マイボードゲーム機能「持ってる」「興味あり」など知人に共有できるコレクション管理機能。人数別や時間別などの並び替えも。
ボードゲーム発見機能マイボードゲームの登録データを統計分析し、未経験かつ未所有のおすすめボードゲームを自動抽出します。
レビューや日記の機能投稿した記事が読まれるたびに、通販でお得に商品を購入できるボドクーポンをGET! ハードル低めです。
コミュニティ機能専用掲示板・ボードゲームリストの合体機能が便利!公開コミュニティ、秘密のコミュニティ、設定も豊富。
ボドゲカフェ情報自分の「興味あり」「お気に入り」に登録したボードゲームカフェが提供するゲームが一目でわかるように。
通販ショップ国内主要メーカーや同人ゲームなど様々な商品をご購入いただけます。会員登録しないで購入することもできます。
  • 3人~5人
  • 45分前後
  • 10歳~
  • 1992年~

モダンアートリンクス川越事業所さんのレビュー

365名
1名
0
3年以上前

【競りゲーといえばこれ】巨匠ライナー・クニツィアの代表作がひとつ。ボードゲームの歴史的な意味でも重要な作品だといえる。

「競り」というジャンルが生まれたのはこのゲームがきっかけで、
加えて言えば、クニツィアが巨匠として名声を得たのもこの作品の制作によるところが大きい。

モダンアートは競りによって絵画を獲得し、最終的には絵画の市場価格と手持ち現金とを合わせて所持金を最も多く持ったプレイヤーが勝利するというゲーム。

プレイヤーは順番に競売人となり、手札の絵画を競売にかけていく。
競売人以外はその絵画の買い手となり、オークションによって絵画を落札していく。
絵画は5人のアーティストによって描かれており、絵画が最終的にいくらの価値を持つのかはそのアーティストの絵画がどれだけ多く市場に出回っているかに依存する。

そのため買い手はその絵画がいくらの価値を持ちそうか、
場の絵画の出回り具合を見ながら相場観を考えていく必要がある。

入札方式はカードごとに決められており、方式によって駆け引きの仕方が変わってくる。
競売人はどれだけ値段を吊り上げられるか、
買い手はどれだけ買い叩けるかのせめぎ合いが面白い。
状況によっては競売人自身が絵画を競り落とすという選択肢も出てくるので、
シンプルかつ短時間で終わるゲームの割に考えることが多い。

「競り」というメカニクスはこのゲームを皮切りに1ジャンルとして確立され、
同時にライナー・クニツィアは競りゲームの大家として一躍有名となった。

ゲームとしての面白さはもちろん折り紙付き。
ボードゲームの歴史的にも重要な作品なので、気になった人はぜひやってみるといいと思います。

戦略性

★★★★★

洞察力

★★★★★ 

ワイワイ度

★★★★☆

オシャレ度

★★★☆☆

この投稿に1名がナイス!しました
ナイス!
AC T.T
仙人
リンクス川越事業所
リンクス川越事業所
シェアする
  • 1294興味あり
  • 3617経験あり
  • 1166お気に入り
  • 2715持ってる
ログイン/会員登録でコメント
ログインする

リンクス川越事業所さんの投稿

会員の新しい投稿