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  • 1人~4人
  • 90分~120分
  • 13歳~
  • 2017年~

スピリット・アイランドぽっぽーくるっぽーさんのレビュー

938名
10名
0
3ヶ月前

協力型ボードゲームで間違いなく一番面白いゲームです。

というものの誇張表現抜きで100回以上はプレイしました。(拡張含む)

細かいところは他の人がやっているので他の数多あるボードゲームと比べてどうなのか?

スピリットアイランドを選ぶべきポイントをまとめていきたいと思います。

他の協力ゲームと比べて買おうか迷っている方向けに専門用語は少な目にしてしています。


◎準備(セットアップ)が非常に楽

協力型のボードゲームは準備がめんどくさいのが多いイメージがあります。

カードゲーム系であれば、デッキ構築がメジャーだと思います。サプライのカードを選ぶのって悩みますし、バランスよく遊びづらかったり。使用するカードを取り出してからシャッフルするのも結構めんどくさい。

ボードゲーム系であれば、説明書見ながらシナリオごとに駒を並べていくのがかなりめんどくさいです。手伝ってもらうにも1枚しか説明書はないですからねぇ。

で、スピリットアイランドなのですが。

使用するボードを人数分選んで並べて、ボードのマスに書いてある駒を乗せていきます。説明書を見ずにボードを見ながら置けばいいので、他のプレイヤーさんに手伝ってもらえます。

使用する精霊を各々選んで、そのカードをピック(たったの4,5枚ほど)

カードゲーム要素としての能力カードが2種類ありますが、2種類に分けて、シャッフルするだけ。ゲーム終了時は分けてしまうので最初から分かれているようなものです。

次には数枚9枚の不安カードを混ぜて、リマインダーを3枚ずつの間に挟む。

侵略者カードを3種類、1枚ずつ抜いて、シャッフルして重ねる。

最後にサブのボードに不安の駒を人数分取って、荒廃カードに駒を人数分置いて終了。

という感じで、すぐに準備ができます。

使うボードもランダムで適当にとって並べるだけですが、組み合わせによって配置も変わってくるのでリピート性もあります。

準備が本当に楽でやろうかなと思わせてくれます。他の協力ゲームを持ち出すのに面白いけど、準備がめんどうだなぁ・・・と、どうしても思ってしまいますので・・・。


◎個性豊かなプレイ感ががっつり変わるキャラクターの選択

協力ゲームって、使うキャラクターを選択して遊んでいくものが多いと思います。キャラクターによって能力が違ったり、使用するカードが違ったりするような違いがあると思うのですが。

スピリットアイランドのキャラクター(精霊)は選ぶキャラクターで遊び方が全く違ってきます。これが本当に面白い!

攻撃重視のキャラクター、防御重視のキャラクターなどがおり、敵に対処していくやり方が結構違っています。なのでプレイ感が選んだキャラクター(精霊)によって全く違っています。基本セットには8キャラクターがいるので全く違うゲーム感を味わうことができます。

難易度の高いキャラクターになってくると、海沿いのマスにしか自分の駒が置けない。敵の駒を倒すことができない。など、大きなルールの変更点があり、他のキャラクターと同じようにプレイをすることは不可能だったりします。

また2人以上プレイの時にはキャラクター同士の組み合わせで有利に戦えたり、ちょっとやりにくかったり、さらに楽しみの幅が広がります。

他の協力型ゲームだと、みんなできることが共通で少し違う程度のキャラクターの差だったりしますが、スピリットアイランドはキャラクターによって全然違うプレイ感が味わえます!


◎ソロプレイでも複数人数でもほぼ同じプレイ感

協力プレイが可能なゲームはソロプレイも可能となっているものが多く存在します。

また2人でやったときと、3,4人でやったときに難易度が変わってくるゲームもあり。3,4人でやった場合役割分担が必要になってくるので、2人で遊ぶよりも難しいだの。人数が増えると回ってくる手番が減るので待ち時間(ダウンタイム)が長くなってしまうなどの弊害があるゲームも多く存在します。

ですが、スピリットアイランドのプレイの仕方はソロだろうが、2~4人だろうが、ほとんど変わりません。

またプレイヤーごとの手番がないので、同時に処理をしていきながら進行していきます。カードの処理に関しては好きな順番に処理していくので有利に運ぶようにプレイヤー同士相談しながらやっていきます。なので、他のプレイヤーの手番待ちで発生するダウンタイムはほどんどありません。(思考に長い人がいるゲームはどんなゲームだろうと待たないといけませんが・・・)

ソロと違って複数人数だとマップが広くなるのでソロとは多少は違ってきますが、プレイ感はほとんど変わってこないですね。


◎デフォルトの難易度が難しすぎない

これ本当に重要なところだと思っています。とっつきやすさというか、他のプレイヤーに楽しんでもらいやすいところです。

協力型ゲームは人と戦わずに用意されたメカニズムに対してプレイヤー同士で戦う感じだと思いますが。

だいたいの協力型ゲームって難しい!難易度が高い!そういうイメージあると思います。

想定されている一番普通の難易度であったとしても。最適解を選びつつ、運がよくないとクリアは不可能!ってゲーム結構多いと思います。そういうゲームって、数時間かけて遊んで1回もクリアできないと、やっぱりだるいなぁ・・・本当にこのゲームクリアできるの?なんか無駄な時間過ごしたわってなってしまいますが。

スピリットアイランドのデフォルトの難易度は慣れていればほぼ余裕でクリア可能といったものです。初見プレイだとクリアできないとはなるのですが、慣れてしまえば全然クリアは楽な方だと思います。

運要素が薄めなので慣れればきっちりとクリアに持っていけると思います。詰将棋に例える方もいます。

拡張を入れると運要素が強まりますが、十分フォローできる範囲です。

協力ゲームのクリアできるって言う満足感は他の人と遊ぶには重要だと思います。

もちろん慣れてくれば難易度を上げてのプレイも可能で、かなり細かく調節が可能なのでちょっとずつ難易度を上げていくというプレイも可能です。


◎奉行問題がほぼ起こらない

協力型ゲームに付きまとう、奉行問題。最適解を選べないとクリアができないゲームってこれが付きまとってくると思います。

Aさんこっちの場所にきてこのカードを交換して、Bさんは次に交換するからこっちまで着てみたいな。指図する状態。これされると萎えるったらありませんよね?

ですが、スピリットアイランドではこれがほぼ無理です。前に説明した通り、キャラクターによってやれることが全く違うのであれこれ指図するのが無理と言っても過言ではありません。

キャラクターによる成長要素、獲得したカードの違い。この辺があるのでプレイヤーによってキャラクターがどのように変化しているかなど、他のプレイヤーが把握するのが不可能です。

なので、プレイ中はお願いするみたいな感じになりますね。

ここの場所どうにもならないんだけど、どうにかできない?みたいな感じで、フォローが可能ならフォローするみたいな感じで動くことになると思います。

個々でプレイする感じになってくるので協力要素が薄いと言えば薄いのですが、嚙み合って敵を処理できた時はなかなか満足感が高いです。単純にカードの能力で他のプレイヤーをサポートする能力のカードもあったりしますし。慣れたプレイヤーが初心者のサポートなどもやりやすく、楽しくプレイができます。


と、べた褒めしてきましたが。遊びまくると基本セットに入っている精霊8体では物足りなくなってきます。まぁ、それでも最低8回はプレイを新鮮な感覚で楽しむことができると思います。

逆に拡張を購入すればさらに尖った性能のキャラクターでプレイできるので飽きずにずっと遊んでいられることでしょう。

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ぽっぽーくるっぽー
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