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  • 1人~6人
  • 45分~60分
  • 8歳~
  • 2015年~

パンデミック:科学の砦garouandyさんのレビュー

164名
1名
0
1年以上前

パンデミック:新たなる試練の 拡張第二弾。

拡張第一弾「迫りくる危機」のアップデートもあるので
要素をフルに遊ぶ場合はこちらも必要になります。

新たなチャレンジとして

1.ソロプレイ
難易度に応じて都市カードが複数枚捨てられるのとCDCが参加します。
プレイヤーの手番の後に疑似プレイヤーのCDCのアクションが一つ入ります。

大抵はアクション1つ分の補助ですが、まだなっていない役職に転職出来るというのが大きいです。
状況に応じて次々に役職を変えながらプレイ出来ます。

ただ、セットアップ時の都市カード捨てが若干面倒な事や、
CDCの処理がやや特殊なので敷居は若干上がります。

ぶっちゃけると一人二役の方がルールの変更もないし練習にもなるのは秘密

色々役を変えながら遊ぶという点に価値を見いだせるかですね。
練習というよりはパンデミックのパズルを解いているような気になります。

2.チーム戦
ルールが半協力になります。二人一組のチームになって最初に目的カードを渡されます。
これによってチーム毎に治療薬の発見、根絶、基地の建設などの勝利点の比重が変わるので
それぞれのチームが何を目指すかが変わります。
もちろんゲームに勝つのは大前提。いかに目標を隠匿し、自チームに有利になるように立ち回るかが重要です。
相手チームのプレイヤーへのカードの受け渡しには1アクション余分にかかったり、チーム専用の基地も登場します。

行動がチーム単位になる(6アクションを二人でわけあう)、
エピデミックと同数のボーナスカード加えられる等の変更のおかげで通常よりも難易度が低いです。
加えて治療薬の発見が有利になりすぎないようにするためか勝利条件に3つのウイルスの根絶も加わります。
3つ目の治療薬の発見後は根絶を優先するチームが出てくるかもしれませんし
最下位濃厚と悟り、世界を道連れに全員敗北を目指すチームが出るかもしれません。
パンデミックのキモとなる他プレイヤーとの相談も他チームに悟られないようにしないといけないので
確実にいつもと違うプレイ感になります(相手チームに方針を聞くのはOK、チームメイトに手札を見せるのもOK、目的を聞いたり教えるのはNG)

…と、面白いチャレンジだとは思うのですがソロプレイ以上にルールの変更点が多いのと
パンデミック慣れしたプレイヤーが最低4人必要で、非常に敷居が高いのが残念。

3.研究所
今作のメインとなる拡張。詳細に関しては他の方がレビューでされているので割愛しますが、
個人的には好きなチャレンジです。

テンポが落ちてプレイが重くなる、治療薬が作りにくくなるので難易度が上がる、
配列カードの引きという運要素が増えるといった難点もあるにはあるのですが協力プレイとしてより奥が深くなり、
ウイルスの構造の解明、遠心分離機にかける、培養など世界観にマッチしたアクションが出来るのでリアリティーがでます。
最終的には一人が治療薬を発見するオリジナルと違い、全員が少しずつアクションを分担して作り上げていきます。
「パンデミック:完全治療」にも患者からサンプルを採取してそれを基に治療薬を作る要素がありますが、
こちらの方がより本格的です。都市カード5枚で治療薬の発見という要素に馴染めなかった人には嬉しいチャレンジと言えるでしょう。

また、一部の役割に研究所用のアップデートがあり、
中でも微妙能力でハズレ扱いされやすい「疫学者」が「ボーナスアクションでサンプルの処理を実行できる」という強みを得て救済されました。
また、純粋に必要となるアクションが増えるので「ゼネラリスト」も活躍できます。
ゲーム性の違いから「現地調査員」は救済されずにリストラの憂き目に遭いました。南無

その他
「迫りくる危機」のペトリ皿よろしく、治療薬のビン型のコンポーネントが増えます。
中々質感がいいのでこれをもってして完成したと思ってます。

総評
「迫りくる危機」と比べると、追加チャレンジにルールの変更点が多かったり
追加役割にクセが強めなので熟練者向け拡張ですね。
実際のところ私は「ソロプレイ」と「チーム戦」はほとんどやりません。
しかし、「研究所」だけでも拡張を買ってよかったと思えるほどの満足感はありました。

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山彦
仙人
garouandy
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