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  • 2人~4人
  • 120分前後
  • 12歳~
  • 1982年~

ボーダーランドBluebearさんのレビュー

430名
2名
0
7年以上前

いつもながら、古臭いゲームの紹介ばかりでごめんなさい。(^-^;

でも、このゲームはぜひ紹介しておかねばと思っております。

正直言って、このゲームは大好きで、コマとボードが擦り切れるくらい回数やりました。(本当にもうボロボロです。何十回やっただろう…)

紹介文にも書きましたが、個人的には傑作の部類に入ると思っています。
(1982年チャールズ・S・ロバーツ最優秀ファンタジーボードゲーム賞ノミネートです!)

その証拠に1982年という古いゲームであるにもかかわらず、2013年にファンタジーフライト社から、テーマをスチームパンクに変えて再販されています。(それでもあまり話題になっていないのが個人的には残念ですが…)

また、最近ゲーム初心者の集まりに持ち込んでみたところ大白熱の大絶賛で、残念ながら現在入手難である事を明かすと、ぜひ貸して欲しいと懇願され、今出張中なのです。(^-^;

このゲームのシステムは、かの有名な『カタン』と似ている点がいくつか見られます。

ちなみにカタンの出版が1995年ですから、実はこのゲーム(1982年)の方が発表は先になります。決してパクリじゃないですよ!こちらが本家です。(実際、このゲームの存在が、カタンのデザインに影響を与えたと言われています。)

各エリアから算出される資源(木材、鉄、石炭、金、馬)が決まっていて、ダイスによって判定される点。

各資源を指定だけ集めて加工することで他の資産(こちらは、武器、船、都市)に変換させてゆく点などです。

正直言って、このゲームを先に経験していたので、初めてカタンをやった時「どこかで見たルールだなぁ」と思ったのが印象に残っています。

もちろん違う点も多々あり、最大の相違点は『戦争』によって領土の奪い合いが起こる点です。

カタンにおいては、ドイツらしくきわめて平和裡に競争で進んでいた展開が、こちらはエリアごとの直接対決によって決します。

負ければ貴重な資源エリアを奪われる事にもなりかねないわけですから、この要素は大きいですよ!(資源はカタンのようにカードで手元に持つのでは無く、コマとしてエリアに配置します。そのためそのエリアを攻撃されると、置いてある資源ごと丸ごと奪われる危険性があるのです!)

さらにこの戦争判定はダイスなどのランダム性を廃し、接する各エリアがどちらを支援するかによって計算される《戦力値》の合計が大きい方が必ず勝つ、というきわめて論理的かつシビアなものです。(同数なら攻撃側の勝ち)

このため、事前にある程度戦力計算ができるのに加えて、他国との支援交渉も欠かせません。(だから、ガチで考えるのです。資源を渡してでも支援の約束を取り付ける…といった交渉も欠かせません。)
この《直接攻撃》《交渉》というボードゲームの2大要素(どちらもなぜか最近敬遠される…)をガチで堪能できるルールなのです。

ここにこそ、このゲームの醍醐味があるわけです!

だから勝てない時は勝てない。(;o;)
(ここを面白いと感じるがどうかで、おそらく評価は全く違ってくるでしょうね〜。こんなに面白いのに、きっと敬遠する人が多いんだろうなあ…。)


「どうしてもここを落としたいから、支援してくれ〜!」

「じゃあ、こっち支援してくれる?」

「仕方ないなぁ〜、いいよ!」

「おい!それは絶対許さんぞ!」

「じゃあ後で金を渡すから、それで手を打たない?」

「う〜〜、どうしよう。あと石炭も付けてくれない?」

「くっ…足元見やがって…」

なんて感じです。

さらに、これもカタンと異なり、資源は全てコマになっていて、加工のためには、エリアがちゃんとつながっていなければなりません。(資源駒をわざわざ運んで、どこかに集めないと加工できないから)

そのため、途中経路のエリアをどうしても確保しなければならず、他エリアを攻める理由がちゃんとあるのも良く出来ています。(そうしないとせっかくの資源を合流させられないわけです。)

たまに、資源を貯めたエリアが落とされたりすると、丸ごとその資源を奪われたりするので、それにも気をつけなければならないわけです。(これやられるとマジで悔しい!!だから必死で必死で反撃策、挽回策を考えるわけです。)

まあ、いろいろ書きましたが、要するに「マジで領土戦争しまくるカタン」を受け入れるかどうかですから、一度くらいはやり比べてみるのも良いかと思いますよ。(^-^;

ちなみに私はどちらも大好きですよ!

【追記】

最近、BGG(世界最大のアナログゲームサイトBord Game Geekのこと)を調べていたら、何と何と!

5人プレイ用特性ボード、さらには6人プレイ用特性ボードまで、データがアップされているじゃありませんか!

駒の製作用画像データや、オリジナル4人ボードのデータまで全て揃ってある、という太っ腹なサービス!(これでボロボロのマップを作り直せる!)

これで入手に困っていた人達も安心。(*^◯^*)

わたしらは、近いうちに6人ボードをやってみようと思います!(絶対荒れるな)

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モカジマ
ryuuseikick
Bluebear
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