クズーカうらまこさんのレビュー

劣悪な環境の動物園から脱出するべく、動物たちが協力するが言葉(鳴き声)が違うのでコミュニケーションが絶望的なスタート。

猶予は7日間(7ラウンド)で、それまでに脱出しなくてはいけません。

動物たちは特殊能力があり、ネイティブに日本語を話すワシが居たり、ナマケモノは寝たりヘビは手札のカードを全て捨てて、1枚少なく山札から引くとかできます。

ゲームは、配られた手札内容を相談せずに手番で

「みんなでこの色は、このぐらいの枚数はあるだろうってマスに自分の動物コマを置く。」

「号令をかける。」

のどちらかと

「特殊能力を使用(任意でラウンド中に1人1回使用可)」

を使用します。

カードは6色あって、色ごとにカード枚数が違うのとカードは配り切りではなく、あまり配られないので主張によっては「その色では進めないのでは？？」とかなるのと、1人が赤が多いと主張してるのに、他で青が多いを主張していると「誰の主張が脱出の近道だ？」となります。

脱出するのは、1日目でも可能は可能なんですが全員の手札の色が偏っていないと厳しいです。

このゲームは、レベルアップの要素があり脱出できなくてもキチンと誰かが主張した色の枚数のマスで号令(全員の手札を公開)して、枚数以上あれば成功。

マスにある星の数だけ経験値を獲得し、ゲーム難易度に応じて、一定の経験値を獲得するとレベルアップをします。

レベルアップすると全体の手札枚数が増えるのと、公開される場札(プレイヤーの脱出に必要なカードに含まれる)の枚数が増えて脱出しやすくなります。

7ラウンド以内に脱出できればいいので、4〜5ラウンドぐらいはレベル上げメインかな。

号令して、主張した色の枚数と全員が公開した手札＆場札の枚数が一致していると経験値を獲得できる他にオールマイティカラーのカードが山札に追加されるので、脱出の確率がより上がります。

号令に失敗すると、ホンマになんの成果も得られませんでしたになるので失敗はできるだけ避けたいけど我々は日本語は話せない動物なので難しいね。

6ラウンド目に実は脱出できた流れもあったができず、7ラウンド目も選択次第で脱出もできるチャンスがあり、難易度高めでちょうど楽しめたかな。

突っ走るかゆっくりするかに脱出パーティーにより、より難易度が変化して協力ゲームとしてオススメでした。