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  • 3人~6人
  • 120分~240分
  • 14歳~
  • 2021年~
464名
2名
0
約2ヶ月前

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正体隠匿のチーム戦。 船を無事に寄港させようとする人間陣営vs邪魔しようとするモンスター陣営。ただし誰がどちら側かが分からない状況。とは言え、プレイヤー全員は船の乗組員なので、表面上は迫りくる化物に対処してます😁

人間側の勝利条件は、「船が規定数進む」の1つのみ☝
逆に敗北条件は、「船が沈む」「資源の1つでも底を尽きる」「モンスター駒のストックが切れる」の3つ。
人間側が敗北したら、モンスター陣営の勝利です🎊


陣営を決めるカードは、ゲーム開始時に1枚。中盤にもう1枚配られる。 最終的に計2枚となるが、1枚でもモンスター陣営を持っていれば、裏切り者となるのです。つまり、最初から裏切り者であったり、途中から裏切り者になったりと、途中で裏切り者に変わる可能性があるシステムとなってます😱

ゲームの流れは、時計回りに手番を回す。手番では以下の順で処理していく。
①ドロー;手札補充
②アクション;2アクション実行(移動/攻撃/救助etc...)
③イベント;問題の発生と解決&モンスターの活動
④手札調整;上限以下にする
骨格は非常に分かりやすい内容をしてます😁

また、③ではイベントカードを引き、そこに書いてある問題にどう対処するのか?や、モンスターがどう動くか?が記載されており、カードに従って処理していきます。TRPGっぽいですね!

これだけだと簡単なゲームに見えるが、実際には細かい制限や、ケース別の内容変更が多く、煩雑なゲームとなっています😅(ルール解説書なんて別冊子が同梱されている程です)


さて、本作には面白いギミックが2つあります。
【技能判定】
主に③イベントの解決手法なのですが、他にも随所で使われます。
内容は、全員で手札を出し合いノルマ値の達成を目指すという判定方法です。
ポイントは、
・技能判定ごとにプラスとなるカード種とマイナスとなる種が設定されている
・誰が何を出したか分からないようになっている
マイナスのカードが混ざっていれば、カードを出したプレイヤーの中に裏切り者がいる?!…となる所ですが、技能判定では毎回2枚がランダムで追加されるため、そうとも限らない所なのです。 裏切り者フレンドリーなシステムですが、疑心暗鬼具合が加速するため、正体隠匿ゲームとしては非常に良いアクセントとなってます😁

【表の役職】
このゲームには、船長書の所持者という公表された役職があります。彼らには責任ある立場として、イベントで発生した問題の解決方法を決める決定権があります。他にも、船長なら船の航路選択(進み具合が変わる)や、所有者なら特別なアクションが可能になります。 もしも裏切り者が特権乱用して、不利に進めていたら大変です😨


敗北条件の1つ、船の沈没はモンスターの攻撃によるものが殆ど。船は部位破壊され、全てが破壊状態にあると沈没となる。ただし修復する事ができたり、壊される前にモンスターを倒すこともできるため比較的防衛率の高い条件です🛡
どちらかと言うと、資源の枯渇の方が鍵ですね。4種ある資源はいろんな場面で減っていく。自らコストとしても使用することがあるため、扱いづらい存在です。回復手段は乏しいため細心の注意が必要⚠


一方で裏切り者は、隠れている状態では技能判定で邪魔をするか、表の役職を担っていたらその特権を使って不利な事をしていくかである。しかし表面上では人間側っぽくモンスターと対峙していくので何とも歯がゆい所☹
自分が裏切り者である事を公表すると、より積極的に邪魔できるアクションが打てる(①〜④が変容)・・・ただし、表の役職ができなかったり、多数派である人間側と表立って張り合うため、デメリットの方が多い感じがする🤔
どちらにしても、NPCであるモンスターが主体の戦法となるため、自身がサブというプレイ感は否めない。

2回の役割カードの配布で、2回ともモンスター陣営だった場合は…\(^o^)/ 裏切り者である事を公表すると、もう1枚のモンスター陣営カードを任意のプレイヤーに渡す事ができる。つまりそいつもモンスター陣営に引き込めるのだが・・・相方共々身バレしているため、戦況は非常に不利です😥


やることはシンプルだが、ルール難易度が高いため重いゲームに仕上がってます。 また裏切り者の場合はプレイ難易度が一気に増加することも注意かな🤔

オススメは5人>3人。人間とモンスターのバランスが最も良いのが5人と言うのが理由です。3人でもバランスが良いのだが、裏切り者を公表するメリットが5人の時と比べて薄かったので、戦略の幅をみて5>3としてます。



まとめると…

Good👍
TRPGテイストを出しつつも正体隠匿成分があり、それでいてちゃんとボードゲームしている事が良かったかな😗
マップ上では、プレイヤー、乗客、モンスターがいて、次にどう動くか?などリスクヘッジしながら戦略を立てつつ、怪しい動きをする裏切り者を探していく楽しみがある。 裏切り者なら、適度に協力しつつも不利益を与える機会を狙っていく。確信されたら公表して殴りかかる🤛といった状況に応じたパフォーマンスを取っていく興奮がある!

③イベントが本作の醍醐味と言っても過言ではない。 技能判定だけではなく任意の選択で解決する事もあり「なんでソッチ選んだし?さては裏切り者か?」などと疑う場面もチラホラ。 技能判定の方も、失敗するとその分析に一喜一憂したりと盛り上がる場面が多々あるのが魅力です😘

Bad👎
細かいルールが多い事が残念な点ですね。重量級に慣れているならまだしも… アイテムやキャラ能力など、ルールの他にもユニーク要素が多いため、把握するのが大変です💦 人間側であれば把握する必要は無いが、モンスター陣営であればそうもいかない事が難易度UPの要因でもあります。 また裏切り者を公表した事で変更となるルールも事前に把握してなければいけません!ゲーム中にチェックし始めては裏切り者である事がバレるからです😅

もしも陣営カードで、モンスター陣営が2枚来た時は絶望しかありません😱 隠れたまま孤軍奮闘するか?公表して仲間を増やすか?の2パターンはどちらもキツい状況です。 仮にこのような場合になったら、仲間を増やすやり方を、他プレイヤーで陣営カードを回収し、ランダムに配布する方法で行った方が良いかと思います。その場合、公表された裏切り者1人と隠れた裏切り者1人がいる状況となり、多少マシになります❗

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Bluebear
鳴屋
鳴屋
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