ボードゲームが止まらない!
巨匠ライナー・クニツィアの作品の中でも、最もシンプルなゲームの1つです。とても手軽に楽しめて盛り上がる、でも時には考えさせる、そんなゲームです。
全員6枚の数字カードを手札として持ちます。自分の番が来たらカードを1枚以上真ん中に出し、その値の合計を宣言します。この時、2枚以上出すときは、全て同じ数のカードでなければいけません。また、宣言する数は前の人より大きな値にしなければいけません。出し終わったら山札から手札を補充して、手持ちを6枚に戻します。
前の人より大きな数を出せなかったら(あるいは出せるものの出さないことを選択したら)、そこまでに真ん中にたまったカードを引き取って、手元に積まなければいけません。この枚数=マイナス点です。できるだけカードを引き取らないようにしなければいけませんが、カードがイマイチな時に無理に頑張って、何周もしてから結局引き取ってしまうなら、少ない内に一度引き取って、手元の小さい数字を出す、というような選択も重要です。勝負するかどうかを決めるときには、他の人のカードの出し方や表情から、他の人の手持ちや心情を推理するのも大切です。数字を少しずつ上げれば小さい数を使えますが、一気にあげれば他の人があきらめて引き取るかもしれません。
山札がなくなったらゲーム終了です。手もとに積んだカードが一番少ない人の勝ちです。引き運も小さくないゲームですが、スピーディな中に考えどころもあり、入門編としてお勧めです。より実力勝負をしたいときには、人数と同じラウンド数遊んで合計点を競うか、少人数で遊ぶのもよいでしょう。
いずれか1人の手札が無くなったら、ゲーム終了で、引き取ってきたカードと残った手札の合計枚数が一番少ない人の勝利です。
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タイトル | エスカレーション! |
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原題・英題表記 | Escalation! |
参加人数 | 2人~6人(15分前後) |
対象年齢 | 10歳から |
発売時期 | 2007年~ |
参考価格 | 未登録 |
ゲームデザイン | ライナー・クニツィア(Reiner Knizia) |
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アートワーク | ベス・トロット(Beth Trott)長谷川 登鯉(Tori Hasegawa) |
関連企業/団体 | ニューゲームズオーダー(New Games Order, LLC)ワン・モーメント・ゲームズ(One Moment Games)ズィーマンゲームズ(Z-Man Games) |
レビュー 11件
- 109名に参考にされています投稿日:2020年07月06日 20時48分
どんどんカードの数値を積み上げていき、出せなくなったプレーヤーがカードを回収。最終的に多く回収したプレーヤーの負けとなります。ルールは簡単。だけど、あえてカードを回収するなど戦略やカード運があるためドキドキの勝負となります。値段もお手頃なので、オススメします!
Miyさんの「エスカレーション!」のレビュー - 85名に参考にされています投稿日:2020年06月20日 21時11分
累計失点で競うルールで戦略的に!?クニツィアの数比べゲーム【ざっくり解説】クニツィアの数比べゲームで、1~13のカードを使って数比べしていきます。同じ数字のカードはまとめて出すことができるので6を4枚で24とかにすればかなり強くなります。1~7で使えるワイルドカードもあるので、低い数字と高い数字は枚数が少なく揃えにくくにそれぞれ価値があります(1だけはどうしようもないですが(笑))。手札管理と失点をどの程度許容するのかでプレイが変わるリスク管理の要素のあるゲームです。1プレイは非常に短いので運要素は強いのですが、気軽に楽しめます。【長所】とにかく手軽!数比べのゲームでルールも少なく、非ゲ...
マクベス大佐@ボドゲブロガーさんの「エスカレーション!」のレビュー - 97名に参考にされています投稿日:2019年06月29日 06時56分
ボードゲームを1,000個以上持っているユーザー視点で良かった点と悪かった点の両面から紹介します!手札から前の人が出したカードの数字より大きくなるようにカードを出していく面白いカードゲームです。ルールが非常に簡単なので、初心者の方に説明しやすいです。テーマとは全く関係ないプレイ内容です(笑)。一気に大きな数字を出して回避、もしくは少ないうちに引き取っておくなど、ちょっとした駆け引きが楽しめます。基本的にカードの引き運に大きく作用するので、ちょっとした息抜き程度に遊ぶといった活用がいいかもしれません・・・好き度(Like)▶3pt.≪★★★≫おすすめ度(Recommended)▶3pt.≪...
