マイボードゲーム機能「持ってる」「興味あり」など知人に共有できるコレクション管理機能。人数別や時間別などの並び替えも。
ボードゲーム発見機能マイボードゲームの登録データを統計分析し、未経験かつ未所有のおすすめボードゲームを自動抽出します。
レビューや日記の機能投稿した記事が読まれるたびに、通販でお得に商品を購入できるボドクーポンをGET! ハードル低めです。
コミュニティ機能専用掲示板・ボードゲームリストの合体機能が便利!公開コミュニティ、秘密のコミュニティ、設定も豊富。
ボドゲカフェ情報自分の「興味あり」「お気に入り」に登録したボードゲームカフェが提供するゲームが一目でわかるように。
通販ショップ国内主要メーカーや同人ゲームなど様々な商品をご購入いただけます。会員登録しないで購入することもできます。
  • 3人~4人
  • 45分~60分
  • 12歳~
  • 2016年~

モンスカートどじょうさんのレビュー

179名
0名
0
約5年前

「スカート」というトランプゲームを元にした3人用のゲームらしい。

4人でもできると書いてあるが、その場合1人はディーラーなので実質3人である。

スカート自体をプレイしたことがないため、どういうアレンジがあるのかはわからないが、

いわゆる「トリックテイキング」のゲームである。


トランプの4つのスートの代わりに火、水、風、土の4属性があり、

単なる数字だけでなくモンスターの絵が描かれているため、子供受けがいい(?)


4種の色があり、それぞれに1から7までの数がある。

それとは別に8から11までのカードが1枚ずつあるため、

計 4×7+4=32 となる。


基本的には4種のカードでの強さ比べとなり、

最初に出されたカードと同じ色のカードを出さなくてはならない。

例えば初めに赤のカード(火属性)を出された場合は、自分も赤のカードを出さなくてはならない。

他のカードが出したかったとしても赤のカードの中から選ばなくてはならないのだ。

ただし、もしも赤のカードを持っていなければ自由に出して良い。

出していいが、基本的には違う色を出した場合数字が大きくても負けてしまう。

最初に出された色の中で勝負するため、違う色の時点で敗北が決まってしまうのだ。


例外がある。

「強化属性」、いわゆる切札のことだが、

ゲームの初めに4種の属性のうち1種を予め決めておく。

その決められた属性は他の属性よりも強いため、数字が大きかろうが後から出そうが強い。

先程の例で言えば、初めに赤のカードを出された場合は赤のカードを出さなくてはならないのだが、

もし赤のカードを持っていなければ他の種類のカードが出せる。

その他の種類のカードがもし切札であれば、カードの数字に関係なく勝てる。

切札でなければカードの数字に関係なく負ける。そういうことだ。

8~11のカードがある、と言ったがこれらのカードは特殊で、「強化属性」と同じ属性になる。

「強化属性」が火のときは火のカード扱いをし、水のときは水のカード扱いをする。

(もし「強化属性」がない場合は、何の属性でもない扱い)


カードを出して勝敗を決めて、勝った人からまたカードを出して勝敗を決めて、

と繰り返し行って手札がなくなったところで得点計算を行う。


計算方法は、基本点数が「5~7のカードを取った枚数」である。

先述のカードの勝敗により、勝った人は場に出ていたカードを獲得するのだが(手札とは混ぜない)

そのうち、「5~7のカードを取った枚数」分が点数になる。


実はここまでが前置きみたいなもので、ゲーム開始時に自分が何点取れるか宣言をする。

つまり「5~7のカードを何枚取れるか」の宣言である。

時計回りに順に宣言していき、前の人よりも大きい数字を宣言していく。

「俺、5行くわ」「じゃあ、俺は6」「なら、私は9行こうかな」「じゃ、パスで」


大きい数字の宣言をしたくない場合はパスができる。

3人中2人がパスすると、その宣言を達成しようとする『挑戦者』と阻止する2人という対決になる。

挑戦者が宣言を達成したならば、挑戦者は他のプレイヤーからコインを奪う。

挑戦者が宣言に失敗したならば、挑戦者は他のプレイヤーにコインを支払う。

このコインのやり取りが最終的なゲームの勝敗を決めるものとなる。


挑戦者は貰うのも渡すのも2人分なのでハイリスク・ハイリターンであり、

阻止するのは常に自分以外の2人なので、1対2の不利な状況である。

よほど手札が良くない限り挑戦したくない。


そのため、挑戦者には2つの特権がある。

1つは「強化属性」を自分で選ぶ権利がある。仮にどれも選ばなければ代わりに+1点が入る。

もう1つは、カードを配った際に必ず2枚余りが出るのだが、その2枚を見て自分の手札と自由に交換ができる。もし余りカードを見ない(交換しない)のであれば、これも代わりに+1点が入る。

その点数と「5~7のカードを取った枚数」の点数が、自分の宣言した数字と等しいまたは超えていれば

挑戦者の勝利となりコインを貰えるわけだ。


ゲームの流れを整理すると、

1.カードを配り、自分の手札を確認する。

2.挑戦する点数の競りを行い、挑戦者を決める。

3.挑戦者が「強化属性」を決め、「手札交換」を行う。

4.カードによる勝負を手札がなくなるまで行う。

5.勝負の結果得たカードの得点を見て、宣言した点数に達したのか判定する。

6.判定の結果、コインのやり取りを行う。

7.1~6の行為を何度か行い、最終的にコインが多いプレイヤーの勝利。



このゲームの気になるところは、

『風と土の属性の色がまぁまぁ似てるので、まぁまぁ間違える』

『子供向けの絵柄なのに、子供にはやや難しい』

そして、『普通にトランプで出来ちゃう』


以上。

この投稿に0名がナイス!しました
ナイス!
大賢者
どじょう
どじょう
シェアする
  • 24興味あり
  • 72経験あり
  • 11お気に入り
  • 51持ってる
ログイン/会員登録でコメント
ログインする

どじょうさんの投稿

会員の新しい投稿