022年~
参考価格2,000円
クレジット
ゲームデザイン未登録
アートワーク未登録
関連企業/団体未登録
レーティング
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10点の人1
9点の人0
8点の人2
7点の人1
6点の人6
5点の人1
4点の人2
3点の人0
2点の人0
1点の人0
プレイ感の評価
運・確率0
戦略・判断力3
交渉・立ち回り2
心理戦・ブラフ3
攻防・戦闘0
アート・外見0
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レビュー 2件

255名
3名
0
充実
超正統派ミステリー。横浜を舞台とし、ある程度架空の建物もありつつリアルな世界観でプレイできるマーダーミステリーです。グループSNEのMYSTERYPARTYINTHEBOXシリーズはプレイヤー人数も多く、毎回様々な趣向が凝らされているため初心者でも楽しめるかどうかで言えば疑...
続きを読む(12ヶ月前)
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続きを読む(2年弱前)
レモネード
レモネード

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