フラッシュポイント：ヴェテランと救助犬（拡張）chacoさんの戦略やコツ

　「救助犬(Rescue Dog)」は1ターンに12APを使用可能で、消防士達とは異なって６ポイントまで保持することができます。但し、実行できるのは移動だけで、炎のあるマスには進入できず、扉や窓を開閉したり、梯子を使用することもできません。その代わり、隣接マスにある未確認の関心マーカーをAPの消費なしで確認することが可能であり、4APを消費するものの、要救助者と一緒に隣りのマスへと移動することもできます(『Tragic Events』で登場したコストが2倍になる連中は8APが必要で、危険物は不可：酸素吸入中の患者とは移動できません)。また、２APを消費することで、救助犬単独なら、損傷した壁を通り抜けられるのです。以上が「救助犬」に関する基本的なルールですが、もう一つの使用方法が存在しています。消防車と同じ場所に４保持ポイントを持った消防士が居る場合で、２APを消費して「救急隊員」に役割変更したのなら、このターンに６ポイントと次ターンに4ポイントを消費できることになります。ところが、役割変更で「救助犬」を選択して、そのターンには何もしなかったとしましょう。「救助犬」なので６ポイントを全て保持できます。次のターン開始時に「救助犬」は合計で18ポイントを保有しているわけですが、2保持ポイントを消費して「救急隊員」に役割変更します。すると役割変更後は以前のAPを引き継ぐため、消防士が保持できるのは４ポイントまでと言う制限も守った上で、合計16ポイントを消費できるのです。正直言って、ルールの穴だとは思いますし、自分自身も含めて、未だに実行したプレイヤーを見たことはありませんが、犬好きのゲーマーに言わせると、1ターンかけて‘もふもふ’ちゃんと戯れたら、６ポイント分程度のアドレナリンが湧くのは当然だそうです。他のプレイヤーに引かれても良いと思えるなら、使ってみて下さい。