ライス・イズ・マネーatcktさんのレビュー

自分の田んぼからお米を収穫して出荷するゲームです。
やや古めの日本のゲームの印象もありますが、イベントカードに一喜一憂でき、よくよく考えると農家って天候とＪＡ次第だよなぁっていうのが分かってくるゲームです（ほんとか

▼ゲームの概要

最初に各プレイヤーは一番下の部類の田んぼが渡されます。
以降各ラウンドに区切って、全員１手番ずつ行い、合計８ラウンド終わればゲームが終了します。その時点で最もお金を持っているプレイヤーが勝ちます。

最初に全員に及ぼすイベントカードを引きます。米離れやら、豊作やらです。これらは全員に影響します。
そして、アクションカードを引きます。このアクションカードはすぐに使うことも、後で使うことも出来ますが、使い捨てです。

また、アクションカードの山にはアクシデントカードも入っており、突然お金の支払いが発生したり、手番が飛ばされたりします。ひぃ。ぎっくり腰はしかたないね。

その後に、田んぼから収穫がありますが、ダイスを振ります。
田んぼによって特殊効果があったり、アクションカードから効果が合ったりして、増えたり減ったりします。最後にイベントカードから影響があり、それらの結果から収穫があります。

そして、それらの出荷です。１手番は１年なのです。
出荷しただけお金は儲かりますが、イベントでお金を収めたりしないといけないこともあるため、お米のまま持っておくことも必要です。

最後にお金で追加の田んぼを購入できます。田んぼの能力も色々あるため、それらを生かせるように買い集めることも必要ですし、時には転売も必要です(笑

こうして、手番が終わり、繰り返して８ラウンド終了後、お金を比べて最も持っているプレイヤーが勝ちます。

▼プレイの感想

コンポーネントがレーザーカッターで切ったもので結構豪華です。
その分箱は無いのですが、それを置いても結構いい感じです。

ゲームはイベントカードに一喜一憂するタイプのゲームなのですが、そのふり幅がものすごく大きい、特にプラスの方向に大きいため、突然ものすごい収入に襲われるときがあります(笑

アクションカードも強弱がかなりあるのですが、アクシデントカードが一定にやられたー、ぐらいで収まるところもあり、ストレスはあまり感じませんでした（それよりも追い上げが結構できることがある

ある意味、ダイス運のゲームと言えばそのままなのですが、どちらかと言えばイベントカードのゲームなのかなぁって（最後の計算時の差を考えると…