オグランド(Oguland)さんの「エスカレーション!」のレビュー - 262名に参考にされています投稿日:2019年06月26日 14時19分
巨匠ライナー・クニツイァ作品。ゲームはとてもシンプル。一人6枚の手札があり、大富豪のように前の人が出した数よりも大きな数をだすこと。ただし、幾つがルールがあります。まずカードの数は1~13までしかありません。特殊な1~7までに置き換えれるカードやパスできるカードもあります。各数の枚数はバラバラです。13は1枚しかありません。勝利条件は、場に出されたカードを一番多くもっている人です。カードの出し方がとてもユニークです。例えば、1番目の人が3という数をだしたら、次の人は4以上しか出せません。でも、その人は4は持っていませんが、2のカードを2枚もっています。その時、2のカード2枚を出して『4』...
ボドゲ好きのてんちゃんさんの「エスカレーション!」のレビュー - 187名に参考にされています投稿日:2018年06月03日 21時44分
簡単なゴーアウトゲームでボードゲーム初心者とプレイするには最適。ライナー・クニツィア作品。ルールは各自6枚手札をもって前の人より大きい数字を出す。(出したら出した枚数分、山札から手札に補充し、常に6枚の手札になるようにする)出せない、もしくは出したくない場合は場の札(1枚はマイナス1点、5枚ならマイナス5点)をとって手札にはいれないでまとめておく。同一カードであれば何枚でも一度に出せて数を足した数で出せるところがポイント。(5が3枚数なら15としてだせる)山札がなくなり、誰かの手札がなくなったら瞬時に終了、その時の手札は1枚1点のマイナスとなり、今まで取ったカードと枚数を合算する。マイナ...
m1114toyさんの「エスカレーション!」のレビュー - 219名に参考にされています投稿日:2018年05月23日 22時12分
多作で有名なライナー・クニツィア作の手札コントロール系のお手軽カードゲーム。インストは簡単だしカードデザインも良いので、ゲーム初心者と遊ぶにちょいちょい使います。基本的な場にある数字よりも大きな数字を出す。これだけ。場の数よりも大きな数を出せないと、場に出ているカードをペナルティとして受け取ります。ただし、同じ数字のカードを複数出すことで大きな数字にすることが出来るので、もう自分に手番が回ってこないだろうと思って安心していると度々痛い目にあいます。ただ、手札は6枚しかホールドできないので、あまり手札のコントロールができるわけでもなく、ペナルティのダメージコントロールしたとしても、ダメな時...
Masayuki Kunimitsuさんの「エスカレーション!」のレビュー - 188名に参考にされています投稿日:2018年02月25日 20時28分
2人でプレイした感想です。ライナー・クニツィアがデザインしたカードゲームで、1〜13までの数字カード各4枚と、自分の手番を飛ばすパスカードが2枚、1〜7までであれば好きな数字になるワイルドカードが2枚の計56枚でプレイします。各プレイヤーは、開始前にカードを6枚ずつ手札を渡され、残ったカードは山札とします。始めのプレイヤーは好きな数字を出して、次のプレイヤーは前のプレイヤーが出した数字を上回る数字を出さなくてはいけません。また、出す際の数字カードは、同じ数字なら複数枚出せます。上回る数字を出せば次のプレイヤーに手番が移りますが、出せなければ場に出ているカードを裏向きに引き取らなくてはいけ...
Nobuaki Katouさんの「エスカレーション!」のレビュー - 212名に参考にされています投稿日:2017年12月22日 12時15分
7/10一時期、昔さながらのウノや大富豪の如く、友人とやりまくったゲーム。ルールはシンプルで、前の人よりでかい数字を出して、出せない(もしくは意図的にパス)場合は、今出されているカードを全て失点(1枚1失点)として、自分の手元に置き、失点が少ない人が勝ちのゲーム。大富豪の特殊ルールなしで、出せなかったら失点バージョンといえば、わかりやすいが、特筆すべき点もいくつかある。まず、このゲームではカードの数字はトランプと同じで1〜13まであるのだが、枚数配分が違う。基本的には数字がでかくなるほど、枚数が少なくなっており、これは同じ数字を出すと足し算して、出すことができるため。例えば、7が2枚であ...
