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  • 2人~4人
  • 45分前後
  • 14歳~
  • 2018年~

カマクラコレクションレモネードさんのレビュー

139名
4名
0
約2年前
レーティングが非公開に設定されたユーザー


ちょっと前に、初めて家族で鎌倉に旅行に行きました。

鶴岡八幡宮の段葛を歩いたり、銭洗弁財天でお札を洗ったり、 

小町通りで食べ歩きしたり、鎌倉の大仏さんを見たり、楽しかったなー


ってことで、そういえば鎌倉のゲームがあったかも?

しかもテーマは観光・・・、即、買っちゃいました。

ドラえもん好きがドラえもんのゲームを買うような感覚。

で、早速、小4の息子と嫁さんと3人でプレイました


これ、なかなか楽しいゲームでした。

ゲームをしてると、旅行した思い出がオーバラップ、

実際に観光した風景が蘇るってゆーか、

旅行した時の家族のうちわネタで盛り上がり、

旅の思い出を保管する観光ゲームそのもの


でもそれだけでなく

お互いに邪魔しあいながら

鎌倉の街を皆がアチコチ観光めぐりで競争し、

どこをどんな風に観光すればよいか

頭を使って戦略を練ることもできるゲームでもありました。


もーちっと詳しく説明しますと、

まず、鎌倉の主な観光地を網羅したメインボードがありまして、

全員、鎌倉駅と北鎌倉駅に自分の駒を1個ずつ置きます。

つまり1人、2つの駒を動かすわけです。

旅の仲間ってことです。


で、ボードの主な観光地のマスには、観光チップが2つずつ置かれていまして

各チップには得点が記載されてます。

あと、途中の道のマスには食べ歩きチップが置かれていて

ここにも得点が記載されてます。

ちなみに食べる歩きチップには鳩サブレーとか全て絵が違います。


ようは、自分の駒をチップのあるマスまで移動させ

そのチップを集めて、合計得点を競うってゲームです。


ではどうやって、自分の駒を動かすか?チップを獲得するか?

そこに、このゲーム独特の工夫がなされています。


メインボードとは別に、散策ボードなる円形のボードがありまして、

ここに9つのアクションマスがあります。

自分の番になると、そこに1人1個しかない猫の駒を置き、

そこのアクションをするってゆう

ワーカープレイスメントらしいことをします。


つまり移動に置けば、メインボードの駒が移動し、

チップ獲得に置けば、自分の駒が観光チップ上にいればチップを獲得できます


9つのアクションには

3つの移動マス、3つの観光チップ獲得マス、休息、人力車、タクシーがあります。


なぜ、移動マスが3つもあるかとゆーと、

メインボードの観光マスは3色に分かれており、

観光マスと同じ色の移動のアクションマスでなければ、

その観光マスに移動できないとゆうわけです。

(ちなみに道のマスはどの色の移動アクションマスでも移動可能)


メインボードの移動は基本的には1アクションで1マスのみで、

メインボードの各マスは1駒だけしかいられません

(鎌倉駅と北鎌倉駅だけは例外で複数駒を置けます)


もし、移動先のマスに誰かがいると、スキップして移動しますが、

その移動先が観光マスなら、当然、その色の移動アクションマスに

猫駒を置く必要があります。


これは3色ある観光チップも同様で

自分の駒が観光チップ上にいる状態で、

同じ色の観光チップ獲得アクションを選択した時のみ、

その観光チップをゲットできます。

(食べ歩きチップは単にそのマスに移動すれば自動で得られます)


各アクションマスは誰かの猫がいれば、そこを選ぶことはできず、

自分の番になると必ず、自分の猫は違う場所に置き直さなくてはなりません。


これらの仕組みにより、当然、お互いの邪魔しあいが

自然発生的に起こります。


例えば、北鎌倉駅のすぐ横には

緑色の銭洗弁財天とゆう観光マスがありますが、

誰かがいきなり先に緑の移動アクションマスに猫を置き、そこに移動すれば

他の者はもうそこに行くことはできず、

他の行動をしなくてはなりません。


なので、うわー、ここで長谷寺行きたかったのにー、行けねーとか

高徳院の観光チップをゲットするつもりだったのにー、できねーなど

互いのインタラクションでゲームが盛り上がるって寸法です。


観光地は全部で18か所あり、

遠くに行けばより高得点の観光チップが得られますが、

ただ、やみくもに観光チップを集めたらいいってもんじゃありません。

そこにも、仕掛けがあります。


各自、個人ボードを持ってまして、

そこに観光チップや食べ歩きチップを置くマスがあり、

獲得したチップはそこに置いていきます。


そして、獲得した観光チップを置く場所は全部で8マスあり、

誰かが全部置ききればゲーム終了です。

18種類(各種類2個ずつ)もある観光チップのうち、わずか8個なので

ゲーム終了は意外と早いです。


ノンビリ観光なんて考えて、食べ歩きばっかしてると、負けちゃいます。

でも、即効、何でもいいから8ヵ所観光するんじゃい!

って単純な事でもないんです。


実は観光チップは

獲得した順で1個目と8個目、2個目と7個目、3個目と6個目、4個目と5個目の

色をそろえれば、ボーナス点が入る仕組みになっておりまして、


他にも3枚ほど公開されてるモデルプランカードがあり

ここにも色や場所の条件により獲得できるボーナス点が記載されています。

(例えば特定のチップ3枚を持っていれば5点など)

モデルプランカードはゲームプレイ毎にランダムに公開されるので

それでリプレイ性を出してるって感じ


食べ歩きチップは得点自体は少なめですが

沢山集めるとボーナス点を得られたりします。


あと、アクションマスで休憩を行えば

ゲーム中、1点を得られます。


これらの多彩な得点獲得システムと

アクションマスの配置による行動制限により

いま、どの観光地に向かえばいいか、おのずと

自分なりの戦略が浮かんできます。


観光チップの色をそろえるのか、モデルプランのボーナスを狙うのか

高得点を集めるのか、誰よりも早く集めてゲーム終了を狙うのか

しかも、邪魔しあいで途中の計画変更もありえます。


さて、アクションマスの残りはタクシーのマスと人力車のマスですが

人力車は色関係なく問答無用で2マス移動できるとっても便利な移動マスで

行きたい場所の色の移動マスを誰かに取られてる時とか、

一挙に進みたい時に便利です。


タクシーマスはタクシーカードをなるものを1枚獲得するマスです。

(ゲーム開始時、各自に密かに1枚ずつ獲得してます)


タクシーカードにはある特定マスへ直行する効果が書かれていて

自分の手番に、通常のアクションマスを使用しない宣言することで使用できます。


カードに描かれてるマスはボード上で車のマークが書かれたマスで

高得点の光明寺へ直行などがありますが、

どの場所のカードを獲得できるかは、カード運しだいって所です。

(ゲーム中の運要素はこの部分だけかな)


これも緊急時の移動などに使用したい所ですが

実は、目的地の観光チップを持ってる状態で

そのタクシーカードを最後まで所持してると

特定のボーナス点を得られるルールになっていて、

わざと使わずに獲得する得点カードでもあるのです。


実際のゲームプレイでは

結局、食べ歩きばっかしてたオレがビリになり

嫁さんが8枚、観光チップをそろえて優勝しました。


息子は嫁さんとわずか1点差で

もう1枚タクシーカード引いてたら,勝ってたのにーと

チョイ悔しがっていました。


んで結論

鎌倉旅行して→このゲームをプレイは、楽しい

以上です。隊長。

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ボードゲームワイワイ
荏原町将棋センター
びーている / btail
Hiroshi Kawamura
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