埴輪の商人鳴屋さんのレビュー

率直に遊んだ感想を言う！

売買ゲーム。出土した遺物を売って金に変え、買ったものは展示して金に変えるゲーム！　つまり金💰

個人ボードには、売場と展示場の２つがある。
○売場⇒ 発掘した遺物を置く。これをライバルが買う。
○展示場⇒ ライバルから買った遺物を置く。５枚溜まるとポーカーの役に応じた収入を得る💵

売買はプレイヤー間だが、展示の収入は銀行から出る。銀行が空になったらゲーム終了。所持金の多いプレイヤーの優勝だ🎊

遺物はタイルになっており、ポーカーの役で参照する色と、売買で見る数字が書かれている。
個人ボード、初期資金、初期遺物を受け取ってゲームスタート⚑

進行は時計回りに手番制。やる事は２ステップ✌️
①買う
　・ライバルの売場から または、
　・ストックから１枚山引き(この場合は銀行に払う)

＜展示会の開催＞
買った後に展示場が５枚になったら、役に応じた収入を銀行から受け取る。１ペア、フルハウス、５カード…といったポーカーでお馴染みの役です🃏　処理したら遺物をストックに戻す。

②発掘する
　・ストックから遺物を３枚引き売場に置く
この時に、以前から売場にあった遺物を含め、好きなように売場をアレンジできる。要らないものはストックに戻しても良い👌

ポイントは売場のアレンジ……つまり売れる商品をどう作るのか？という事🤔

売場には商品セットが２枠ある。発掘した遺物はどちらかに納めるのだが、売買はセット販売になる。どの色がいくつあるか？料金はいくらか？を好きに組めるのです😘　料金は遺物の数字の合計ね￥

このゲームは、ポーカー役に対しての収入額が絶妙でして、大儲けする事が難しい。トントンかそこらです😓
つまり、勝つためには売却して稼ぐ必要もあるのです。　ただし、安易にしてはダメ🙅 ライバルには適度に無駄な出費をさせていく事も大事‼️　露骨だと買ってくれないけど…🥺

発掘する遺物こそ運であるが、それを商品セットに仕立てるのは任意であるため、マーケティングのセンスが重要💹　加えて出費に対する収入…つまり利益も考えないと自己成長していかない😓

非常に簡易なルールなのに、商才の程を試せるとても良いゲームでした😘

オススメは・・・特にないかな、何人でも！　売り買いがあるためダウンタイムではないし、銀行残高は人数で調整される。敢えて言うと、人数が多いと商品(遺物)が多くなるので、役が作りやすくなるという意味では収入は良化するのかな？←人数選びではどうでもいい事か!!

人気遺物と不要処分の抱き売りは・・・ドラ○エ３かな？

まとめると…

Good👍
全ての要素が地味に効いてくる❗　売場が2枠しかない事。展示会の収入額と遺物の単価設定。ストックから山引きするリスクとメリット。売場が完全任意な事。見えている各個人ボード。これらが渾然一体となって、単純なルールの中にも戦略の幅を齎している💡

売買はゼロサムだが、展示会を開く度に市場に金が流れる💸 そのため後半にかけては買い物金額も増えていき、収束性が担保されている点も素晴らしい👏

銀行残高も、若干早めに終わるよう調整されてる感じがして丁度良かった😁

Bad👎
惜しむらくは１金コインが足りない・・・。もうちょっと多くても良かったかな😓