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  • 2人~7人
  • 45分~60分
  • 10歳~
  • 2018年~

ふたつの城の物語一斗さんのレビュー

520名
3名
0
約5年前

 ふたつの街の物語とノイシュバンシュタイン城がコラボしたゲーム。

 2つの城が4x4の決められた範囲に街を収める平面的できっちりした感じの街づくりから、ノイシュバンシュタイン城のように奔放に上下左右に伸びる立体的な城作りへ変わった。

 配置条件や隣接や並びによる得点、3枚、5枚のボーナスなど街を踏襲しているものとそこから発展しているものとがある。


簡単なゲーム概要

 各プレイヤーは9枚の部屋タイルを受け取り、うち2枚を秘密裏に手元に残して残りのタイルを1ラウンド目は左、2ラウンド目は右にドラフトする。手元に残した2枚を両隣と相談しながら1枚ずつ配置する。

 これを4回繰り返すと1ラウンドが終わり、新たな9枚を手札に2ラウンド目を行ったら得点計算。同じ種類の部屋の3枚目と5枚目の配置時にボーナスが受けることができる以外はゲーム中にタイル配置以外の要素はない。

 作られた城の得点計算は部屋ごとに隣接している部屋の数や種類、壁掛けの種類、連続している数やある方向にある数など様々。城ごとに計算して、自分が担当する2つの城のうち最終得点が低いほうが自分の点数となる。


良いところ

 ドラフトゲームであり両隣と配置やドラフトした手札について相談できるので基本的にはダウンタイムはない。もちろんよその配置待ちやボーナスの処理待ちはおこるけどそれほどでもない。

 7人までできるが上記の理由でプレイ時間が増えることも殆どない。

 珍奇な城が出来上がり、見ていて楽しい。このへんはノイシュバンシュタイン城に感じたのと同じ面白さがある。

 ルールが2枚取ってドラフトして両隣との間にある城に1枚ずつ配置するという簡単なもの。

 ゲームが終わって片付けると次ゲームをするときのセットアップが終わっている。片付けもそれほど時間はかからないし、元のオーガナイザーがしっかりしている。


悪いところ

 得点条件のアイコンが小さい。老眼の身には結構堪える。黒と紺の部屋種類の色がわかりにくい。

 最後の点数計算に時間がかかる。逆に道中大体しか計算できないので勝ちにこだわる人はここで時間かかって向かないかも知れない。

 リファレンスのカードが両面同じことではなく、ボーナスや得点条件アイコンの意味が書いてあればよかった。


総評

 1人だと長考しそうなシステムを両隣と協力しなければならないということで長考しないで済むようにデザインされているのが街の頃からの一番の評点。ドラフトとタイル配置や7人までできるのも楽しい。四角ではなく上下にも左右にもルールに則れば伸びていくので、出来上がりの珍奇さはほんと楽しい。人数が少ないとガチゲーになりがちなので大人数でワイワイ出来上がりまで一気にやって楽しむのがいいゲームなのではないかと思う。

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