シークレットカルドロンSecret Cauldron

ババ抜きのシステムに、正体隠匿と推理の要素を足されたゲームです。いやー、最初に出したら「そんなはずないやん」って侮られたよね。ゲーマーズゲームでした。

▼ゲームの概要

同じカードは存在せず、各カードには２～４つのアイコンが描かれています。

各プレイヤーは別のカードで、２つのアイコンを担当します。ほかのプレイヤーとかぶることがあるように、各アイコンのカードは2枚ずつあります。

ゲームの目的は「最後まで生き残る」か、「誰にもばれず、すべてのカードを出した」プレイヤーが勝ちます。

さて、手番が来たら、隣のプレイヤーのカードを1枚引いて、1枚、もしくは2枚捨てます。
1枚捨てる場合は裏面で好きなカードを捨てられます。
2枚捨てる場合が特徴で、「同じアイコン」のカードを2枚捨てられます。ただし、この時、同じアイコンが「自分の担当しているアイコン」である必要があります。
2枚あるので、1枚の方だけでもいいし、同じアイコンの被りのあるカードを選んで、それで偽装することができます。

こうして、すべてカードを出したら、「ほかのプレイヤーに推理される」ターンになります。
全員一度ずつ答えて、合っていたら、脱落になり、残ったプレイヤーで進めます。

さて、この「推理する」は手番でもできます。
で、当てられたら「脱落」となりますが、当てらなければ、推理したプレイヤーは任意のプレイヤーから合計2枚引きます。

▼プレイの感想

ゲームとしては、やや分かりにくいです。
そして、あまりゲームを遊ばない人からは、「面白そう？　推理適当にやってたら当たりそうじゃん」ってなります。そうよね。実際、プレイした時の最初はそんな感じだった。全員20年以上のプレイヤーなんだけどね。私は違ったけどね（弁明

で、ゲームが始まると、「以下に数少ない情報から推測するか」がネックになるゲームでした。
1手番差は大きく、さらに2枚出せることによって絞られるのが、「低いペナルティ」故、総攻撃を受けやすい、という状況につながっていたりも。

すべて裏向ければいいじゃない、という話もあるんですが、それを追うプレイヤーが多めに公開したり、それらを当てられる過程で反撃されたり。

1手番に笑い、1手番になくゲームでした。
これは遊んだ後の評価が大きく違ったゲームでしたね。ありきたりに見えつつ、そうでもないっていう。

イラストはAIで作られた、ということで、個人的に持っているゲームで、初めてのAIイラストのゲームとなりました。