ハッククラッド午後くまさんのレビュー

スコアアタック

単独プレイヤーです。ハッククラッド、ソロプレイが可能で戦略シミュレーションという売り文句が気になっていました。パッケージの敵を倒せばクリアかなと思いきや、攻撃してダメージを与えたりMAPに落ちた得点ポイントを集めるのが目的みたいです。

内容物

　カード類とMAP、キャラクターボード、コマたち。キャラクターと敵アクスタは別売でした、公式サイトで販売あったので気になる人は是非。アクスタが有ると雰囲気は上がる、なくてもなんら問題なしです。

　カードはキャラクターごとに種類がわかれていてデッキ構築して敵キャラクターを攻撃する事が出来る固有スキルになってます。宝石みたいなんが敵を攻撃すると落下する得点ポイントで沢山集めると勝ち。

　一人～最大4人プレイ可能です。

　フェイズが細かく分かれていて、初回プレイ時はなんだかメンドウだなって印象を受けましたが、慣れてくると割とスムーズにすすめていけました。9ラウンドと時間も決まっていて伸び伸びになることもないです、ここは良いポイント。プレイは運要素が少なく、デッキをドラフトで育てつつ、極力運要素を取り除いていく流れ。読みあいが必要になるのは容易に想像できるルールとなってますね。あくまでスコアアタックが目的て敵を倒す事は出来ない模様、その為プレイヤーによっては明確な達成目的が無く少し消化不良な感じはあるかも。公式サイトでストーリーや後日談的なものを読むことできますので、設定重視な方は世界観を知ってからはじめましょう。

　プレイヤーボードがダブルレイヤーになってるのでキューブなどが動きにくくて便利。しかしながらキューブに対してマスのサイズが緩めで、少し当たるとマスから飛び出てしまう、もう少しキツメのが良かったのではとプレイ中ずっと気になってしまった。宝石がきらきらしてて雰囲気いい。小さな子は誤飲しそうな感。

　ソロプレイの場合は他人数プレイ時とルールが一部変更になり、敵（クラッド）のアクション予測が一部隠匿されます。そんな影響で読みがずれるので運要素が上がりました。手番スロットも一度選択した場所は選ぶことが出来なくなります。

　所感としまして、結局デッキ構築がメインのスコアアタックげー。世界観が作り込まれているのでストーリー性があって、ゲームバランスも良い感じで評価高めも納得かも。ソロプレイも割と短時間で楽しめますし、キャラクターものやデッキ育成好きならプレイおすすめ。

余談

　別売の設定資料集。設定に拘りを感じる、拡張もアナウンスあったので期待する。

　表紙に先行公開のカード5枚おまけで付いてますが、帯に両面テープ固定なので取り外しに苦労します。帯にノリが残るのがスゲー残念。カードはホログラム処理してあってセットのカードと微妙な色味違いがあるので混ぜてしようするには片面メクラなスリーブ利用が必要になりそうです。