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  • 2人~5人
  • 45分前後
  • 10歳~
  • 2022年~
586名
4名
0
7ヶ月前

モンスターイーターは、パーティー(自分の部隊)を決めて、ダイスロールでダンジョンを攻略するRPG風カードゲームです。

元々は「モンスターメーカー」という作品のスピンオフとして作られた本作ですが、筆者はずいぶん昔に一回遊んだ程度でほとんど覚えていないため、比較するレビューは行えないのでご了承ください。

まず、本作には「ダンジョン飯」という原作漫画が存在します。

漫画に登場するキャラクターをそのまま登場させ、特性も各種パラメーターに反映されていて、ファンには非常に嬉しいゲームに仕上がっています。かと言って原作再現のためにゲームバランスが悪くなっているわけではないです。

ただし、ゲームの構造自体がカードの引きやダイスの運要素を強く取り入れたパーティー系のプレイ感を伴っているので、ガチンコユーロゲームが好みのかたにはそもそもあまり向かない、という事実は先に申し上げておきます。


ゲームはプレイヤーが手番を順番に繰り返し、特定の終了フラグが立ったところで最終得点計算をするタイプです。

手番では主に

・ダンジョンの攻略(戦闘)

・休憩

の二択があります。

ゲーム開始時に決められた自分のパーティーを使って、目の前にいるモンスターとダイスロールによる戦闘を行います。

戦闘は物理、魔法、スキルやアイテムカードを用いて攻撃力を計算し、最後にダイスロールをして規定の値に達していれば勝利となります。

目の前のモンスターがいなくなれば、ダンジョンをより奥に進められるようになります。

さて、戦闘に参加したキャラクターは負傷扱いとなり、戦闘不能になります。「食糧トークン」を使用することで回復しますが、本作はこの食糧トークンを得る方法に独特のルールがあります。

ひとつは前述した手番で、「休憩」を選択する方法です。

もう一つが、「狩ったモンスターを調理して食べる」というアクションです。

これは漫画で「食糧問題を解決するためにモンスター食いながら攻略しようぜ」という設定を体現したもので、なかなか良く再現されています。ルール自体はシンプルで、各モンスターを倒した時に、それに与えられた「調理値」以上の値になるようダイスロールを行い、成功すれば食糧と勝利点が手に入ります。

調理のし易さはパーティーでそれぞれ違い、多くの場合簡単には行きません。

漫画を知っている人に向けて言うと、ライオス隊だけ異常に調理値が高くて気持ち悪いです。あいつら狩ったやつ全部食ってるけど…みたいになります。そのぶんマルシルの魔法頼りで戦闘自体に苦戦するパーティーです。

このように、戦闘、調理、休憩、回復といったアクションを効率よく行って、ダンジョンを攻略します。

中ボスの「キメラファリン」を倒して上層から深層に移り、大ボスの「狂乱の魔術師」をいずれかのプレイヤーが討伐した時点でゲームは即終了となり、最終得点計算に移ります。


本ゲームの基本軸は、「カードの引き運」です。

ほとんどのアクションは手札で管理されるのですが、「ダンジョンを進めるカード」と「モンスターを他人(または自分)に出現させるカード」がどちらも同じ手札内に入ってきます。

これが良くも悪くもな部分で、ルールは複雑化せず一つの手札でやりくりできる手軽さはありますが、偏ることでどうしても不利になる場面が存在します。

「必要な時に必要なカードを引けた人が割と有利」である事は事実で、この辺のルールが許容できるかで好みが分かれるゲームです。ゲーム終了時に得点をダイスで決めるみたいなカードもあるので、ほんとに運の要素は強いです。

なので、本作は

・原作漫画をこよなく愛する読者

・カードやダイス運をワイワイ系ゲームとして楽しめる人

・ボードゲーム初心者で、戦略系ゲームで勝つ自信がない人

などにオススメしやすいかなと思います。結果より、過程にあるプレイヤー同士のコミュニケーションを楽しむ部分が、個人的には魅力だと感じました。実際、漫画を読んだことのない友人とも普通に夢中になって遊べました。

ダイス運に関しては、ある程度準備すればカバーできる部分なので、ここは周到に構えるか、運を天に任すかを個人の好みで選べます。

「調理だけやたら得意な主人公隊」「物理戦闘が得意なお兄さん隊」「バランスの良いおじさん隊」「回数制限のある強力な魔法を撃ちまくれるエルフ隊」など、個性豊かなパーティーでそれぞれ違った攻略法でダンジョンを進みましょう。

ダイスごろごろゲームとして普通に楽しいですが、やはり一番遊んでもらいたいのは原作漫画が好きな人です。キャラクター達の掛け声が聞こえて来そうなほど良く再現されたゲーム性なので、絶対にプレイして欲しいです。

コンポーネントはカードの他に両面で表示の違う食糧/コイントークンがあります。

やはりカードのイラストが非常に良いですね。久井諒子氏による書き下ろしイラストがキャラクター毎にきちんと描かれているので、原作ファンは嬉しさと驚きの大渋滞という感じで。とても良いものです。箱なんかもう最高ですよ…

ダイスやトークンといったボドゲらしさも醸し出してくれる、楽しいゲームです。


かなりパーティーゲーム寄りのバランス感覚ですが、漫画を知って、ボードゲームは初めてという人にもぴったりな作品かと思います。

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永翔
ばんけ
じむや
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winterkoninkske
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