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人気ボードゲーム『ふたつの街の物語』と『ノイシュヴァンシュタイン城』が夢のコラボレーション!
あなたは世界に名高い建築家です。ルートヴィヒ王から依頼された複数の城の設計は多くの専門家を必要とします。あなたの素晴らしき設計の手腕と、他者との協調性が、成功へのカギとなるのです!
このゲームは「タイル・ドラフト・ゲーム」です。各タイルは城の中の様々な部屋を表しています。それらをドラフトしながら、自分の左右にいるプレイヤーと協力して、それぞれ合わせて2つの城を築いてゆきましょう。
重要な点は、各プレイヤーの最終的な得点が2つの城のうち得点が低い方となるところです! 一方をおろそかにしていては一流の建築家とは呼べません。また、パートナーとの連携が上手くいかなければ、悲惨な結末が待っているでしょう。
さあ、あなたは歴史に名を馳せる、名建築家になれるでしょうか?
『ふたつの城の物語』は、両隣のプレイヤーと協力して城を建築するタイル配置ゲームです。
タイルを2枚選んで、両隣にある城に配置するだけ。6種類の部屋タイルのよる得点条件を組み合わせて最高の城を作ります。
ゲーム終了時の得点は2つの城のうち得点の低い方が得点となるため、どちらの城でも高得点を狙わなくてはいけないのも特徴の1つです。
また、本作は『ふたつの街の物語』と『ノイシュヴァンシュタイン城』という2つのタイル配置ゲームのこれボレーション作となっており、ゲームシステムは『ふたつの街の物語』から。テーマは『ノイシュヴァンシュタイン城』から来ています。
<詳細レビュー>
https://nicobodo.com/archives/between-two-castles.html
ふたつの街の物語とノイシュバンシュタイン城がコラボしたゲーム。
2つの城が4x4の決められた範囲に街を収める平面的できっちりした感じの街づくりから、ノイシュバンシュタイン城のように奔放に上下左右に伸びる立体的な城作りへ変わった。
配置条件や隣接や並びによる得点、3枚、5枚のボーナスなど街を踏襲しているものとそこから発展しているものとがある。
簡単なゲーム概要
各プレイヤーは9枚の部屋タイルを受け取り、うち2枚を秘密裏に手元に残して残りのタイルを1ラウンド目は左、2ラウンド目は右にドラフトする。手元に残した2枚を両隣と相談しながら1枚ずつ配置する。
これを4回繰り返すと1ラウンドが終わり、新たな9枚を手札に2ラウンド目を行ったら得点計算。同じ種類の部屋の3枚目と5枚目の配置時にボーナスが受けることができる以外はゲーム中にタイル配置以外の要素はない。
作られた城の得点計算は部屋ごとに隣接している部屋の数や種類、壁掛けの種類、連続している数やある方向にある数など様々。城ごとに計算して、自分が担当する2つの城のうち最終得点が低いほうが自分の点数となる。
良いところ
ドラフトゲームであり両隣と配置やドラフトした手札について相談できるので基本的にはダウンタイムはない。もちろんよその配置待ちやボーナスの処理待ちはおこるけどそれほどでもない。
7人までできるが上記の理由でプレイ時間が増えることも殆どない。
珍奇な城が出来上がり、見ていて楽しい。このへんはノイシュバンシュタイン城に感じたのと同じ面白さがある。
ルールが2枚取ってドラフトして両隣との間にある城に1枚ずつ配置するという簡単なもの。
ゲームが終わって片付けると次ゲームをするときのセットアップが終わっている。片付けもそれほど時間はかからないし、元のオーガナイザーがしっかりしている。
悪いところ
得点条件のアイコンが小さい。老眼の身には結構堪える。黒と紺の部屋種類の色がわかりにくい。
最後の点数計算に時間がかかる。逆に道中大体しか計算できないので勝ちにこだわる人はここで時間かかって向かないかも知れない。
リファレンスのカードが両面同じことではなく、ボーナスや得点条件アイコンの意味が書いてあればよかった。
総評
1人だと長考しそうなシステムを両隣と協力しなければならないということで長考しないで済むようにデザインされているのが街の頃からの一番の評点。ドラフトとタイル配置や7人までできるのも楽しい。四角ではなく上下にも左右にもルールに則れば伸びていくので、出来上がりの珍奇さはほんと楽しい。人数が少ないとガチゲーになりがちなので大人数でワイワイ出来上がりまで一気にやって楽しむのがいいゲームなのではないかと思う。
ボードゲームを1,000個以上持っているユーザー視点で良かった点と悪かった点の両面から紹介します!
ふたつの城の物語は、「ふたつの街の物語」と「ノイシュヴァンシュタイン城」がコラボしたゲームで、タイルを毎回2枚選んで隣の人と共同で城を作り、担当した左右の城の点数の低い方が自分の得点となる面白いボードゲームです!
