ラクソン午後くまさんのレビュー

デッドオブウィンターの世界での救出任務

単独プレイヤーです。

　デッドオブウィンターの世界。ソロプレイも対応の平和な協力ゲームです。
　割と短時間でまとまっているゲームでプレイし易いです。最初は面倒かなと思いましたが、実は単純なルールで管理されていて、カードフリップで運要素もありイキナリターン強制終了などもありますが、うまく協力できるとカードが纏まって消えて気持ち良い。パズル要素あり。

　箱が真っ黒で見た目で内容がまったくわからないですが、ストーリーはバイオハザード的な展開で、ご存じな方なら馴染みやすいわかりやすい。なんか製薬会社の陰謀がどうのこうのと、裏でストーリーも同時展開していきます。

　市中感染が広がる中から、非感染者を指定人数避難救出することが出来ればミッションクリア！でプレイヤー陣営の勝利となります。指定数の感染者が街にあふれてしまう、若しくは製薬会社の陰謀が最終段階まで進むと敗北してしまいます。

　ゾンビや保菌者は空爆で処理したりと、中々の規模で展開。非感染者の中にも過激派が潜んでおり、イロイロ邪魔したり思っていたより面白かったというのが感想です。プレイ時間も1時間以内と軽めな方でポイント高い。難易度はカード枚数で調整する事が出来ます。そこそこ難易度高めではあるので、クリアの手ごたえあり。

　ほぼカードで構成されている内容物、箱が無駄にでかい。タイルはアクショントークンだけで、カードゲームといっても良いのかも。持ち運びはしやすいです。

　本ゲーム登場キャラクター二人、KD・ジェイムズとメリル・ウルフを、本家デッドオブウィンターで使用することが出来るカードがおまけで同梱されておりお得感があります？。デッドオブウィンターは未プレイのままなので機会があればと思う。
キャラクター背景など情報が事前にあるならば、イメージ膨らませて楽しむプレイも良いですね。

　プレイスペースも単独ならそこまで広く広がることも無いです。協力プレイなので、一人で複数人プレイも問題ないです。ソロ専用ルールもありますが、通常ルールに少し条件がくわわるだけなので覚えるとプレイが速くなります。

　小さいサイズの人物カードを頻繁にめくったり山移動したりするので、プレイマット等があるとプレイアビリティ上がります。テーブルでそのままだとカードをうまく捲れないので駄目ですね。
　カードの仕様は、基本アイコンを見てなにをするか判断しやすいので、初回は覚えることに時間かかりますが、慣れるとスピードが上がりスムーズなプレイが可能になります。個人のアクションターンや細かい山の移動がちょいちょい見失ったり、カードフリップが増えてきて枚数や順番がわかんなくなったりした。ターンマーカーみたいなのを用意しておいて、何処まで進んだか整理しながら進めていきたいと思う。