ハンニバル＆ハミルカレビュー評価など1件（Hannibal & Hamilcar）

　『Hannibal & Hamilcar』はTAHGC と Valley Gamesから初版(1996)と第2版(2007)が出版されていた『Hannibal』の第3版と、父親のハミルカル・バルカが主役の第１次ポエ二戦争(前264〜241)を題材にした新作の『Hamilcar』をセットにした2in1です。付属のハードマップは両面印刷で、『Hamilcar』の方が描かれている範囲は狭いのですが、第2次ポエ二戦争(前219〜201)を扱う『Hannibal』には存在しない海上移動ルートが設定されているため、海軍関係のルールがかなり増えています。にも関わらず、ルールブックは共通なので、『Hannibal』の未経験者では内容を理解しにくいでしょう。本作ではローマ軍14体と、カルタゴ軍10体の将軍を、台座部分に能力値を刻印したミニチュアで表すこともできます。しかし、登場する将軍自体は２つのゲームで、のべ44人【註：その中の2人は拡張キットとして発売されました】にも及ぶので、ハンニバル・バルカのように同じ能力値の別人が存在せず、ミニチュアの造形を特定できる数人以外は、『Hamilcar』と『Hannibal』では異なった人物を表すことになります。

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投稿者：chaco

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テーマ/フレーバー

舞台の時代背景	古代（Ancient）
政治経済/各種産業	政治（Politics）
その他のコンセプト	ウォーゲーム（War Game）

メカニクス

頻出するメカニクス	ダイスロール（Dice Rolling）エリアマジョリティ（陣取り）（Area Majority / Area Control / Area influence）
移動に関する仕組み	接続マスへの移動（Point to Point Movement）
プレイヤーの干渉/影響アクション	バトルカード（攻撃値-防御値）（Battle Card Driven）

作品データ

タイトル	ハンニバル＆ハミルカ
原題・英題表記	Hannibal & Hamilcar
参加人数	2人用
プレイ時間	40分～200分
対象年齢	12歳から
発売時期	2018年～
参考価格	未登録
関連作品	ハンニバル＆ハミルカ：失敗の代償（拡張）（2018年）ハンニバル＆ハミルカ：マケドニアの太陽（拡張）（2018年） + 1作品

クレジット

ゲームデザイン	マーク・シモニッチ（Mark Simonitch）ヤロ・アンドルシュキェヴィチ（Jaro Andruszkiewicz）
アートワーク	バテク・ジェドゼイスキー（Bartek Jędrzejewski）パヴェウ・クロフスキ（Paweł Kurowski）ラファル・シマンスキー（Rafal Szymanski）
関連企業/団体	ファランクス（PHALANX）アシンクロンゲームズ（Asyncron Games）クラニオ・クリエーションズ（Cranio Creations）

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