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  • 2人~5人
  • 30分~50分
  • 10歳~
  • 2016年~

ハビタッツ荏原町将棋センターさんのレビュー

167名 が参考
2名 がナイス
約1ヶ月前

打倒カルカソンヌの一番手として、タイル配置の王者に挑んでいるハビタッツ(ハビタット)。第三版で完成形となりました。個人的には、カルカソンヌをすでに凌駕しています。

カルカソンヌよりいいと思う点は、

・盤面にミープルなど何も置かない

・配置するタイルがめくり運ではない

・悩ましい、難しい

もちろん運重視であれば、これは関係ありません。ただ私は、「最後、残っている姫路城めくった方が勝ち!」のような展開バランスが苦手です笑。かと言ってシステムを複雑にすると、カルカソンヌそっくりのコーンウォールにしても、ハビタットそっくりのサンタモニカにしても、小物パーツを扱うことにより、サクサク感を失ってしまうのが残念です。


ハビタットは、序盤、戦略はありません。基本、動物を生息させるようタイルを配置していくだけです。目標はこれ一つと考えても大丈夫です。

タイルは4種類あり、草タイル、森タイル、水タイル、土タイル。手番になったら、共有のタイル場からミープルを1マス動かし、そのタイルを取り、自分の公園に配置します。ミープルが進める範囲は縦横1マス。今いた場所、つまり真後ろには行けません。左に行ったらミープルの向きも左に向けて置きます。そして、今いた場所にタイルを補充します。(ここがめくり運と言えます)

↑ タイルを取得するための共有の場。足元には行けないので実質3択。ただし4辺にいる場合の次の選択肢は2択、角に行った場合の次の選択肢は1択だ。でも、選択肢があるだけで、運要素は減るのだ。ミープルを立たせると訳が分からなくなる笑


タイル配置は、個別です。各プレイヤー、スタート時、動物公園の正面入口タイルが置いてあり、ここから接するように置いていきます。

↑ 土タイルが正面入口。その上の犀鳥(ホーンビル)は、水辺と森林2個分と草原が生息地として必要。そして今、犀鳥の周りのタイルに、その条件が整ったので5VPを得る(終了時)。この時、自分自身のタイルの色は勘定に入れない。犀鳥の森林の2個は、右隣のインパラとその下のイボイノシシの森林である。このように接していなくても繋がっていればいい。左上にいるオリックス(gemsbok)は、草原3枚に接してはいるものの白鳥の横の土タイルには接していないとみなされる。このような間接的な繋がりはカウントされない。白鳥は水2個に接しているとみなされる。トンボも生息。動物は、配置する時は逆さに置き、生息が確定された時、向きを正面に戻す。


植物も存在し、これは無条件に終了時1VPが入ります。昆虫も存在し、植物を必要とします。写真上のアゲハ蝶は、植物3個と接しているので生息し、5VPを得ます。なお、イボイノシシはタイル最大の6VP。条件が全4種類なので4辺全て義務的になり難しいのです。

得点源タイルは、動植物以外に、監視塔と観光客と引込線があります。写真下の監視塔は、一直線状に見える動植物から1VPを得るというもの。ただし、生息していないハイエナはカウントされず、現時点では4枚分の4VP。観光客は、同色タイルをくっ付けたり、あるいは点在させたりして得るVP。引込線は、一見、道路同士を繋げたくなりますが、反対で、道路以外の辺(小さい四角マーク)を全て接するだけでVPを得るというもの。道路部分にはどんなタイルも置けません。簡単にVPを得ますが配置に制限が生じてくる楽しいタイルです。

タイルのVPは、カルカソンヌのようにその都度入るものはなく、ミープルもなくタイルを置くだけなので、サクサク進みます。唯一、途中でVPが入るのが目標タイルです。このゲーム、手番は18〜21ターンあるのですが、それを3年に分け、1年ごとに目標タイルがあります。内容は、全て分かりやすいものばかり。

↑ 目標タイルのVPはプレイ人数によって変わるが、基本、達成内容1位のプレイヤーに大量VPが入る。ハビタットの初版では、この目標タイルが1枚ずつだったため、「トップの3+4+5VPなんか要らない」プレイが有効で、目標タイルは無視されやすかった。第三版では(第二版は知らないが)2枚ずつになったので、今度はトップと最大24VP差となってしまい、絶対に無視できなくなった。


このゲーム、戦略は1つで、「できるだけ沢山の動物の生息地を作る」です。唯一、別の戦略があるとしたら、中盤不利になった時に、目標タイルのトップに狙いを切り替える戦略です。

不利になるとはどういうことか。生息させるためのタイルがなかなか手に入らない状態です。最初の写真で言うと、この場はとても厳しい場で、水タイルがたった1枚しかありません。このような状態になった時、水を必要とする動物達は全て生息できなくなるわけで、この状況が続けば投了級です。こうなると水タイルの奪い合いになります。写真は茶色の手番なので、茶色プレイヤーは無事水タイルを取りますが、黄色プレイヤーはその時補充されるタイルが水になれ!と前の手番から茶色の後ろでストーカー行為をしているわけです。ちなみに、自分の縦横に相手ミープルがいた場合、その方向は行けなくなるわけではなく、ジャンプすることができます。

という奪い合いやカットが起こるので、配置タイルを取るのにもインタラクションがあります。場に出ている土地タイルが偏っている場合は、要注意です。その時は1色のタイルを見捨てるような方針が必要です。

終了時のVP足し算は、大変そうに見えますが、生息していない動物は逆さになっているので、全然大変ではありません。

私はこのゲーム、ぜひお子様のいるご家庭にオススメしたいです。足し算、生物学、そして英単語までマスターできます(本当に)。と言いつつも、知育ゲームとは言いたくありません。長年に亘りタイル配置の王座に君臨しているカルカソンヌに、令和になってそろそろ退いてもらうぐらい威勢がいいのが現れなくては。ハビタットはそれができる、それに値するゲームの一つではないかと。

この投稿に2名がナイス!しました
ナイス!
大石獅子雄
つっちー
荏原町将棋センター
荏原町将棋センター
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運・確率2
戦略・判断力5
交渉・立ち回り0
心理戦・ブラフ0
攻防・戦闘0
アート・外見4
作品データ
タイトルハビタッツ
原題・英題表記Habitats
参加人数2人~5人(30分~50分)
対象年齢10歳から
発売時期2016年~
参考価格未登録
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