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  • 2人~5人
  • 45分前後
  • 13歳~
  • 2015年~

ストックパイル大石さんのルール/インスト

322名
2名
0
6年以上前

ボードゲームギークにファンメイドのバリアントルールが公開されていたので一部を訳してみました。通常のルールを理解している人向けの訳ですが、興味のある方はぜひ遊んでみてください。
ちなみに、このゲームを2人で遊ぶことはなさそうなので2人用のバリアントは割愛しました。
拡張についても自分は持ってないので未訳です。もし手に入れたら訳すかもしれません。


ストックパイル「新ルール:大暴落」

概要

プレイヤーは大きな投資会社の所有者です。少ない初期資金から始めて、できるだけ効率的に資金を使うことを目指します。自身の会社にもっと投資して市場における優位を獲得するか、より多くの/より良い株に投資するためにお金を節約してください。投資家が売買する株式の大部分は市場に変動を引き起こします。だから注意してください! プレイヤーが自分の株式を投売りし始めると、それは大暴落の原因にもなり得るのです。果たしてどのプレイヤーが最も上手に市場を操作し、収入を得られるでしょうか?


セットアップ

①各プレイヤーに入札ミープルと同色の個人ボード、9K(1を4枚と5を1枚)を配ります。メインボードは上級面が望ましいです。余りのお金はボード脇に置きます。

②ターンマーカーをプレイ人数に対応した場所に、株価マーカーを各社の開始位置にそれぞれ配置します。

③会社カードと予測カードをそれぞれシャッフルしてボード脇に置きます。

④売買費用カードとアクションカードを一緒にシャッフルしてボード脇に置きます。これを市場デッキと呼びます。

⑤全ての株券を会社ごとに分けてボード脇に置きます。

⑥ゲームは財布に最も多くお金を入れているプレイヤーから始まります。


ゲーム概要

ゲームは数ラウンドにわたって行われます。最初のラウンドは少し他とは異なり、セットアップラウンドと呼びます。
各ラウンドは次のフェイズで構成されます:


セットアップラウンド

 1-1 情報フェイズ

 1-2 入札フェイズ

 1-3 開始株フェイズ

 1-4 購入フェイズ

 1-5 株価変動フェイズ

 1-6 セットアップラウンド終了


通常ラウンド

 2-1 情報フェイズ

 2-2 入札フェイズ(NEW

 2-3 アクションフェイズ(NEW

 2-4 売却フェイズ(NEW

 2-4-1第一売却フェイズ

 2-4-2第二売却フェイズ

 2-4-3第三売却フェイズ

 (2-4-4……)

 2-5 購入フェイズ

 2-6 株価変動フェイズ

 2-7 通常ラウンド終了


ゲーム終了

 3-1 筆頭株主

 3-2 株式の売却

 3-3 集計


1、セットアップラウンド

 1-1 情報フェイズ

情報フェイズでは、基本ルールと同様各自会社カードと予測カードのペアを受け取ります。株式の変動を示すこれらのカードは「1-5 株価変動フェイズ」の間に適用されます。

 1-2 入札フェイズ

入札フェイズでは、手番順に入札を行います。ストックパイルがないだけで、手順は基本ルールと同様です。支払いが終わったら、以降はボード左側の入札トラックにミープルを置いたプレイヤーから順番に手番を行うことになります。

 1-3 開始株フェイズ

開始株フェイズでは各自2銘柄の開始株を選んでいきます。手番順に任意の株券1枚を取ったら、最後手番プレイヤーから2枚目を取ります。この際お金を支払う必要はありません。また、2枚目に取れる株券は1枚目とは異なる銘柄のみです。全員が2銘柄を手にしたら次のフェイズへ移ります。

 1-4 購入フェイズ

購入フェイズでは、余裕のある限り手番順に1つ以上の株式を購入できます。しかし、購入する際はいくつかの特殊なルールに従います。

・このフェイズでは各自最大3つまでの株を買うことができます。

・1株以上を購入するとその銘柄の株価が1つ上昇します。これによって株式分割や配当が行われることはありません。価値が上限まで達した株は引き続き購入できますが、それ以上単価が上がることはありません。

・購入した株は個人ボードの左側に置かれます。

 1-5 株価変動フェイズ

株価変動フェイズでは情報フェイズで得た情報通りに株価が変動します。手番順に会社カードと予測カードを公開し、それに応じて株価を変動させます。基本ルールと同様に、全ての会社に予測カードの影響を反映させてください。

注意:プレイヤーがゲーム中に全ての株とお金を失ってしまった場合、そのプレイヤーは次の情報開示フェイズ開始時に9Kと任意の株券2枚を受け取れます。またその際、債務者、専門家、商品、税金など(いずれも拡張のバリアント)を持っている場合は全て破棄されます。


株式分割

分割が起きた際の処理は基本ゲームと同様ですが、分割株を所持した状態で再度分割が発生した際にもらえるボーナスは分割株1枚あたり5Kに変更されます。


 1-6 セットアップラウンド終了

株価変動の後ラウンド終了処理を行います。ターンマーカーを一つ右に動かして、引き続きノーマルラウンドに移行してください。


2、ノーマルラウンド

 2-1 情報フェイズ

セットアップラウンドの情報フェイズと同じように処理してください。

 2-2 入札フェイズ(NEW

基本的にはセットアップラウンドの入札フェイズと同じですが、入札の追い出しが発生した際、追い出されたミープルは各自の手元ではなくボード上部のペンのところに順番が分かるように置いてください。また、ノーマルラウンドでは入札を行う前に市場デッキからプレイ人数分のカードを引いて各入札トラックの下に配置します。売買費用カードは入札フェイズ終了後に支払い、その後捨て札にします。アクションカードは次のフェイズで使用します。