白州さんの「エスカレーション!」のレビュー - 171名に参考にされています投稿日:2016年06月27日 19時29分
ライナー・クニツィア作の2~6人用カードゲームです。カードの種類は1~13の数字が書かれたカード、1~7ならばどれでも好きな数字を選べるワイルドカード、自分の手番を飛ばせるパスカードがあり、各人6枚の手札を持ちスタートプレイヤーから順に前の人よりも大きい数字のカードを出していきます。スートはありません。前の人より大きい数字のカードを出せなくなった人が場に出ているカードを全部引き取り、それが失点となります。ただし足して前の人より数字が大きくなるなら同じ数字のカードを何枚プレイしてもOKってところがこのゲームの肝かな?小さい数字複数枚ならまだなんとか大丈夫だったりするけど、いきなり10を3枚...
ちゃいさんの「エスカレーション!」のレビュー - 133名に参考にされています投稿日:2016年06月19日 10時38分
順番に前の人より大きい数の数字カードを出していき、出せなかった人がたまったカードを引き取る、シンプルなゲームです。気楽なパーティーゲームかと思いきや、手札が悪い時にいかに大負けしないように(小さく負けて)弱い手札を消化して回すか、というハンドマネージメントのゲームです。難しくはないんだけど、じわーっとゲームやってる感があるゲーム。派手ではないです。複数ラウンドで合計点でやった方がいいですね。
sokuri3510さんの「エスカレーション!」のレビュー
リプレイ 1件
- 137名に参考にされています投稿日:2018年06月09日 15時40分
(リプレイ)5人で5回をプレイ。全員始めてだがルールも簡単で初心者でも馴染めるゲームだった。結果は『ままちゃん』が最後の回で逆転勝ち。途中まで『ゆぽんぷち』が独走していたが4ラウンドで大量のマイナス点をとってしまい失速。2-7の数字を集めてまとめてだせるか?まだ出せるカードがあっても場札が少ない時にあえてカードをとるか?(この選択が一番難しい)。Passカードも場札がすごく多くなってきたときに最後の手段で使うなどをからめていけば勝率が上がるような感じです。今度は、上記戦略を取り入れてやってみよう!
m1114toyさんの「エスカレーション!」のリプレイ
戦略やコツ 2件
- 33名に参考にされています投稿日:2019年06月29日 06時58分
同じ数字のカードであれば、一度に複数枚を場に出せるので、うまくカードを貯めて活用するといいかもしれません!
オグランド(Oguland)さんの「エスカレーション!」の戦略やコツ - 94名に参考にされています投稿日:2018年06月03日 21時49分
(戦略)2-7の数字をいかに複数集めて、一度にだすようにする。Passカードは最強なんで場札が10以上になったときにつかう。19,20ぐらい出せばほとんどの次の人はだせないので、ここら辺の数字まで同一カードを集めれば最強。
m1114toyさんの「エスカレーション!」の戦略やコツ
ルール/インスト 1件
- 73名に参考にされています投稿日:2020年08月16日 08時21分
ライナークニツィア氏のお手軽カードゲーム”エスカレーション:ESCALATION!"。大富豪のルールに近くルール説明が容易なゲームです。日本語版は日本専用のイラストで様々なゲームのコマが描かれています。どれが何のゲームか分かると少しうれしくなります。全てわかると相当のゲーム通ではないでしょうか。<ゲームの準備>・全てのカードを良く混ぜて裏向きの山札を作ります。・各プレイヤに6枚の手札を配ります。・各自自分の手札を確認して適当な方法でスタートプレイヤを決めます。(複数回プレイする場合は全員がスタートプレイヤになる様に順番に交代します)<勝利条件>引き取った失点カード枚数+手札の残り枚数が最...
PETさんの「エスカレーション!」のルール/インスト
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play:gameのレビュー記事2010.07.03https://www.gamers-jp.com/playgame/archives/000936.html#escalation(記事より抜粋)理論上の数値合計は42が最高値、そして36、35、32、30、28、26・・・という順番ですが、現実的には20以上だと大体誰かがパスをします。誰か一人でもパスをすれば良いのでそれほど高い数値合計を狙う必要はありません。3人だとその辺りの読みが大切で、なかなか緊張したゲームとなります。(筆者追記:3人が一番おすすめです)
けがわさんの「エスカレーション!」のレビュー