「ふたつの街の物語」のゲームシステムとなっている、両隣の人と各自が協業して城を作っていく、というシステムが面白いです。数多くの種類のタイルがあって、想像が膨らみます!7人まで同時に遊べるのもポイントです。
字が小さい、何より点数の加算方法が沢山ありすぎてゴチャゴチャしていて見通しが立てづらい、「ふたつの街の物語」のいいところが消えてしまった印象を受けます・・・
好き度(Like)
▶2pt.≪★★≫
おすすめ度(Recommended)
▶2pt.≪★★≫
子どもと度(With kids)
▶2pt.≪★★≫
ふたつの城の物語の簡単なゲームの流れとルール解説はこちらをご覧ください!
タイルの隣接などの得点源が大量にあるので、あれもこれもと追いかけるのは諦めて、タイル隣接の得点はどれにするか絞っておくといいかと思います。同じタイル3枚目、5枚目で獲得できるボーナスは重要なので狙うといいかと思います!
名作ドラフトゲー2つの街の物語と名作建築ゲーのノイシュヴァンシュタイン城を足して割らずに出してきた作品。今度は街じゃなくて城を建築するぞ。
一発ネタかと思いきや中身は2つの街の物語(以下BTC)をブラッシュアップした傑作。
ゲームの流れは2ラウンド制に変更して1ラウンドに使うタイルが9枚になったBTCで伝わると思う。配置するタイル枚数は元と同じく16枚である。勝利点はいつも通り2つの城から低い方が自分の持ち点になる。
では、ノイシュヴァンシュタイン城要素はイラストとテーマ以外のどこにあるかというと、部屋の種類、ボーナスカード、完成ボーナスは配置枚数ボーナスに変更、このあたりが受け継がれている。やってみると分かるけどもシステム的にはほとんど別物になっている。
しかし、ノイシュヴァンシュタイン城のフリーダムな城作りという大前提は本家よりも大きく進化した。
BTCは4×4の区画内で街を作り、ノイシュヴァンシュタイン城では地上1階地下1階のパケ絵詐欺な城を作る。
それに対して2つの城の物語は廊下と地下室は地下へ、それ以外は地上に配置するくらいしか制約が無く自由な城が作れる。
例として上の写真だと地上3階地下5階で大量に庭園がある城になっている。こんな自由な城が作れるのも今作の魅力だ。
最後に良い点と悪い点を挙げてみる。
良い点
・優秀なコンポーネント
今作はBTCとは違いタイルケースが付いている。なんとそれに収納するだけでゲームのセットアップも完了するのだ。
左がメインケース、右が特殊タイルケースだ。写真だと分かりにくいがメインにはプレイヤー人数毎に取る場所が明記されている。
よって片付ける前にタイルをシャッフルする事で次回すぐに楽しむことが出来る。
・イラストがキレイ
BTCもノイシュヴァンシュタイン城もイラストがキレイだったが今作は更にイラストが良くなっている。イラストもメインの部屋タイルは全て異なっているため見ていて飽きないレベル。
・勝ち筋の多さ
BTCの特徴である勝ち筋の多さは健在でどの戦法を取ってもある程度の点数を稼げる。ノイシュヴァンシュタイン城から視点で見ると家事室完成からのボーナスカードゲーではなくなった。というよりも各ボーナスはゲーム中最大で2回しか獲得できないため特化戦術は愚策のシステムになっている。
悪い点
・タイルがペラくて小さい
タイルが一般的なタイルゲーの3分2くらいの厚さ。あとちっちゃい。
小さいのがけっこう問題で上の豚小屋タイルを見てもらうと分かるけども、
BTCと違いタイル毎に
◇名前
◇部屋の種類(左上)
◇壁掛け飾りの種類(右上※豚小屋は無し)
◇得点手段
以上の4要素が小さい字で詰め込まれていてけっこう見にくい。
しかし、タイルの大きさを大きくするとタイル多分日本で遊べないサイズのゲームになってしまうのでいたしかゆしな話である。
・点数計算が面倒臭い
とても楽しいプレイ感に対してラストの点数計算はかなり面倒。各部屋の種類の各部屋毎に得点方法が違う上に参照する場所が違うため手間がかかる。慣れてないと相当てまどってしまう。ノイシュヴァンシュタイン城のダメな点まで持ってこなくて良かったのに…。
以上、総合的にはオススメ出来る作品。ホントに点計算以外はなんとでもなるので是非とも遊んで欲しい。
まだ日本語版は出ていないが、日本語ルールはストーンメイヤーの公式サイトに公開されているし、言語依存も一部のボーナスカードのみなので先に米尼なりで買ってしまうのも全然アリだ。