 2-3 アクションフェイズ(NEW

入札によってアクションカードを手に入れたプレイヤーはこのフェイズで使用しなければなりません。カードの効果は基本ルールと同様で、使用したら捨て札になります。

 2-4 売却フェイズ(NEW

売却フェイズでは各自株券を売ることができます。

 2-4-1第一売却フェイズ

最初の手番者から、売りたいだけの株を売ることができます。ただし、同一銘柄の株券を3枚以上売ることはできません。売値は各社のトラックによって示されています。通常ルールからの変更点として、分割株を売る際、1株分売却して株券を個人ボードの左側に移すことはできなくなりました。プレイヤーが1社の株(分割でもそうでなくても)を2枚売る場合は個人ボードの上に株券を公開し、1枚だけ売る場合はボード脇の山に戻します。1枚以上の株券が売却された会社の株価は1つ減少します(2枚セットで売られても減少するのは1つだけです)。各自手番順に売却を行い、株が売却されたら株価を下げてください。

 2-4-2第二売却フェイズ

最後手番のプレイヤーの売却が終わった後、最初の手番者は個人ボードの上に2枚セットの株券を公開している(第一売却で1社の株を2枚売った)場合、さらにその株を売却することができます。売却する場合は株券を山に返してお金を受け取り、株価を下げてください。以下、手番順にこれを実行するか否か選択していきます。

 2-4-3第三売却フェイズ

第二売却フェイズと同じように、まだ個人ボードの上に2枚セットの株券があれば売却できます。誰にも売る権利がないか、全員が売らないことを選択するまで、第四、第五……と売却フェイズが続くことになります。

 2-5 購入フェイズ

セットアップラウンドの購入フェイズと同様に処理してください。

 2-6 株価変動フェイズ

セットアップラウンドの株価変動フェイズと同様に処理してください。

 2-7 通常ラウンド終了

セットアップラウンドと同じようにターンマーカーを動かして次のノーマルラウンドへ進みます。ターンマーカーがすでに一番右端に置かれていた場合、ゲームは終了します。


3、ゲーム終了

 3-1 筆頭株主

基本ゲームと同様に筆頭株主を明らかにしてボーナスを受け取ってください。

 3-2 株式の売却

各自所持している株を売却します。この際は、いくら売っても株価は変わりません

 3-3 集計

上記の処理をして最終的に最も多くお金を持っているプレイヤーが勝者です。


バリアント

以下のバリアントを遊ぶ前に、上述した「新ルール:大暴落」の基本的なルールで遊ぶことを強く勧めます。エキスパートと債権のバリアントを使用すると株券の枯渇がとても早く起きる可能性があるため、ボーナスなしのバリアントを使用することをお勧めします。全てのバリアントを導入することで、アルティメット・ゲーマーバージョンになります(プレイ時間はとても長くなります)。


購入エキスパートバリアント

このバリアントではおまけの株券購入を可能にするエキスパート(基本ゲームにおける投資家カード)を雇うことができるようにします。

人数に等しい枚数の投資家カードを、ランダムか任意の方法で抜き出して、カードに記載された金額が高い順に並べます。

購入フェイズの各自の手番で、プレイヤーは1人のエキスパートを雇うことができます。一番左(もっとも高価な)エキスパートから雇わなければいけません。支払いは2Kで、購入フェイズの前に済ませておかなければなりません。

注意:プレイヤーがエキスパートを雇うお金を持っていなかった場合はそのプレイヤーによって指名された他のプレイヤーが手番プレイヤーの株を半値で売らせることで不足分を支払うことができます。この際、株価は下がりません。

エキスパートを雇ったら、以降の購入フェイズにて、プレイヤーは最大3枚ではなく4枚の株券を購入できます。ゲーム中雇えるエキスパートは最大で1名までです。

注意:この拡張ルールでは特殊能力は使用されません。

プレイヤーはいつでもエキスパートを首にできます。しかし、その場合彼らにボーナスを払わなければいけません。支払う額は各カードに記載されています(例:億万長者のビルを首にするなら32K支払う)。解雇したエキスパートは場に戻され、正しい順番(高いものから左)に並べられてまた誰かによって雇われることになります。

ゲーム終了時に全ての株券が売却された後、エキスパートを解雇しボーナスを支払う必要があります。

もっと多くのエキスパートを雇いたいと思ったら、セットアップラウンドでの準備の際に2行目のエキスパート列を用意してください。2人目のエキスパートを雇う際は2行目の左(高い方)から雇います。


ボーナスなしのバリアント

このバリアントでは、分割株を持った状態で株式分割が起きた際、ボーナスが発生しません。その代わり、分割前から持っていた分割株は1枚あたりその銘柄の最大価格の2倍の価値で売却することができます。

全てのプレイヤーは望む数だけ分割株を売却できます。全員がそれを行ったら、売ったプレイヤーの数だけ株価が下がります。

注意:この方法で売却できるのはすでに分割済みの株のみです。一回の株価変動で二度分割が起きた時などは個人ボードの左側に会った下部が全て分割され、その後再度分割が起きて全ての分割株が売却される可能性もあります。

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